香れ! 幸せと共に・・・

CAST深尾 あむ深尾 あむ

作者:ラプルんん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.10.01

あー今日もいい香り!





「あむー
こっちの水やり
お願い!」





「あむー
床に葉っぱ
落ちてるぞー」





「はーい!」





朝から
両親の手伝いで
大忙し!





今日から新学期なのに
バタバタさせてもー!





「いってきまーす!」





新中学2年生
深尾あむ。





両親は、お花屋さんを
やってるから、
私の家がお花屋さん!





毎朝手伝いばかりだけど、
あの空間が
大好きなんだよねー。





1輪1輪、
花の香りが違って、
みんないい香りをしてるの!





小さい頃から
ずっとお花が好き。





今日は、朝から
クラス替えの名簿が
昇降口に貼ってある。





私の名前、、、





たくさんの生徒がいるなかで
自分の名前を探すのに一苦労。





あった!





ガーン





まわりに、仲良しの子
全然いないじゃーん!





教室に入るともう、
グループは
できている気がした。





とりあえず
自分の席に着く。





「あの、そこ
俺の席なんですけど、、」





「あっ、ごめんなさい」





「あっ、いや大丈夫。
俺の右側の席だよ。
隣だね、
丸田れおんっていうんだ!
よろしく」





「深尾あむ!
よろしくね!」





始業式が終わって
教室に向かう時、
れおんくんが前から
向かってきていた。





「どこ行くの?
教室はあっちだよ!」





「先生から
頼まれごとで、、」





「あっそーなんだ!
頑張って!」





「おう!」





れおんくんと
すれ違ったその時だった。





グイッ





え?





れおんくんが
私の腕をつかんだ。





そして、私の顔まで
れおんくんの顔が
近づいて来た。





どーゆーこと?





その距離は、
もう1cmもなかった。





それから、
れおんくんが
私の頭に顎を乗せた。





何これ・・・





ラブストーリーとかで
見るやつ!





顔近すぎて、・・・





私の顔
絶対真っ赤。





れおんくんの顔は、
よく見ると
イケメンだった。





それから、
れおんくんは
1歩下がって言った。





「すごくいい香りがする、」





「え? ホント?」





「お花の香り」





「そーう?」





「うん! この香り
俺も気に入った!」





そーゆーことか!





なんか、
ドキドキした。





れおんくんもすごく
いい香りがしたなー。













*。・ 次の日 ・。*





「お花ちゃん、
おはよー!」





「へ?
誰のこと?」





「え?
深尾さんのこと」





「なぜそんな呼び方、
・・・?」





「いいお花の香りが
したから、」





「なるほど、」





面白い子だな!





「あのね、
いい香りがするって
言ってくれたのは、
たぶん私の家がお花屋さん
やってるからだと思うよ!」





「へー! いいな!
毎日、お花ちゃんみたいな
香りがかげるって幸せだね!」





「今度、私の家に
来ていいよ!」





「ホント?
やったぁ!」





なんか
可愛い感じの子だなぁ、
れおんくんって。













*。・ 数日後 ・。*





「いらっしゃいませ!」





「あれ?
お花ちゃんは?」





「お花ちゃん?」





「あっ! れおんくん
来てくれたんだー!
ありがとー!
あっ、お母さんに紹介するね、
こちら今、隣の席の
丸田れおんくん」





「あらっ!
そーなの
よろしくね」





「はじめまして。
このお花綺麗ですねー」





「そーでしょ、
自慢の花なのー!」





お母さんとれおんくんは、
気が合うみたいで
楽しそうにしゃべっていた。





あー仕事、仕事!





「わっ!
この花、可愛い!
お花ちゃんが育てたの?」





いつの間にか、
隣にれおんくんが
きていた。





「これはね、
すずらんって言うの!
可愛いでしょ!」





「うん! 可愛い!」





「私が1番好きな花で、
唯一、この花だけ育てるの
任されているんだ!」





「へー!
すごい!」











・。・。・。・。・。・。・。・。





これをきっかけに、
れおんくんとは、
たくさん話すようになった。





そして、
私のお花屋さんの
常連さんに!





そんなある時、
いつものように花を見ていた
れおんくんが、





「来る時に
可愛いすずらん
見つけたんだー!
見に行こう!」





「へー! 見たい!
行こ! 行こ!」





「これこれ!」





「えー可愛い!」





「でしょ、
お花ちゃんが、
喜ぶと思って」





優しい・・・





「あのさ、これ!
あげる!」





そういって、
れおんくんが
ポケットから
何かを取り出した。





「はい! これ!
プレゼント!
俺と仲良くしてくれたお礼」





そういってくれたのは、
すずらんの香りの
香水だった。





「なんでこれを?」





「俺、夏休みに
引っ越すんだ」





「え、そーなの?
なんで? どこに?」





急に言われたから、
戸惑いを隠せなかった。





「お父さんの仕事の事情で、、、
滋賀から福岡に、、」





「遠いね・・・」





「うん。だから、
今度いつ会えるか
わからないから
最後にプレゼントでもって
思って、」





「ありがとう」





「俺のお母さん、
香水関係の仕事してるんだ。
だから、すずらんの香りがする
香水頼んで、作ってくれたの」





「そーだったんだ。
だから、れおんくんも
いい香りがしたんだ!」





「それとね、もう1つ
伝えたいことがある」





「何?」





「すずらんの花言葉
知ってる?」





「分からない・・・」





「再び幸せが訪れる
っていう意味なんだよ!」





「そーなの?」





「うん。だからね、
その俺、お花ちゃんが
ずっと好きだった。
明るく話しかけてくれるところとか、
優しいところも全部。
でね、引っ越すってことになって
1番に頭に浮かんだのは、
お花ちゃんだった。
ずっと一緒にいたお花ちゃんと
お別れなんてしたくなかった。
でもね、お花ちゃんが
大好きって言ってた
すずらんの花言葉を見て思ったんだ、。
この、すずらんでまた、2人の幸せが
再びやってくるといいなって」





私の目は、
もう涙目だった。





言葉を返すことが
できなかった。





「今まで、ありがとう。
すずらんでまた、
幸せを贈ろうね!
お花ちゃんっ!」





「私もね、れおんくんのこと、
大好きだよ!
いつも、いつも、
頭の中にいるのは
れおんくんだった。
だからね、お別れするの
すっごく寂しいし、悲しい。
でもね、すずらんの
花言葉のようになりたいね。
絶対に再び幸せが
きっと訪れるよ!」





「うん!」





すずらんの花言葉。





・。+ 再び幸せが訪れる +。・







*end*

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