紫のマフラー。

CAST阿部 ここは阿部 ここは

作者:みなな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.08.27

私はココハ。





私には、彼氏がいる。
レオンだ。





明日はクリスマス。
レオンへのプレゼントは、、、





手編みのマフラーなんだ!





私はすごく
不器用なんだけど、
レオンのために
頑張って作った!





水色のマフラー。





この時は、
マフラーがきっかけで
ケンカになるなんて
思いもしなかった。













*...・・・*...・・・*





やっと学校が終わった!





その時にプレゼントを
渡すんだ/////





「レオン!
デート、、、
いこっ/////」





「おう!!
早くいこーぜ!!」





私たちは
イルミネーションを見に
街に出かけた。





「イルミネーション、、、
綺麗だね、、」





「そうだな~」





「ねぇ、、レオン、、」





「なんだ??」





「あの、これ、
プレゼント!」





「えっあ、ありがとう//////
何が入ってるの?」





「開けてみて、、、」





レオンが包装をとく。





緊張する~
喜んでもらえるかな?





「わぁ!
めっちゃうれしい!
うれしすぎる!
ありがとう!」





「絶対つけてよね」





私は恥ずかしくなって
ちょっと
ぶっきらぼうに言った。





でもレオンは、、





「うんうん!!
絶対明日から
つけていく!!!」





レオン優しすぎ!





「ありがと!」













・*。・ 翌日 ・。*・





あっレオンだ!





「おっはよっ、
って、マフラー
つけてないじゃん!!」





「あっごめん、、、
わすれ、てた、ごめん」





レオンは気まずそうに
そう言って走って
友達のところに逃げてしまった。





なんでよ、もう、
忘れるってひどくない??





その1日、レオンとは
話さずに終わった。













・*。・ 翌日 ・。*・





レオン、また
マフラー付けてない、、、





「レオン!
なんでまたマフラー
つけてないの??」





「いや、これには
ちょっと理由があって、、、」





「理由ってなによ!?
昨日もつけてなかったじゃん!?」





「もう!
理由も聞かないで
そんな怒らないでよ!」





「怒るに決まってるでしょ?
もうココハ
レオンのこと嫌い!」





私は激怒して、
走って帰ってしまった。





帰ったらお母さんが
家にいた。





「ココハ、どうして
帰ってきたの?」





「頭痛いから!」





私はデタラメをいって、
自分の部屋のベッドに
寝ころんだ。





寝転んでいるうちに
寝てしまった。













・*。・ 翌日 ・。*・





学校に行きたく
なかったけど行った。





レオンが目の前にいた。
私は咄嗟に隠れようとした。





「まってココハ!
勘違いさせてごめん!」





「なに?」





「あのマフラー、、、」





「マフラーが
どうしたっていうの?(怒)」





「いいから来て。、」





レオンは私の手を
強引に引っ張って
走って行った。





つられて私も走る。





連れていかれた場所は
公園だった。





「公園、、?」





「こっち」





レオンが向こうで
手招きをしているので
ついていった。





「見て」





レオンが指をさした先には、
私が編んだマフラー、と、
子犬が2匹いた。





私の頭の中は
はてなでいっぱいになった。





「あのさ、この子犬たち、
捨てられてて、
クリスマスの次の日、
マフラーつけていったら
こいつらがいてさ、
寒そうにしてたから、
マフラーあげちゃった」





「そう、だったの、、、?」





「うん、
ほんとにほんとにごめん!
勘違いさせて。
おれんち犬飼えないからさ」





「ううん、私の方こそ、
勝手に勘違いして、
怒って、、、
ほんとに、ごめん、、
この子達、
どうする?
私の家も犬飼えなくて、
どうしよう?」





「飼ってくれる人を
探すしかないな」





「そうだね、、、
とりあえず、
クラスのみんなに
聞いてみよう?」





私たちがクラスのみんなに
声をかけると、ちょうど2人、
犬が欲しいという人がいたので、
2人に飼ってもらうことにした。





マフラーは、マフラーを
とても気に入ってくれた、
1匹の子犬の家にあげた。





私は、紫のマフラーを
編み直して、
レオンにプレゼントした。





「レオン!
マフラー、
今度こそは
付けていってね!」





「おう!
絶対つけていく!
今度は誰にも
あげないからな!!」





そうして、
2人で笑いあった。





2ヶ月後、私たちは、
学校でも有名な
仲良しカップルになっていた。





全てはレオンの
優しさのおかげ!
レオン大好き!







*end*

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