秘密の寄り道

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:くれよん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.03.15

やっほー!
私、近藤ユラ!
中学2年生です!





今夏休み中だけど
少し気分が憂鬱、、、





なぜなら2日後に
学校でプールがあるから!





プール自体は
自由参加なんだけど





うちの親が厳しくて
強制参加させられます泣





私は、体育の授業は
一通り大嫌いで
中でも水泳がいちばん苦手。





やっと25m泳げるかな
くらいの実力だ。











・*。・ 2日後 ・。*・





ユラ「ついにこの日が
来てしまった、、」





ついにやってきてしまった
プールの日。





目覚めた時から
気分が沈んでいる。





仮病を使ったり、
お母さんにバレないように
サボろうと考えたけど
後々のことを考えると
ビビりでもある私には
無理だった。





準備を終え、いやいや
行こうとしてた時
家のインターホンがなった。





お母さん「ユラー!
レンくんよー!」





尋ねてきたのは
うちのお隣さんであり、
幼なじみの内田レンだった。





ユラ「レン! どうしたの?」





レン「お前んとこのかぁちゃん
厳しいからどーせユラ、
プール行かされるだろうなー
って思って。
だから、一緒に行こうぜ!」





その言葉を聞いて
私は一気に気分が上がった。





なぜなら
レンが好きだから。





ユラ「わざわざありがとう!
荷物もったら行くね~」





2人で世間話をしながら
学校に向かう。





これが楽しい!





帰りも一緒に帰ることを約束し、
それをモチベに
プールを頑張った。





レン「ユラ~、おつかれ!」





ユラ「レンもおつかれー!」





レン「ねぇねぇちょっと
寄り道して帰らない?」





ユラ「えー!?
制服着てんだよ?
先生にバレたらどーすんの?!」





レン「大丈夫だって!
行こうぜ!」





ユラ「ちょっ!」





私はレンに腕を引っ張られ、
進んで行った。





腕を引っ張られるのなんて
初めてだから
とてもドキドキした。





着いたところは
小さい頃によく来ていた
川だった。





ユラ「うわー! 懐かしい!」





レン「だろー?
あと、これ!」





レンはアイスを
差し出してきた。





ユラ「ありがとう!」





レン「今日は俺の奢りだ!」





ユラ「ありがとうー!
ほんと懐かしいねー、
色々この川で遊んだなー!
中学生にもなると
川で遊ばないもんね笑」





勝手にレンと2人きりだと
解釈してて
いま、心臓がバクバクだ。





川のせせらぎの涼しさが
頬をつたる。





ユラ「なんか2人で
並んでアイス食べてるなんて
カップルみたいだね、
なーんて笑」





レン「え、?
俺もうユラと
付き合ってると
思ってたんだけど、、」





え!? 今なんて言った?





ユラ「え?
もう1回言って?!」





レン「だから!
俺はもうユラの彼氏だと
思ってたんだけど、、」





うそうそうそ!
何だこの漫画みたいな展開!





レン「幼稚園の頃からずーっと
ユラのこと大好きだよ。
ちゃんと言うね。
ユラのことが大好きです!
俺と付き合ってください!!」





ユラ「私もレンのこと
大好きだよ! 喜んで!」





その日の帰り道は
恋人繋ぎで帰って行った。





他に浴衣で夏祭りや海、
プールに2人で行けて
最高の夏休みになりました!







*end*

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