強い私も守られたいっ!

CAST中山 あやか中山 あやか

作者:たぴおかみるくてぃー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.12.17

「お疲れ様です、総長!」





え、こんなこと現実にあるの?
って思った?





実はこれ、私に向けて
言われた言葉なの。





みんなには隠してるけど、
実は月華(げっか)っていう
暴走族の女総長してるの。





いわゆる姫ってヤツね。





私は女の子メンバーを
仕切ってる。





女の子の方は
蓮華(れんげ)って
呼ばれてる。
レディース的な?





あ、自己紹介が遅れました、
あやかです。





正直な話、
総長してるって言われても、
誰も信じないと思う。





だって、私、学校では
ゆるふわガーリー女子で
キャラ通ってるから。





バリバリ喧嘩はできる。





これでも総合格闘技の
世界チャンピオンだからね。





「あやか、今日何人かが
華宮と敵対してるレディースの
奴らに襲われた。
紅蓮ってとこのレディース。
紫苑って名前だったはず」





今私に説明してくれたのは、
華宮の副総長、なつみ。
なつみもガーリー女子。
サバサバしてるから
私は好き。





「ふーん?
いい度胸してんね?
ちょっとるわに
相談してくる」





私はなつみにそう言うと、
るわたちのいる倉庫につながる
ドアを開け、急いで
るわのもとへ向かった。





「るわ」





「ん? あ、あやか!
今日もかわいいなぁ、お前。
会いに来てくれたの?」





「あーはいはい」





横でキャンキャン喋ってるのは、
月華の総長のるわ。





私を暴走族に勧誘した人。





なんか私のことが
好きらしくて、
いつもデレデレしながら
口説いてくる。





「ってそうじゃなくて」





「あ、そうだ。
で、なんかあった?」





わーお、急に総長モード。





「うん、蓮華の子たちが何人か、
紫苑ってとこに襲われた」





「ま? 月華も紅蓮に襲われた」





「どーする?」





完全に狙われてんなぁ。





「この月華と」





「蓮華に噛み付いてきた
命知らずな族は」





「「ちゃんと落とし前
つけてもらわないと」」





「とりま、全員召集かけて。
んで、蓮華さ、
月華の倉庫来て。
万が一のことがあるから、
全員で動くこと。
月華の幹部も一緒にいてもらう。
れん、頼んだ」





過保護だなぁ。
ちなみにれんとは、
月華の副総長のことね。





「行くぞ、姫」





「ん。ありがとう、れん」













*。・----。・----・。*





倉庫について声をかける。





「全員集合」





割と静かな声で言ったけど、
全員ピタッと静かになり、
私の周りに集まる。





「あやかから話よ」





と、なつみが声をかける。





「紅蓮と紫苑と抗争を行う」





「「「「「「「了解しました、総長」」」」」」」





「全員月華の倉庫行くから、
れんについてって」





全員で移動し、
月華の倉庫へ。





ゆうて隣だけど。





「「「「「「姫さん!
お疲れ様です!」」」」」」





「聞け」





と、るわが声を発すると
ザワザワしていた倉庫内が
シンっと静まり返る。





「命知らずの紅蓮と紫苑が」





「月華と蓮華に
噛み付いてきた。
よって」





「「只今より
抗争を始める」」





うぉぉぉぉぉー!
と盛り上がる倉庫内。





そして、私たちは
抗争を始めた。













* * * * *





私、今絶賛ピンチ中。
敵に捕まった。





紫苑の方だったら
勝てたけど、
よりによって紅蓮。





大人数でこられると、
流石に相手できない。





で、縛られて今現在に至る。





「うへへ、
月華の姫はもらったぜ。
これで紅蓮の勝ちだ!」





「あんた誰ですか」





「あー? 俺はえいと。
紅蓮の総長だ」





ああ、どっかで
見たことあったのは
総長だからか。





「私を捕らえたところで、
あなた達に勝利の
女神が微笑むことはない」





「あ゛あ゛ん゛?
何だ?
調子乗りやがって。
たかだか姫のくせに」





「忘れてない?
私、蓮華の総長。
総合格闘技の
世界チャンピオンだからね?」





なんて言ってると。





「何だお前!
う、うわぁぁー」





って声が。





それを聞いて、
私は勝利を確信した。





だって、





「あやかは、ここかぁ!?」





るわが来たから。





「何!?
しっかり見張
置いといたのに!」





「残念。
もう倒しちゃった!」





と可愛く言うるわ。





言ってることは
可愛くないのに・・・





「さーて、うちの姫を
さらったこと、
後悔させてやる」













* * * * *





ドサッ





横でえいとが倒れた。





「く、クソ!」





「あやか!
無事で良かった!
心配したんだよ!?」





「おい!
無視かよ!」





「あぁ、まだいたの。
とっととお家に帰んな」





「っく・・・!」





助けに来てくれて
よかった・・・





「あやか。本当に、
どこも怪我してない?」





「うん。大丈夫。
ありがとう。
るわ大好き」





「どういたしま・・・
って、え?
今好きって・・・」





「・・・・・・言った」





「・・・っは!?
マジで?」





るわがマジで?
っていう時は
本当に動揺してるとき。





「・・・うん」





「よし。付き合おう。
俺がずっとあやかのこと
守るから」





るわになら
一生守られてもいいような
気がします・・・!///







*END*

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