君のことが

CAST工藤唯愛

作者：涼介LOVE

2024.06.10

やっほ～！
私、工藤ユア！
中３だよ。

◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

ナツ「ユア、おはよ」

ユア「お、おはよう！
ナツくん！」

私はナツくんが、好き。

だけど・・・

この恋は、
絶対に叶わない。

そう。

ナツくんには・・・

アンナ「ナツ！　おはよう」

ナツ「おはよう、アンナ。
学校行こうぜ」

そう。

ナツくんには
アンナちゃんっていう
彼女がいるの。

だからもう、あきらてる。

◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

先「席がえするぞー」

ナツ「俺、１０番だー」

ユア「え!?
私、９番だから・・・
ナツくんのとなり!?」

ナツ「よろしくな、ユア」

ユア「うん！　よろしくね、
ナツくん（ニコッ）」

か（ドキッ。
俺・・・今、
ユアのこと・・・）

◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

ハルト「ユア！
ごめん、これ。
ありがとな！」

ユア「いいよ、全然！
大丈夫！　じゃあね」

ハルト「おう！　じゃあな！」

ナツ（ん・・・？　あいつ、
ユアの彼氏なのか・・・？
って、なんで俺、
そんなこと気になってんだ？）

◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

ヒヨリ「思いきって、伝えたら？
いつまでもそのままだったら
前に進めないよ？」

ユア「そうだよね！
私、思い伝えてくる！」

◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

ユア「ナツくん！
屋上に来てくれないかな？」

ナツ「おう、わかった」

・＊。・　屋上にて　・。＊・

ユア「来てくれてありがとう、
あのね、私、
ナツくんのことが・・・」

ナツ「好きです」

ユア「え？」

ナツ「いつも
かわいくて優しい、
ユアが好きです。
付き合ってください」

ユア「でも・・・
アンナちゃんは・・・？」

ナツ「ユアが好きだって
気づいたから。
ちゃんと別れた」

ユア「はい！（泣）」

ナツ「何で泣くんだよ笑（ギュッ）」

ユア「だって・・・
うれしいんだもん・・・」

ナツ「そういうところも
かわいいよ・・・//」

◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

ユア「ナツ！　待って！」

ナツ「遅いぞ、ユア。
ほら、早くこいよ（ギュッ）」

ユア「もう//
好きだよ、ナツ！」

☆ＥＮＤ☆