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神様は平等じゃない

CAST十文字 陽菜十文字 陽菜

作者:みったん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.07.26

なんで、神様は平等じゃないの?
みんながみんな、
幸せになれればそれでいいのに。





なんで、ひとりに
それだけいいことがあって、
私には、ないの・・・・・?





私たちが住んでるこの世界には、
何億人、何十億人という人がいる。





どこかに必ず、私の運命の人はいる。
だけど、なかなか姿を現さない。
どうして?





他の人は、運命の人と会えてるっていうのに。
どうして私には、現れないの?











*・。*・。*・。*・。*・。*





やほー! 私、ひなの!
・・・・・・彼氏ナシ。





神様って、ほんと平等じゃない!
みんなもそう思わない?





私と友達との差がありすぎると
思うんだけど。





恋に関したって、勉強とか
成績のことに関したって。
私は全部ダメダメなんだもん。





みんなは勉強できて、
男の子にモテて・・・
私なんて、ダメダメだ・・・











*・。*・。 お昼休み *・。*・。





?「ねー、ひなの!
ご飯一緒に食べよ?」





この子は、そのま!
私の心友です!





ひなの「いいよぉ・・・」





そのま「なに、元気ないじゃん」





ひなの「またさ、神様は・・・」





そのま「あー、それ? またー?
私、前にもおんなじこと聞いた気がする」





ひなの「・・・はぁ・・・」





そのま「そんなため息つかないでー。
私まで元気なくすー」





ひなの「・・・彼氏いない歴、
また1日増えたよ・・・」





そのま「・・・じゃあ、聞かせて?
思ってること」





ひなの「・・・神様って、
ほんっと平等じゃない!
そのまはさー、彼氏いて、
テスト点数良くてさ。
私なんて、彼氏いないし、
テスト点数悪いし。
ダメダメだぁ・・・・」





そのま「・・・ひなのってさ、
意外とモテるんだよぉ?」





ひなの「えっ? それはないよ、
ないない!」





そのま「ひなのってさ、
ネガティブ発言ばっかしてるでしょ?
・・・・それって、私たちまでぐるぐる
巻きこんでるってことも分かっておいて」





ひなの「・・・巻きこんでる?」





そのま「ひなのは、モテる。勉強できる。
彼氏なんてとっ捕まえりゃ、できるんだよ?
ひなのなんて、まだまだ恋に奥手な高校生。
恋なんて、大人んなってもしっかりできる。
まー、ちょっと遅いけどね。
・・・だけどっ!
神様だけは、みんなに平等なんだよ」





ひなの「・・・・だけど・・・っ」





そのま「ひなのだって、
いいとこぐらいたくさんある。
私が落ちこんでる時、笑わせてくれたり、
それにいつも近くにいてくれるじゃん!
それは、私にとって一番うれしいことなんだよ!」





ひなの「そっ・・・か。そーだよねっ」





そのま「それにーー、ひなの、
最近気になってる人いるよねっ?」





ひなの「えっ」





?「なになにー? ケンカ?」





ひなの「わっ、ハルト!」





この人は、ハルト。





ハルト「あんま、ケンカはしないほうがいいよな。
友達の壁? っつーのがなんか壊れる気がする」





ひなの「別に! いつもどーり、
仲よいよねー、そのま!」





そのま「そーだよーっだ!」





ハルト「なら、いいっすけどー。
じゃーな」





そのま「・・・ひなの、
顔めっちゃ赤いよ?」





ひなの「・・・/// えっ・・・?」





そのま「・・・好きなんでしょっ?」





ひなの「・・・そー・・・かな」





そのま「・・・・ふーん!
ほらねっ! すぐ、いるじゃん!
運命の人!」





ひなの「・・・本当だ!
いるねっ、運命の人!」





そのま「・・・がんばってよっっ!」





ひなの「うんっ!」





このとき、はじめてわかった。
神様って、平等なところも
あるのかもしれない。











*・。*・。 帰り *・。*・。





ひなの「りょーうた!
一緒に帰ろっ?」





ハルト「あ、ごめん。今日、部活」





ひなの「そっ・・・か。ごめん!」





一緒に帰ろっと、誘ってみたものの
・・・・・さっそく失敗。





好きっていうくせに、あんまりハルトのこと
知らないかもな。











*・。*・。 家 *・。*・。





私とハルトの家は、隣の家の隣。
なんとも、キセキ!





だから、会いに行くって言えば
普通に行ける。





だけど、好きって自覚した今は
普通になんか行けるわけない・・・!





『『ピンポーン』』





ひなの「はぁーい」





ハルト「こんばんはー、ってひなの!」





ひなの「ハルト!? どうしたの!?」





ハルト「いやヒマだったからー、
チロルでも見に来たー」





(チロルとは、うちの犬です)





ひなの「あーっ、そう・・・////
今、チロル、私の部屋にいるけど」





ハルト「・・・ひなのの部屋、行くよ」





ひなの「あーうん」













*・。*・。 部屋 。・*。・*





ひなの「どうぞ」





ハルト「・・・いいよ、テキトーに帰るから」





ハルトはよく、チロルと遊びに家にくる。





チロルも最初は怖がっていたけど、
もう、打ち解けちゃってる。





ハルト「・・・あんさ・・・」





ひなの「ん?」





ハルト「ひなの、俺のこと、好きだろ?」





ひなの「えっ、そそそそんなわけ・・・////」





見透かされてた・・・!?





ハルト「もう、丸見え。スケスケだよ」





ひなの「・・・・////」





ハルト「・・・・まー、俺とつきあう?」





ひなの「えっ?」





ハルト「・・・好きだよ」





ひなの「・・・・えっ?」





ハルト「同じ気もちならさ、つきあって?」





ひなの「・・・・・・はいっ!」





そのあと、そのまにも
このことをLINEした。





その後、返ってきた返信が・・・・





《よかったじゃーん!
・・・・・・・・・・・・
って、私ー。彼氏と、別れちった!》





そのまは彼氏と別れてしまったらしい。





やっぱり、神様って平等じゃない!







*エンド*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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