陰キャと陽キャの恋

CAST十文字陽菜

作者：こと

2024.09.09

私は、十文字ヒナノ！
クラス一の陽キャ！

ハルト「・・・」

僕は、今井ハルト。
クラス一の陰キャ。
ヒナノに恋をしている
変なヤツ。

ヒナノ「ハルト君！
ちょっと来て？」

ハルトがうなずく。

ヒナノ「約束だよ！」

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

ハルト「は、話って」

ヒナノ「私、ハルトが好き！
付き合ってください！」

ハルト「ぼ、僕!?
僕、陰キャだし、
顔も悪いし、だめだめだし・・・」

ヒナノ「顔とか、
陰キャとかじゃない！
性格が好き！
『僕』って言って
『俺』じゃないもん！」

ハルト「・・・」

ヒナノ「だから
付き合ってくれない？」

ハルト「うん」

ヒナノ「本当!?」

・＊。・　次の日　・。＊・

リコ「ヒナノ!?
ハルトと付き合ったって、本当？」

リリ「!?」

ハルトがこっそり聞いてる。

ヒナノ「本当だよ！」

ハルト「・・・！」

リコ「え・・・」

リリ「なんで？」

ヒナノ「私、性格悪くて
顔が良い人やなの。
ハルトは言葉づかいキレイだし
私にとっては、顔も優しい！」

ハルト「本当なんだ・・・」

リコ「なるほど」

リリ「ヒナノはしっかりしてるねー！」

ハルト「ヒナノが、
理由言ってくれたおかげで
俺は自信がついた」

ヒナノ「あ！　ハルトー！」

ハルト「あ、ヒ、ヒナノ！」

ヒナノ「放課後一緒に帰ろ！」

ハルト「う、うん！」

僕はヒナノが好きだった。
今付き合ってる！

・＊。・　放課後　・。＊・

ヒナノ「あー！
今日マジ
テストの点数悪かったー」

ハルト「ま、まぁ
そんな日もあるさ！」

ヒナノ「笑。なによｗ
生意気なぁー！
天才に言われたら
頑張らないとな！」

・＊。・　次の日　・。＊・

リョウスケ「ヒナノとハルト
付き合ったらしいよ笑」

ナツ「はぁ？ｗｗｗ
似合わなすぎだろ」

リョウスケ「マジそれな」

ヒナノが我慢できず怒る。

ヒナノ「なによ。さっきから」

ナツ「あー！
お前ら似合わなすぎだから
俺と付き合ってくれない？」

リョウスケ「ハルト
マジつまんないからさぁ」

ヒナノ「あんたら嫌い！」

ハルトが聞いてる。

リョウスケ「あぁ？」

リョウスケとナツが
ヒナノに近づいてくる。

ハルト「やめろ」

リョウスケ「・・・」

ナツ「・・・」

ヒナノ「ハルト！」

ナツ「こんな感じだったっけ？
ハルト」

リョウスケ「いや」

ハルト「ヒナノと付き合ってから
陰キャは卒業した。
ヒナノのおかげだ」

ナツ「!?」

ヒナノ「ハルト・・・」

ハルト「陰キャと陽キャは
似合わなすぎだと思うけど
これから似合いすぎになるから
見といてほしい」

ナツ「見とくよ！」

ハルト「!?」

ヒナノ「！」

リコ・リリ・リョウスケ・ナツ
「ドッキリ大成功ー！」

リリ「これは、本当に
お互いに大切なのかを
ただ確かめただけ！」

リョウスケ「お前ら
やっぱすごいなぁ！」

ナツ「似合いすぎ」

リコ「これから２人が楽しみ！」

ハルト「そうだったの？」

ヒナノがハルトを抱きしめる。

ヒナノ「ありがとう！
助けてくれて！」

ハルト「照　うん」

２人は、似合いすぎカップルに
なりました！

おしまい。