傘がくれたラブストーリー

CAST中山 あやか中山 あやか

作者:ピンクノフセン

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.03.29

こんにちはー!
私、アヤカって
言います!





自分ではそうとは
思ってませんが、
いつメンのアキと
ハアトからは
よく忘れ物をする
おっちょこちょいな
性格って言われます。





アヤカ「アキ~おはよっ!
って・・・いたぁ!!
足ぶつけたッ!!」





アキ「アヤカってば、
ほーんと
おっちょこちょい!
でもそんなとこも
可愛い!」





アヤカ「エヘヘ。
ありがとう!」





ハアト「おっはー。
昨日のドラマ見たか?
好きな人に傘貸すシーン、
キュンとこなかった?」





アヤカ「ドラマオタク~。
でも分かる~」





アキ「え、アヤカに
傘貸すの? え?」





ハアト「し・・・
しないわ・・・!!」





そうなんです。
ハアトは、私のこと
好きなんです。





でも私はいまだ
OKしてません。





でもハアトは、
こんな私にも
優しくしてくれる
良い人!





ちなみにアキは
恋愛マスターと
呼ばれている、
カップル歴5年の神です。













・*。・ ある日の放課後 ・。*・





今日は1日中
雨ザーザー降り。





アヤカ「かーえろっと、
って、あぁー
傘忘れたァー」





アキはと言うと・・・
彼氏と相合傘で・・・
入れる隙もないな。





ま、カップルには
当たり前かな?





ハアト「帰んないのか?
門、閉まるぞ。
あ・・・傘忘れたな?」





アヤカ「違っ・・・
忘れてない!!」





そして私は
誰のか分からない
紺色の傘を手に取って
走って門を出た。





アヤカ「はぁ、はぁ、」





ハアトとはもうきっと
これっきりだな・・・
なんか、悲しくなるような・・・





ハアト「アヤカッ!!」





嘘・・・





ハアトは
傘を差さずに、
走ってきた。





アヤカ「もう、
私のこと嫌いに
なったでしょ・・・」





ハアト「そんなことない!
アヤカ、
俺にとっての1番は、
アヤカ、お前だけだ!」





アヤカ「・・・え?」





ハアト「てかその傘、
俺のなんだけど・・・」





アヤカ「えっ、
あ・・・ごめん。
良かったら、
一緒に入って!!」





ハアト「それって・・・」





アヤカ「いいから!!」





どうやらドラマとは
違うけど、傘を通じて
想いは伝わったみたい。





そして、私は
ハアトにくっついた。







*end*

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