卒業しても君と隣に居たい・・・

CAST阿部 ここは阿部 ここは

作者:おとぱ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.05.31






私、阿部ココハ!
中学2年生!





私には好きな人が
いるのですよ!!





そ、それは・・・
えっと・・・その・・・
あのぉ・・・





???「おーい!
ココハー!!!」





ココハ「あっ!
道上(みちがみ)先輩!」





道上「おはよう!」





ココハ「おはようございます笑」





道上先輩は、
1つ上の先輩。





実は・・・私の・・・
好きな人なの!





ココハ「先輩!
早くしないと
遅れちゃいますよ(焦)」





道上「ほんとだな・・・
さぁ! ココハ!
突っ走るぞ!!!」





ココハ「えっ・・・
えーーーーーーーーーーーー!!!」





道上「ココハ・・・あのな?
授業遅れッ」





キーンコーンカーンコーン





突然。
道上先輩の言葉を遮って
チャイムがなった。





道上「やっっべ!
早く! 行くぞ!!
遅刻だ!」





ココハ「えーーーーーーーーーーーー!!!」





道上「オマッ、バカ!
声でけぇよ?(笑)」





ココハ「せっ先輩!
失礼です!
さぁ、走りますよ!
先輩!」





道上「おっおう」





ココハと道上は、
学校目掛けて全力で走り、
全ての力を使い切りました。





ココハ「おっ・・・おっ・・・
おはようございます・・・・・・・・・」





先生「おい! 阿部!
遅いじゃないか!」





ココハ「少し・・・
よ、用事があったのでぇ
遅れちゃいました(ニコニコ)」





先生「・・・・・・・・・・・・・・・
遅れた自覚は・・・・・・・・・・・・
ないのかーーーーーーーーーーー!!!!!!!」





ココハ「ひ、ひぇー・・・・・・」





???「ココハ大丈夫だよ」





ココハ「メアリ・・・・・・
うわぁぁぁありがとーーー!」





メアリ「ちょっと!
声大きいよ!!」





ココハ「ごめんなさーい」





メアリ「また先生に怒られるよ!」





ココハ「そ、それは勘弁」





メアリ「それが嫌なら
静かにしてよね(笑)」





順調に授業も進んで行き、
休み時間になりました。





ココハ「メアリ~!
3年の先輩に会いに行こー!!」





メアリ「また?
なになにぃもしかして
先輩のことが好きなのぉ??
(ニコニコ)」





ココハ「なっ、そんなこと
な、ないよぉ?」





メアリ「嘘だぁ。
だってココハって、
嘘ついた時
語尾によぉとか、かなぁとか、
小さい母音が付くのが癖だよ!
(ニコニコ)」





ココハ「なっ、
何を言っているのかなぁ?
そんな癖はないけどぉ?」





メアリ「会いに行くのでしょ。
ほらほら行くよ」





ココハ「待ってー!」





ココハとメアリは
休み時間中ずっと
道上先輩と
お喋りをしていました。





♪♪♪(予鈴の音)





ココハ「あっ・・・
もう教室帰らなきゃ・・・
(ボソッ)」





道上「あっ・・・
そうだね・・・
またお話しようね!」





ココハ「はい!
そうですね。
またお話しましょう!」





メアリ「長居させてもらいました。
道上先輩
ありがとうございました!」





道上「林さん
いえいえ大丈夫だよ!
またお話しようね!」





メアリ「はい!
是非またお話しましょう」





ココハ「じゃあ、
また明日ね、、、」





メアリ「ココハ。敬語でしょ」





メアリ「では、また明日
お話しましょうね!」





道上「うん!」





ココハとメアリは去った。













*。・ 3年の教室 ・。*





道上(林さんすごく上品だなぁ・・・
それに対してココハは・・・
プッ可愛いよ笑)





???「おーいタケルどうした?
おーい! タケル! タケル!」





道上タケル「はっ!
ごめんごめんサトシ」





サトシ「も~
また林さんのこと
考えてたんだろ?」





道上タケル「う、うん」





サトシ「いっそのこと
告っちゃえば?
あと、3ヶ月で
卒業するんだし・・・」





道上タケル「けど・・・
なんか申し訳ないんだよなぁ」





サトシ「なんで?」





道上タケル「だって林さん上品で、
清潔で、可愛くて、
ふわふわしてて、
妖精みたいな人だろ?」





サトシ「おっおう・・・(引)」





道上タケル「俺は、下品で、
だらしなくて、
特別イケメンでもなく、
ガチガチしてて、
妖怪みたいな人間だろ?」





サトシ「ガチガチって(プッ~w)」





道上タケル「だってそうだろ?
真逆だろ?」





サトシ「お前な~
自分のこと
悪く言い過ぎ(笑)」





道上タケル「そうか?」





サトシ「おう、、、
タケルばっかり
好きな人の話してるの
悪いから・・・・・・
俺の好きな人も言う・・・・・・」





道上タケル「まっ、まじっ!!!」





サトシ「お、俺の好きな人は・・・・・・
俺の好きな人は・・・・・・」





キーンコーンカーンコーン





道上タケル「チャイムなったから
放課後教えろよ!」





サトシ「おう・・・」





サトシ(俺の好きな人は、林メアリ。
メアリが大好き。
小学生の頃から大好きだった。
俺も告ろうかな・・・
でもメアリが好きか分からないし・・・
どうしよう)





道上タケル(俺の好きな人は、
阿部ココハ。なんだけど・・・
サトシに勘違いされてしまった・・・
林さんも好きだけど、
友達としての好きだから
心が全然違うんだよなぁ・・・)













*。・ 休み時間中 ・。*





ココハ「メアリは
好きな人居ないの?
私ばっかりじゃん」





メアリ「私の好きな人は、
野村先輩だよ」





ココハ「おー!!
道上先輩と
幼なじみじゃん!」





メアリ「そうだね(笑)」





1年女子「野村先輩
カッコよくない?」





1年女子(2)「カッコイイけど、
私は道上先輩派かなぁ・・・」





1年女子「そっかー私、
野村先輩に告ろうかな・・・」





1年女子(2)「いいじゃん!
告りなよ!!!」





1年女子「うん・・・・・・
勇気出してみるね・・・」





1年女子(2)「頑張ってね!」











*・*・・・*・・・*・*





1年女子「の、野村先輩!」





野村サトシ「うん?」





1年女子「野村先輩のことが
好きです・・・
つ、付き合って欲しいなと
思いまして・・・・・・/////」





野村サトシ「なっ・・・・・・」





1年女子「あのっ・・・
返事はまた今度でも良いので
よ、よろしくお願いします・・・」





野村サトシ「いや・・・その・・・
ごめんね・・・
好きな人居るから
じゃぁバイバイ!」





1年女子「・・・・・・・・・・・・」





1年女子(2)「道上先輩!」





道上タケル「うん? なんだ?」





1年女子(2)「ずーーーーーーっと前から
好きでした・・・
誰よりも前です・・・
付き合ってくれますか?」





道上タケル「えーっと・・・・・・」





1年女子(2)「返事はまた今度で
良いので・・・では・・・・・・」





道上タケル「あーあのっ!」





1年女子(2)「はい?」





道上タケル「今好きな人居るから
ごめん」





1年女子(2)「あっ・・・
そうですか・・・
分かりました・・・
さよなら」





野村サトシ「タケル
聞いてよ!
告られたんだけど、、、」





道上タケル「お前もか・・・・・・」





野村サトシ「えっと・・・
タケルも?」





道上タケル「まぁな・・・・・・」





野村サトシ「断ったよな?
好きな人居るんだし・・・」





道上タケル「あぁ断ったよ」





野村サトシ「よなぁ・・・
それに、1年ってところ」





道上タケル「ココハ以外
全員断ってた。絶対に」





野村サトシ「えーーーーーーーーーーーー!!!」





道上タケル「ココハ・・・・・・
ごめん被ったよな・・・」





野村サトシ「良かったーーー!!!」





道上タケル「え? は?」





野村サトシ「あれ?
言ってなかったっけ?
俺の好きな人
メアリちゃんだよ?」





道上タケル「あぁ言ってなかったよ。
途中でチャイムが
なったんだからなぁ?」





野村サトシ「俺も告ろうかな・・・」





道上タケル「俺も・・・・・・」





サトシ&タケル「ココハとメアリ
めちゃくちゃ
仲良しだったよな?」





野村サトシ「ハモったってことは?」





道上タケル「同じ案を
持っているってことか・・・」





サトシ&タケル「一緒に告白しないか?」





野村サトシ「いいよ!」





道上タケル「いいよ!」





サトシ&タケル「行こう!
2年の教室へ!」













*・*・・・*・・・*・*





道上タケル「ココハ!」





野村サトシ「メアリ!」





ココハ&メアリ「先輩たち?」





道上タケル「ココハ・・・」





野村サトシ「メアリ・・・」





野村サトシ「先言ってタケル・・・」





道上タケル「ココハ・・・」





ココハ「うん? 先輩?」





道上タケル「卒業しても
君と隣に居たい・・・
ココハ・・・」





ココハ「!?!?!? え?」





道上タケル「ココハ・・・
俺と・・・
俺と付き合ってくれ(照)」





ココハ「嘘だよね?? はい??
わ、私し、思考停止・・・」





野村サトシ「メアリ・・・」





メアリ「・・・・・・・・・・・・」





野村サトシ「メアリ・・・
俺の女になってくれ・・・」





メアリ「・・・・・・!?」





メアリとココハは、
顔を見合わせ頷いた。





メアリ&ココハ「はい!!!
よろしくお願いします!」





気づいたら周りから
見られていて、
拍手が巻き起こっている・・・





サトシ&タケル「ありがとう。
大切にします」





ココハ「タケルくん。
大好きだよ!」





タケル「俺もだ・・・ココハ(照)」





メアリ「サトシくん!
大好き!」







大好きと同時に
大好きな男の子の
胸の中に包まれた・・・・・・







*end*

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