強くなりたい

CAST阿部 ここは阿部 ここは

作者:とも

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.10.31

周りと合わせることに
必死だった。





誰かと違うことをしたら
誰かから
嫌われるんじゃないかって、、、。





そんな周りの目ばっかり
気にする私には
当たり前に好きな人など
できたことはなかった。





私は、阿部ここは。





「またやってる。
かなみたち、、、」





1人でポツリと呟く。





視線の先には
かなみとまながいて、
えりなの持ち物を
いじっている。





えりなとは、あの時まで
私が1番近くにいた
幼なじみだ。





あの時とは、、、





そのある日は、
音楽祭だった。





私たちのクラスでは
団結力を出そうとして、
わざわざゴムの色から
何まで一緒にしようと
まなやかなみから提案があった。





もちろんまなやかなみに
反論する者はおらず、
全員賛成だった。





当日、えりなは1人だけ
すべて忘れてきてしまった。





結局1人だけ違うようで
浮いてしまった。





その時に音楽祭で
金賞を取れなかった理由は
全てえりなのせいにされ、
その日からえりなは
いじめられるようになった。





そして私に関しては、
えりなのそばから
去っていった。





あの日から
数カ月が経っている。





まな「ねぇ、
ここはーーー!」





ここは「はっ! はい!!?」





かなみ「ぶっちゃけ
えりなのこと嫌いでしょ?
今も距離取ってるし笑」





ここは「えっ、、、
ええと、、、」





かなみ「なんだよ!
あいつのこと好きなの?」





答えに迷った。





えりなのことは好きだけど、
ここで好きと言ってしまえば
絶対に私までいじめられる。
えりなはここにいないし、、、





ここは「好きでは、、、
ない、、、」





静かに呟いた。





まな「だよねーーー!!!
えっ!! ここは
めっちゃ気ー合うんだけど?!
えっ仲良くなろうよ!!」





1秒でもこの場から
離れたかった。





ここは「今日、、、
用事あるんだ!!
もう放課後だし
今日は帰るね!!」





そう言うと、
カバンを持って
すぐに駆け出した。





口が震えている。





私、最悪だ。





学校を出た瞬間、
こみ上げてきた涙は止まらず、
その場にわたしは座り込んだ。





???「お前、最低だな」





突如頭上から来た声に
驚きが隠せなかった。





、、、
同じクラスの、、、
誰だっけ?





れおん「阿部ってさ、
弱いよな」





あっ、、、
れおんくん、、、?





ここは「もうどうしたらいいんだろう。
分からなくなってきちゃった、、、」





そう言うとまた
涙が溢れてきそうになる。





れおん「知らねーよ。
お前の何倍も、
町田は傷ついてんだからな」





ここは「そうだよね、、、」





れおん「、、、俺さ
町田のこと好きなんだよね」





ここは「????!!!!」





いきなりのカミングアウトに
驚きが隠せなかった。





れおん「だから、
俺は町田を助けたい。
ただ多分小林は
俺のこと好きなんだよね」





ここは「???!!!!!」





なんだろう、
この人は、謎だ。





れおん「だから、
俺がいらねー口出しすると
あいつまたいじめられると
思うんだよね。
だからお前が町田のことを
助けて欲しい」





ここは「そんなこと私に、、、」





れおん「できないって言うのか??
お前それでも
幼なじみなのかよ」





ここは「幼なじみだなんて
もう言えない」





れおん「、、、お前
自分が恥ずかしいヤツだと
思わないの?」





ここは「えっ??」





れおん「あんだけ、
馬鹿な行動しといて、
最終的にも何もしねーのかよ。
よえーな」





ここは「、、、
そりゃ私だって
変わりたいよ!!
でもれおんくんには
どうせ分かんないよ!!」





れおん「、、、勝手にしろよ。
俺は知らね。
阿部がそんなに
最低な奴だとは
思わなかったよ」





そう言ってれおんが
離れていった姿をみて、
また自分が情けなく思えた。













*。・ 次の日 ・。*





学校へ行くと、
黒板にはある紙が
貼ってあった。





そこには、





「ここは、えりなのこと、
嫌いだった件!
そしてれおんくんとデートだが、
相変わらずふられる笑笑」





とあった。
後ろからはまなと
かなみの笑い声や、
いろんな人のこそこそ話が
聞こえてくる。





慌てて、その紙を
破りに行ったが、
その頃には、
えりなもれおんも
もうとっくに来ていた。





まな「ここはさーーん笑
この件に関しては
どう言い訳するんですかー?」





茶化すように
まなが言い出した。





だめだ、
逃げ出したい。





そう思った時に昨日、
れおんくんに言われたこと、
自分の情けなさを
思い知ったことが出てきた。





その瞬間、
もう口が動いていた。





ここは「ふざけないで!!
えりながどんな思いしてると
思ってんの!!
もうこれ以上えりなを
苦しめないで、、、
そして、えりなごめんなさい!!
私はクラスの人から嫌われるのが嫌で
えりなのこと悪く言われても、
反論できなかったし、
それ以上にえりなを
傷つけるようなことを言った。
だけど、気づいたの。
こんなに酷い味方なんて要らない!
えりなのような人が友達ならば、
1人だけでもいいんだって。
もう遅いかもしれないし、
えりなにとって最低な人だと思う。
だけど、私はえりなが大好きなの。
本当にごめんなさい」





心の底から
やっと謝れた。





えりな「正直、ここはは
助けてくれるって思ってたから
ちょっと辛かった時もあった。
でも、嫌いになったりなんかしないよ。
だって最終的に今のように
助けてくれる大事な
幼なじみだもん!!」





涙が出てきた。





やっとだ。
やっとえりなと話せた。





かなみ「はっ? くだらない。
そんなお遊び見せつけないでよ」





れおん「小林こそ、
変なお遊びで
町田使うのやめろよ。
目障りだから」





れおんくんがそう言うと、
かなみは一瞬
泣きそうな顔をして、





かなみ「はっ?
れおんくんも
そっちの味方?
バカバカしい!!」





とヤケクソになって、
まなと教室を出ていった。





その日の放課後、
れおんくんと2人で
帰ることになった。





ここは「えりなとじゃなくて
良かったの?」





れおん「俺が阿部と
帰りたかっただけだから。
それよりもお前こそ
町田とじゃなくて
良かったのかよ」





ここは「なんか、今までのこと
先生としっかり話したいし、
ひとりが良かったらしい」





れおん「ふーん。、、、
俺さ、町田は友達として
好きなんだよね」





ここは「知ってるよ」





なんか少し
胸が痛くなった。、、、





ん? 友達として、、、





ここは「えーーーー?????!!!!!!
恋愛対象としてじゃないの??」





れおん「ちげーよ笑笑
だって俺さ
今きになってる人いるもん」





ここは「もしかしてさ、、、私?」





調子に乗って
聞いてみた。





れおん「なんかさ
俺と性格似てきたな
お前笑笑
ちげーよ」





ここは「ですよね、、、」





普通にショックを受けた。





なんでだろう、、、。





でも、似てきたという
言葉には
嬉しさを感じていた、、、。





れおん「、、、
ヒント言ったろか?
町田の幼なじみ」





えっ??!!
なんか心が
飛び跳ねている!!





嬉しい気持ちで
いっぱいというか!
信じられないというか!





嬉しすぎて
言葉にならない!!





あっ、そうか!
そうなんだ。
私、れおんくんに
恋してるのか!





この後のことは秘密です!







*end*

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