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姫の握る正義の刃

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:ゆい

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.03.19






私の名前は近藤ユラ。
フツーの中学1年生。





フツーな
スクールライフを
送っています。





しかし、その「フツー」は、
変わってしまったの。





ある日のこと。





私は帰り道、ピンク色の
光の中に吸い込まれた。





「きゃあ!
なんなの、これ!?」





気がつくと
そこはお城の中。





前には女王様らしき人が
玉座に座っていた。





「ユラさん。
ようこそニコ王国へ。
私は女王のリナよ。
よろしくね」





「あっ・・・はい!
よろしくお願いします!」





「わたくしは
執事のナルミです。
よろしくね」





「よろしくお願いします!」





「僕は国王のナオヤ。
よろしくな」





「よろしくお願いします・・・
ところで、みなさまは
どういう要件で
私をココに送ったんですか?」





「事情を話すと
長くなるけど、
まぁ聞けば分かるわ。
実は貴方、
この国の救世主なのよ」





「私が・・・救世主?」





「実はこの国、
危機に陥ってて・・・」





「危機・・・ですか?」





「ああ。今年、ANSAKI、
MAHOKANA、MEACOCO、
SENAWAKAといった
国民的スター達が誘拐されていって、
ついにはうちのプリンセス・ナナと
騎士コウショウも誘拐されて。
この間は、アム外交官が
やられてしまったな。
そして、この王室の占い師・
セイカに聞いたところ、
この国を救うのは、君しかいないって」





「そんで、行くのは私ですか?
剣とか使ったことありません・・・」





「大丈夫よ。
我が王家に伝わる
伝説の刀があるんだから!
出発は1週間後。
いい? それまで訓練場と
部屋を使わせてあげるから!」





「は・・・はいっ!
承りました~!」





そうしてきつ~い
訓練が始まった。





しかし、私はその課題を、
1つひとつこなしていった。













・*・―――・*・―――・*・





出発前日。





王家の皆さまと一緒に
出発前の晩餐会。





とても豪華で
美味しい食ことだ。





「ユラ。あなたは
この国の英雄になるんだから。
頑張ってね」





「はいっ!
頑張ります!」







そして出発の日。





たくさんの人達に見送られ、
私は森へ出発した。





伝説の刀を携えて。
白銀の鎧に身を包んだ私。





伝説の刀には、
ピンクの持ち手に何やら
不思議な魔法陣がついている。





刃は金色に
ピカピカ輝いてる。





剣を携えて、
堂々と森を進んでいく。





進んだ先に、
不思議な砦があった。





「ココだ!
行こう!」





私は決心して
砦に入った。





そこには大きな監獄があり、
中にはたくさんの人が
囚われていた。





アイドルか
モデルらしき人が6人、
お姫さまらしき人が1人、
騎士らしき人が1人、
スーツを着た女性が1人。
全部で9人。





もしかしたら、私も
囚われてしまうかも・・・





「おいおい、
なんで来てるんだ、
テメェは誰だ!」





「私はこの国の騎士、ユラです!
今すぐあの人達を解放してあげて、
あなたの名前を名乗り出て
自首しなさい!」





「そんなことは不要だ!
今すぐ真面目に監獄に行け!!
さもないとこのナイフで
ぶっ殺すぞ!」





「そんなことは
できません!」





シャキーン!





「おまえも持っていたのか。
しかたない。
名前を名乗ってやろう。
俺は、ヨシトだ!」





「ええい!」





剣を振り上げた。





「や、やめろ!
かんべんしてくれ!」





幸いヨシトと
囚われていた人たちは
ケガせずにすんだ。





「みんな!
私についてきて!
ヨシトさんもおとなしく
ついてきなさい!」





お城に戻った。





すると王家の皆さんが
祝福してくれた。





そして、ヨシトさんは
逮捕された。





女王様から
感謝状を頂いた。





そして、
自分の部屋に戻ったら、
騎士コウショウがいた!





「すみません。
突然ですが、
貴方のことが好きです!」





「?」





「はい・・・
貴方の行いには、
騎士として、人として
本当に感謝しています」





「はい!
ありがとうございます!
告白もOKします!」





謎の世界に
連れてこられたと思ったら、
まさかのハッピーエンド。





私、いい勇者に、
なれましたかね?
ふふっ♪







*end*

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