Love Forever

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:希代実

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.10.22

「ねぇねぇ、
このコーデはどう?」





「うーん、ちょっとイマイチ」





「うそー!
もう、思いつかないよ~~(~_~;)」





こんにちは!!
私、近藤ユラです★





今日は親友のユズと
お買いもの。





実はユズとユズの彼氏、ナツと
Wデート計画を練っていたの!





私が気になってる人がいるって
言ったら、誘ってくれたの!





こんなチャンス、見逃せないよ。





あ、ちなみに私が好きな人は
幼なじみの前川タスク。





タスクは年上だし、
カレカノとかになれるなんて
思った事なかった。





でも、気持ちは伝えたいんだ。





「あ、このコーデは良いじゃん!」





「うん!
じゃ、これに決めた!!」





会計を済ませると、
私達はスタバに行った。





「ついに明日だねっ」





「うわー、緊張するよ」





「大丈夫だって!」





ユズも、
以前同じ部活のリミ先輩との
Wデートに誘われて、
成功したのだ。





「じゃあ、明日
10時に駅前集合ね!」





「うん、明日ね」





ユズは知らないんだけど、
実はまだタスクを
誘っていない!





だから、今から
タスクん家行くんだ。





お隣さんだしね。





ピンポーン。





「はい」





「あ、私。ユラだよ」





タスクの親は
海外にずっと住んでて、
今は1人暮らしなんだ。





だから、いつもお弁当とかは
私が作ってあげてる。





「待ってて。
今、お茶入れてくる」





「うん」





バクバク・・・





言えるかな。





うん、よし!
勇気を出して。





「ね、タスク!
明日あいてる?」





「明日ー?」





「そう。10時から
ユズと遊ぶ約束してるんだ。
ぜひ、タスクもって言ってて」





あーウソばっかり。





私が一緒に
行きたいだけなのに。





「オッケ。
明日あいてるから、行けるわ」





「やった。
じゃあ連絡しとくね」





ラインでユズに連絡すると、
やったねと返事がきた。





「遊園地だからね」





「おー! 楽しそうだな」





「うん。
ジェットコースター乗ろうね」





タスクに勉強教えてもらってから、
その日は帰った。

















―――― 次の日 ――――





ピンポーン。





「はーい!
ママ、行って来るね!」





「行ってらっしゃい、
気を付けてね」





新しく買った洋服に
バッグに靴。





少しでも
好感度アップを目指して。





「おまたせ、タスク」





「おぉ。
ユラが女に見える」





「もー、何それ!」





なんだ。
可愛いって言って
欲しいのに。





ポンッ。





不意に頭を軽く叩かれた。





「バカ。
可愛いって意味だよ」





カアあああ。





ヤバい。
超嬉しい。





顔に気持ち出ちゃうよ。





「ほら、行くぞ」





「うん」





タスクがのばしてくれた手を
ぎゅっと握る。





ずっとこうしていたいな。





「来たー!!」





「ヤバい、超楽しそう!!」





私とユズの女子組は
スッゴク盛り上がっていた。





それとは逆に男子組は、
というと・・・。





「もう、そっちも
盛り上がろうよ!」





「女子といると疲れるわー」





「それ、どーゆー意味!?」





ユズとナツが
言い合いをしている間、
私とタスクは一緒に笑ってた。





「痛っ」





やば、新しい靴はいたせいで、
くつずれしちゃった。





結構血出てるな。





「どうした」





タスクが心配そうに
私の顔を覗き込む。





「いや、大丈夫!」





「・・・・・」





しばらくの沈黙があった瞬間、
急にタスクがかがんだ。





「どうしたの?」





「ユラ、
お前くつずれしてんじゃん」





「あ・・・まぁね。
新しい靴で」





「のれよ」





タスクがかがんで、
背中を指差す。





「え、重いよ私」





「いーから!」





恥ずかしいけど、
私はタスクの背中に
しがみついた。





あったかい・・・。





「よし、行くぞっ」





「うん」





「ったく、ユラも
そんな高いヒールなんて
はくなよ」





「え・・・」





「痛そうなの、
気付いてたから」





ウソ・・・。





タスク、
心配してくれてたの?





「ありがとう」





「じゃ、次、
なに乗ろうか・・・」





と言った目の前に
あったのは観覧車。





「よし、観覧車乗ろう!」





「え・・・」





「俺とユズ、ペアな」





「もちろん!」





「あ、待って」





と言っても遅かった。





2人はさっさと
乗ってしまった。





私はドキドキして
チラっとタスクを見た。





「仕方ないね。
ウチラも乗ろうか」





私が歩き出した瞬間、
タスクに腕をつかまれた。





「これはやめとこう」





「え・・・」





「これが
時速200キロとかだったら、
楽しいだろうけど」





「そんなんじゃ、
景色見れないじゃんww」





沈黙。





「いいじゃん、乗ろうよ」





「いや・・・」





そっか。





好きでもない人と
乗りたくないよね・・・。





あれ、涙が。





「おい、ユラ!? 大丈夫か」





「ほっといてよ!」





タスクの手を
叩いてしまった。





嫌い。
こんな自分が大嫌い。





タスクの表情が
かたくなってく。





「ゴメンっ」





私は走り出した。





期待してた私が
バカだったんだ。





きっとタスクには
好きな人がいて、
その人との“初めて”を
したいんだ。





私じゃないんだ・・・。





「謝ろうかな・・・」





トイレで散々泣いて、
空を見上げた。





「空みたいに、
心が広い人になりたいなぁ」





その時。





「ねぇ、女の子」





振り向くと、
不良っぽい男の人が
5人ぐらいいた。





これってナンパ?





「1人でしょ?
今からどっか行かない?」





「いえ、結構でっウプッ」





口をふさがれた!!??





「おい、連れて行け」





「んー! んー!」





助けて、タスク!!



















・*。・ タスク ・。*・





「ユラ、遅いな」





どこ行ったんだ、あいつ。





ユラと一緒に
観覧車に乗りたくないわけじゃない。





ただの高所恐怖症なんだ。





恥ずかしくて、
言えるわけないだろ。





「タスクくん!」





「ユズちゃんどうしたの?」





「大変なの!
ユラに何回も電話してるのに、
出ないの。
そしたら、こんな画像が・・・」





「これって・・・ユラじゃん!」





「誰かにつかまってるんだよ」





「縄でしばられてるし・・・
ユラちゃん、ナンパされたんだ」





「とにかく! 探し出そう!」





「ナツとユズちゃんは
一緒に探して!」





「了解っ。
見つかったらラインするね」





お願いだ、ユラ!
無事でいてくれ・・・!

















・*。・ ユラ ・。*・





「ん・・・」





ここはどこ?





「お目覚めですか、お嬢ちゃん」





この人たちっ。





そうだ。
さっきナンパされて、気絶して・・・。





「おい、この女どうする」





・・・





「とにかく、
あそこに連れて行こうぜ」





「そうだな」





えっ、
どこに連れてかれるの!?





もう、ヤダ。





助けてっ、
誰かーーーーーーーーー。





バンッ。





「お前ら!
そいつから離れろ!!」





「チっ、見つかったか」





「あいつをやっつけろ!」





だめ・・・タスク!





タスクと男の人たちが戦う。





「クソっ、覚えてろよ!!」





男の人たちは、去って行った。





タスク・・・。





「ユラ! 大丈夫か!?」





口と体を縛っていた縄を
といてもらった瞬間、
力が抜けて、床に倒れてしまった。





「タスク、ありがとう」





安心したのか、
大粒の涙がボロボロ
出て来た。





「本当にありがっ」





ギュッと、
体を引き寄せられた。





「バカ! 心配したんだぞ!!」





「ごめんなさい」





「お前になにかあったかと思うと、
心配で心配で・・・」





え・・・。





まさか、
私の事を思って・・・?





「私、タスクのことが好き」





「俺もだ、ユラ。
てか、先に言うな」





「大好きっ!!」





しっかり抱いてくれる
タスクの体にしがみついた。





「おめでとう!」





いつの間にか、
ユズとナツが
後ろに立っていた。





「良かったな~タスク!
ユラちゃんのこと、
ずっと好きだったもんな」





「え、そうなの?」





「言わせるな、バカ・・・」





照れてるタスクも
大好きだよ!





「ねぇ、タスク。
さっきはなんで観覧車、
一緒乗ってくれなかったの?」





「それは・・・
俺、高所恐怖症なんだ」





「えーっ!? タスクがぁ~」





そうだったんだ。





そうなら、
そう言ってくれたら
よかったのにな。





でも、いいや。





そういうところ、全部含めて
タスクが好きなんだもん!





「ユラ。これ、
受け取ってこれないか?」





「これって・・・!」





ペアリングだぁ!!





「ずっと俺の彼女でいて下さい」





「はいっ!」





この恋は
始まったばっかり。





始まりはこの日。
終わりはないよ。





永遠に大好きだよ!





~LOVE FOREVER~





☆END☆

*ニコ学名作リバイバル*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

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