ヘアカットで気づいたキモチ ~地味子→両思い~

CAST中山 あやか中山 あやか

作者:ぽたーじゅ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.01.04

こんにちは。
中3のアヤカです。





私は周りから
THE 地味子と言われています。





いつもの
いじめられているのも
習慣づけられているのも
わかっています・・・







・*。・ 学校 ・。*・





ガラッ





アヤカ「・・・・・
おはようございます・・・」





カホ「あっ、来た来た!
みんな!
地味子がご来店したよ~(笑)」





ユズ「ホントだ!
じゃ、早速今日もやってもらお~」





アヤカ「・・・・・・・」





ユアン「そういうの
やめてあげたら?
アヤカも嫌がってるみたいだし、
そうだよね、アヤカ?」





私は小さくうなずいた。





ユアン「ほら、嫌がってんじゃん。
相手の気持ち考えて
言わないとだめだよ?」





カホ「もぅ~しょうがないな~
ユアン君に言われたら
やる気Maxになっちゃうよ~?///」





ユアン「毎日守れよ(苦笑い)」





アヤカ「・・・・///」













・*。・ 放課後 ・。*・





アヤカ「・・・・さっきは
ありがとう」





ユアン「全然大丈夫だよ。
それに久しぶりに話したね、
こうやって」





アヤカ「そういえば
そうだね・・・・」





ユアン「俺さ、もっとアヤカと
話したいから
積極的にいっていいよ。
陰キャのこと気にしなくていいよ」





アヤカ「ユアン・・・・///」













・*。・ 夜、LINEにて ・。*・





ピロン





カイラ『今日も
色々とあったけど大丈夫?』





アヤカ『もう学校行きたくない・・・』





カイラ『アヤカ・・・・・
あっ、そうだ!
いいこと考えた!』





アヤカ『何?』





カイラ『今みんなに陰キャとか
認識されてるけど
思い切ってヘアスタイル
変えてみたら?』





アヤカ『えっ!
急にそんなことしても
意味ないよ・・・』





カイラ『そんな
簡単に諦めないで!
いじめっ子たちに復讐する
チャンスだよ!
それに・・・』





アヤカ『それに?』





カイラ『両思いになる
きっかけになるかもよ~?』





アヤカ『えっ、もしかして
好きな人・・・・・
知ってた?』





カイラ『もっちろん!
親友なんだから
それくらい気づきますよ~』





アヤカ『カイラ・・・』





カイラ『だから
明後日(土曜日)に行こ!』





アヤカ『うん・・・・・
頑張ってみる』













・*。・ 土曜日 ・。*・





カイラ「おまたせー
遅くなった! ごめん!」





アヤカ「大丈夫だよ」





カイラ「じゃ! 行きますか!」











・美容院・





カイラ「とりあえず~
今胸辺りまであるから~
肩ぐらいのミディアムで
お願いします!」





店員さん「じゃあ、その髪型で
いいですか?」





アヤカ「はい」





店員さん「じゃあこちらにどうぞ」













・*。・ ヘアカット中 ・。*・





店員さん「できましたよ。
どうですか?」





カイラ「すっ、すごーい!
かわいいじゃん!」





アヤカ「そうかな・・・ありがとう」





カイラ「これで
復讐できるぞ!」













・*。・ 月曜日 ・。*・





カホ「今日は
作戦変えていくよ~」





ユズ「おけ!
あっ来たよ!
・・・・って、誰?」





アヤカ「おはようございます・・・」





ユアン「(小声で)?! アヤカ?!」





カホ「ねぇ、あなた
他のクラスじゃないの?」





アヤカ「・・違いますよ。
中山アヤカです」





ユズ「えっ?!
あの地味子?
でもそんなに髪切ったって
こちらの気持ちは
変わんないんだよ!」





ユアン「はい、ストーップ。
話はそこまでで
俺の話聞いてくれる?」





カホ「なに?
私らに文句でもあんの?」





ユアン「お前ら
俺のこと好きだろ?」





カホ「もっちろん!
中1の頃からずーっと!」





ユアン「お前らいつも
告白してきたけど、
好きな人がいるから
断ってたよな?」





ユズ「たしかに!
その好きな人って、だあれ~?」





ユアン「今このクラスに
いるんだけど、分かる?」





カホ「えっ!
もしかして、私?!」





ユアン「お前らじゃない。
俺が好きなのは、アヤカだ」





アヤカ「えっ・・・・・・」





カホ「は?
こんなに地味でブスな
アヤカが好きなの~?
ウケるー!(笑)」





ユアン「今の、けっこうささったぞ。
その言葉。
地味だとかブスだとか
そんなのアヤカのよさには
響いてないんだぞ?」





カホ・ユズ「っ・・・・・・・」





ユアン「そんなに
悪口言ってるお前らなんか
俺好きじゃないし、
地味な女の子でも
ずっとアヤカが好きだったんだよ」





アヤカ「嘘でしょ・・・・・」





ユアン「だからアヤカ、
俺と付き合ってくれる?」





アヤカ「・・・・
・・・こんな私でいいの?」





ユアン「どんなアヤカでも
俺は大好きだよ」





アヤカ「っ・・・・・・///」





幼なじみのユアンが
ずっと私のこと
好きだったなんて・・・・





ユアン「返事は?」





アヤカ「・・・・・はい。
よろしくお願いします。
私もユアンのことが好きでした・・」





カイラ「おめでと~~!」





アヤカ「カイラ?!
いつの間に・・・」





カホ「・・・・・ごめんなさい!
私、ユアンのことが好きで
ユアンと仲が良いアヤカに
嫉妬してつい・・・・」





ユズ「ほんとは
仲良くしたかったんだけど、
いつもユアンと
仲良くしてるところが
うらやましくて・・・・
ホントにごめんなさい!」





ユアン「そんなのアヤカが
許すと思う?
絶対許さないだろ。
ってことで、よろしく!」





アヤカ「もちろんだよ!/////」





こうしてクラスでの
ベストカップルになることができて
陰キャ(地味子)の私も
明るく過ごすことができました!







~HAPPY End~

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