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100点満点の恋

CAST工藤 唯愛工藤 唯愛

作者:しずたん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.09.12

私は、ユア。





ナツ「君が好きです」





でも、そのナツ君は、超ドS。





まあ、そこが
好きなんだけどねっ。





ナツ「おはよ~、ユア」





ユア「おは~」





そこまでは、いいんだけど。





ナツ「ユア、
オレのこと好きだろ?」





ユア「は? いつもそれ?」





そうです。
両思いなんです。





でも、まだ彼女って
認めてもらってないんです、
なぜか。





ナツ「でも、彼女には
してやらねーからなっ」





ユア「なんで?」





ナツ「彼女として、
100点満点じゃないし」





ユア「なんなの?
100点って。
テストあるの?」





ナツ「おれの中でな」





ホント意味わかんない。





でもやっぱり、認めてもらいたい。





100点とりたい・・・





友達に相談すると。





友達「なんかやったら?
ドSが喜ぶこと」





ユア「何したらいいか
わかんないよ~」





友達「それじゃあ
大きな声でこくったら?」





ユア「はずい~」





友達「だいじょうぶだって。
絶対喜ぶよ」





ってことで、
告白することに。





相手は、ナツ君だから
どう思うか全然わからない。

















*。・ 休み時間 ・。*





心臓がばくばくするけど、
やるしかない。





100点取りたい!





ユア「す・・・」





言いかけようとしたが、
休み時間なので、
みんなの話声で
消されてしまった。





でも、ナツ君は
気づいてくれた。





ナツ「なんだよ、すって」





ユア「いや・・・その・・・」





ナツ「言いたいことあんなら、いえよ!」





いつもの口調でせめてくる。





ユア「あのね、
1回しか言わないから」





そういって
大きな声を出した。





ユア「好き~~~。
ナツ君が好き!」





さっきまで
うるさかった教室が
一瞬で静かになって、





みんな私をみた。





私は恥ずかしくて
立っていられなくて、
教室を出ようとすると、





後ろからナツ君が
抱きついてきた。





みんな見てるのに。





そして、みんなの方を向いて
ナツ君は言った。





ナツ「こいつ、
今日からオレの物なんで、
傷つけんなよ」





そう言って私に
小さな声で言った。





ナツ「やっとだな。
100点おめでと」





私の彼氏はドSです。





でも100点とって
かのじょになった今、
胸を張って言えます。





好き。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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