本当の気持ち

CAST阿部 ここは阿部 ここは

作者:やまうっち

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.11.22

私はココハ。
中学3年生。





2年付き合ってる彼氏もいて
成績も学年上位。





自分で言うのもなんだけど
リア充です!





でもこんなことが言えたのは
2週間前まで・・・













・*。・ 2週間前 ・。*・





ココハ「メアリおはよう!」





メアリ「ココハおはよう!」





この子はメアリ。
私の幼なじみで大親友。





ルア「ココハ、
コウショウが呼んでるぞ」





コウショウは私の彼氏。
スポーツ万能で
モデルをやっている。





勉強はちょっと・・・
だけど。





ちなみにルアも
メアリと同じで幼なじみ。





コウショウ「突然ごめん」





ココハ「どうしたの」





コウショウ「ごめん。
もうココハのこと
好きじゃなくなった。
別れてほしい」





ココハ「わかった」





私はそれ以外
何も言えなかった。





その日は授業も
友達の話も
全く耳に入らなかった。





それから1週間
私は学校を休んだ。





振られた次の日から
熱が出て。





学校に行くのが
怖かった。





振られたことを
誰にも言えてない。





周りに何か言われたら
どうしよう・・・





でも行かないと。





みんなに
心配かけられない。





いつもの笑顔で、





いつもの笑顔で、、、







ココハ「おはよう」





友達「ココハおはよう!
心配したんだよ。
大丈夫だった」





ココハ「うん大丈夫。
心配してくれて
ありがとう」





うまく笑えてるかな・・・













・*。・ 帰り道 ・。*・





メアリ「ココハ帰ろ~」





ココハ「行こ~」





いつも2人で帰ってる。





ただ今日は
中々会話が弾まない。





メアリ「あのさココハ、、、」





ココハ「ん?」





メアリ「コウショウのこと
大変だったね。
気づいてあげられなくて
ごめんね。
大丈夫、まだみんな
知らないよ」





ココハ「メアリ・・・」





涙が溢れた。





ずっと我慢していたのが
一気に溢れ出てきた。





ココハ「メアリありがとう。
本当にありがとう」





そして今になる。





本当だったら
まだこもっていたいけど
そんな余裕はない。





私は今年高校受験。





私は県内でも
3本の指に入る
「ニコラ学園高等学校」を
目指していた。





推薦だし、こんなことで
立ち止まっていたらいけない。





私は毎日必死に
勉強した。





ニコ学のために、





コウショウのことを
忘れるために













・*。・ 3月 ・。*・





私は無事ニコ学に
合格した。





メアリ「ココハ
合格おめでとう!
うちも嬉しい」





メアリはそう言って
すごく喜んでくれた。





合格したら
あっという間に卒業。













・*。・ 卒業の日 ・。*・





ココハ「卒業式疲れた~」





メアリ「でも最後まで
校長先生の話は
長かったね草」





そういえばルアに
呼び出されてるんだった。





ココハ「ごめん
ちょっとぬける」





廊下を歩いていると
誰かが向こうからくる。





コウショウだ。





コウショウ「合格おめでとう」





えっ...
コウショウはそれだけ言って
どこかへ行った。





ココハ「おまたせ~どうした?」





ルア「突然だけど
俺と付き合ってほしい」





ココハ「えっ」





その瞬間
さっきのコウショウの姿が
浮かんだ。





ココハ「ごめん、
ルアとは付き合えない」





ルア「だよな、、ごめん」





メアリ「なんかあったの」





ココハ「なんでもないよ」













・*。・ 2年後 ・。*・





私は高校2年生になった。





私は1人で
買い物していた。





ドンッ。





誰かとぶつかった。





???「ごめんなさい」





ココハ「こちらこそ
ごめんなさい」





このとき
私の足が止まった。





聞いたことある声。





思い出したくない声。





それは
コウショウだった。





コウショウ「おぉココハ。
久しぶり!
元気してた?」





ココハ「うん元気」





どうしようかと思ったけど
案外普通だった。





そしていつの間にか
カフェに来ていた。





ココハ「あのさコウショウ。
どうして私と別れたの」





私はずっと
気になっていた。





するとコウショウは
ゆっくり話し始めた。





コウショウ「俺はずっとココハが
好きだった。ただココハが
ニコ学目指してるの知って、
このまま付き合って
デートとかしてたら
ココハが勉強に集中できなく
なるんじゃと思って
別れることにした」





ココハ「そうだったんだ」





コウショウ「ただ・・・
俺はまだココハが好きだ。
俺ともう1度
付き合って下さい」





ココハ「私もコウショウが
忘れられなかった。
もちろん!
またよろしくね!!」











―end―

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