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しょーがないくらいに、あなたが好き。

CAST工藤 唯愛工藤 唯愛

作者:紗江

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.02.18

こんにちはっ!
私は、工藤ユア!
高校1年です!





?「ユアー」





ユア「ユアン!」





ユアン「数学の教科書、貸してよ」





ユア「いいけど」





今、教科書を貸した人は、
私の幼なじみの、西ユアン。





よく忘れ物をして、
隣のクラスの私に借りにくる。





幼なじみだけど、
実は私の初恋の人でもある。





でも、ユアンにはフラれてる。





自分の気もち告ってないのに、
なぜかわかる。





ユアンは、私の親友の
国本ひまりが好きみたい。





そして、ひまりも
ユアンが好き。





この恋は、
両想いなのである。





私は、ユアンのことを
今は、幼なじみとしか
思えなくなってきた。





ただの、幼なじみ。















*・*・・・*・・・*・*





ひまり「ねぇねぇ、
ユアンくんって、
いつも何しにくるの?」





ユア「何しにって?」





ひまり「だーかーらー、
いつもユアに
話しかけてくるじゃん。
その時」





ユア「別に、
教科書貸してるだけだよ」





ひまり「ユアにー? 私はー?」





ユア「さーぁね?
告ってみれば
変わるんじゃない?」





ひまり「告る?」





ユア「そう。
自分の気もちを伝えるの」





ひまり「わかった!
私、告ってみる!」





ひまり、告(い)うんだ・・・





告って、つきあうんだ・・・





なに、私!





別にユアンのこと、
好きじゃないのに!





ユアンは、幼なじみだし・・・





まして、親友の
好きな人なんだから。















・。・。・。 翌日 。・。・。・。





ユア「なに、これ?」





私の下駄箱に
紙切れが1枚。





――――――――――――――
放課後、旧校舎裏に来てくれ。

    1‐4 松瀬ダイジ
――――――――――――――





ノートの端を破ったような
紙切れに、不格好な字。





とりあえず、
行ってみよーっと!















・。・。・。・。 放課後 。・。・。・。・。・





ダイジ「ユアさん!
こっちです!」





ユア「あっ!
・・・・んーとぉ・・・」





ダイジ「ダイジって、呼んで」





ユア「なんでしょう?」





ダイジ「好きだ。
ユアさ・・・あっ、ユアが」





ユア「私を? 好き?」





ダイジ「ああ」





ユア「でも、私・・・」





ダイジ「もし、ユアが
俺を好きじゃなくても、
俺がユアを好きにさせる」





ユア「・・・・・」





ダイジ「どう?
俺と、つきあってみない?」





つきあってみるだけなら、
いいよね。





ユア「じゃあ、
よろしくお願いします」





ダイジ「よっしゃー!
よろしく!」





なんか、かわいいなぁ。















・。・。・。・。 帰り 。・。・。・。・





ユア「私ね、ダイジと
つきあうことになったの!」





ひまり「え! そーなの!
おめでとう!
・・・ていうか、
ダイジって誰?」





ユア「1‐4の子。
かっこいーんだよ!」





ひまり「へぇー。
そーなんだ・・・」





ユア「ん? どーしたの?
暗いじゃん」





ユア「・・・・って、
あ! ひまり、
どーだったの!?」





ひまり「・・・・フラれたよ。
きっぱり」





え! うそ・・・





ひまりがフラれた!?





ユアンって、ひまりが
好きなんじゃなかったの!?





ユア「え? どうして?」





ひまり「どーだろーねー・・・
って、知ってるけど。
でも、つきあいホヤホヤの
ユアの前では、言えない」





ユア「え? なんで?
言ってよー!」





ひまり「その、ダイジって人にも、
迷惑がかかるかもしれないよ?」





ユア「なに?
なにを言ってんの?」





ひまり「・・・・・ユアンは、
ユアが好きなの」





ユア「・・・・・え? 私!?」





ひまり「私が告ったら、きっぱり、
俺はユアが好きなんだって、
言われたよ」





うそ・・・





なにそれ・・・・





ひまり「・・・・ユアは、
ダイジ君とつきあうの?」





ユア「・・・・・うん。
もう、断れないでしょ?」





ひまり「断れない?
断れないからなに?
ユアの本当の気もちは、
なんなの?」





本当の気もち・・・・





ユア「・・・・・ユアンが・・・
好き・・・」





ひまり「・・・・うん。
それがユアの本当の気もち。
なら、ダイジ君と
つきあってる場合じゃないじゃん」





ユア「ごめん、ひまり!
私、行ってくる!」





そうだ!





私は、ユアンが好きなんだ・・・!





早く、早く、早く・・・・





走らないと・・・・





ユアン、待って・・・・!















・。・。・。・。 ひまり 。・。・。・。・





ひまり「ユア、行っちゃったなぁ・・・
はぁーあ!
私の恋、完全に終わったー」





ポロポロポロ・・・・





ひまり「雨・・・?
・・・・・違う、涙だ・・・」





ひまり「よーっし!
新しい恋、見つけよーっと!」















・。・。・。・。 ユア 。・。・。・。・





ユア「ユアン! 待って!」





ユアン「ん?」





ユア「私・・・!
ユアンが好きです・・・!」





ユアン「・・・・あはははっ!
俺もー。
俺も、ユアが好きだよ」





ユア「本当・・・?」





ユアン「ああ、
そーに決まってんじゃん!」





よかったぁ・・・・















*・*・・・*・・・*・*





次の日。





しっかり、ダイジにも
『つきあえない』と、断りました。





ユアン「ユアー。教科書、貸してー」





ユア「はいはい」





今は、恋人の、ユアン。





忘れ物をしたときに、
私に借りにきてくれて、
うれしいです。





しょーがないくらいに、
あなたが好きです!







*F i n*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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