バトンを君に

CAST中山 あやか中山 あやか

作者:ぱるむ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.06.17

こんにちは!
私は、中山あやか。
私には好きな人がいる。





同じクラスのはあとくん
っていう人。





運動がものすごくできて、
私とは正反対の人。





もう、住むせかいがちがくて、
叶わないって
分かってるんだけど、





諦めきれないっていうか
私、ばかだから
いつかチャンスが
あるんじゃないかって思ってる。













*。・ 1週間後 ・。*





「あっ! そー言えば、
もうすぐ体育祭だね!」





友だちのアキが
言った。





そうだった・・・
運動嫌いの私にとっては
最悪の日だ。





毎年私のせいで
私の組は
負けちゃうから・・・





アキ「全員リレーの順番
どうなるだろーねー!」





アヤカ「う、うん!」













*。・ 3日後 ・。*





早速、体育祭の練習が
始まった。





あー苦痛だな。





体育の時間は
男女別だから
はあとくんもいないし・・・
つまんないや。













*。・ 2日後 ・。*





リレーの走順が黒板に
貼り出された。





はあとくんは、
アンカーだ。





えっ・・・
どうしよう・・・
はあとくんの前だ・・・
はあとくんに
めいわくかけちゃう。





ハアト「アヤカ、
よろしくな」





えっ私に
話しかけてる!?





アヤカ「あ、うん」





あ~もう、
どうしよー。





よりによって最後から
2番目って
どういうことー!?





はぁ~(´Д`)













*。・ 体育祭当日 ・。*





あーもうすぐリレーだ。
コロナのせいもあってか、
練習はほとんどできてない。





リレーが始まった。





私の組は僅差で
1位をキープしていた。





私の番だ。
私は精一杯走った。
でも、どんどん
越されてく。





とうとう
ビリになった。
あぁどーしよー





ビリで、
はあとくんに
バトンを渡した。
そのときだった。





「俺に任せろ」





はあとくんは、そう言って
どんどん他の組を
越していった。





最後、ゴールテープに
先にさわったのは
はあとくんだった。





勝った・・・





体育祭の帰り、
私は、はあとくんに
告白した。
全部。





はあとくんは
私の気持ちも全部
受け取ってくれた!







*END*

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