あむの突然恋した話

CAST深尾あむ

作者：あかねニコラ大好き

2019.07.20

キーンコーンカーンコーン。

あむ「もうチャイムなった。
行かなきゃ」

申し遅れました。
私、深尾あむ。
中学３年生。

成績はいつもトップ。

メガネをいつもしてるから
地味って思われてる。

だから友達もいない。

逆にそっちの方が
気楽でいいなー!!

だけど・・・
あんなコトが起こるとは・・・

あむ「よしっ、
図書室行こ」

たかと「深尾ー」

あむ「なに？」

たかと「今回のさ試験範囲、
一緒に勉強しようよ」

あむ「は、はい？
わ、私じゃなくて
他の人とやれば？」

たかと「冷たいなー深尾」

な、何よ！
急に話しかけてきて・・・

ドキドキするじゃないの。

なな「ちょっとー。
深尾さん。
なにたかとくんと
喋ってたのー??
たかとくんは
うちらのもんだから！」

あむ「別に・・・」

なな「なによ、こいつっ!!」

この子は
野崎ななさん。

クラスのリーダーかつ
可愛くてモテてる。

ハァ。
私は何の取り柄もない。。。

先生「今回の試験範囲は
～～～です」

キーンコーンカーンコーン。

たかと「深尾ーっ！
さっきの試験範囲、
忘れちゃったよ。
教えて！」

あむ「えっ？」

たかと「いいだろぅ、
お願い!!」

あむ「しょ、しょーがないなー。
ハイ。これ
メモしたやつあげるよ」

たかと「わーありがと。
助かるわ！」

あむ「じゃ、そゆことで」

ドキドキする・・・・・・

バタッ

あむ「たったかと。
て、手帳落ちたよ」

え？
これ、、、
私があげたメモ。

ハートのシールで、、
はってある、、、

たかとくんの手帳に。

え、、、？

たかと「見られちゃったか、
深尾！
俺、深尾のことが好き」

あむ「・・・たかとくん・・・」

たかと「俺と・・・
付き合ってくれ!!!」

あむ「う・・・んっ！
いいけど、、
その代わりちゃんと
勉強してよねー？
先生の話も聞くんだよ!?」

後ろからハグされた。

あたたかい。

これが、あむの、
突然恋した話。

＊ｅｎｄ＊