告白をかけた点数勝負?!

CAST十文字 陽菜十文字 陽菜

作者:みなの

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.10.13

11月の肌寒い風が吹く中、
陽菜は図書室で
必死に勉強していた。





期末テストまで
あと1週間。





あんなとの勝負の行方が
気になって仕方ない。







あんな『テストの点数で
勝った方だけが
優行くんに告白しよう』







あんなが勝負を
持ちかけてきたのは
テストの1ヶ月前。





陽菜「もう、
全然わからない・・・」





勉強している陽菜の姿を、
優行は見守っていた。





ある日、陽菜の教科書が
見当たらなくなった。





あんなのしわざだと
気づいた優行は、





こっそり教科書を
探し出して
陽菜のカバンに戻した。





優行「あんな、もうやめろよ」





あんな「優行くんは
陽菜の味方なの?」





優行「どっちの味方でもないけど、
がんばっている方を
応援してるだけ」













*...・・・*...・・・*





テスト当日、陽菜は緊張で
手が震えていた。





そして待ちに待った
テスト結果返却の日、





陽菜は1点差で
あんなに負けてしまった。





あんな「やった!
私の勝ちね。
これで優行くんに
告白できる!」





しかし、優行は
陽菜にかけよった。





優行「陽菜、好きだ。
付き合ってください」





陽菜「え? でも、
あんなちゃんが・・・」





優行「僕が選んだのは、陽菜だよ」





紅葉した木々が
2人を祝福するかのように、
優しく葉を揺らした。





(あんな「くやしい~(泣)」)







*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

Like

この物語に投票する

十文字 陽菜が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!