私だけの王子様

CAST阿部 ここは阿部 ここは

作者:Himari

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.10.29

私は阿部ここは。
普通のどこにでもいる中学生。





昔から真面目な生活で、
新潮学園の
生徒会長をしている。





あむ「ここは~。
ノート遅くなってごめん!」





この子はあむ。
私の親友で、
今駆け出しの女優だ。





ここは「全然大丈夫だよ!
あむ最近忙しいでしょ?
お疲れ様!」





あむ「ありがとう!
それと、見て!
蓮くん、今日も
カッコ良すぎるよ。。。」





あむのスマホの画面には、
最近超超超人気の
ボーイズグループのメンバーの
内田蓮がいた。





クラスの女子、、
いや、
世界の女子は
この人に夢中だ。





あむ「ここはも、
ぜったいハマるって!」





ここは「う~ん。
私はいいかな~」





、、、
実は私はみんなに
秘密がある。





ピロンッ





1通のLINEがきた。





蓮「ここはお疲れ!
最近会えてないよね。
本当にごめん!
はやく会いたいなー」





そう。





超人気ボーイズグループ
メンバーの蓮は、
私の彼氏だ。





蓮とは元々幼馴染だ。





もちろん、みんなには
秘密だけど。





ここは「蓮もおつかれ!
私もあいたい~」





蓮「お互い頑張ろう。
そして早く会おう!」





ここは「うん!」





相手は国民的アイドル。
なかなか会えないし、
秘密のお付き合いだけど
ここはは、蓮のことが大好きだ。





蓮がいるから
今のここはがいる。













――――ある日。





蓮から1通の
LINEがきた。





蓮「ここはお疲れ!
クリスマスにあった仕事が
少しはやくなったんだ。
だから、クリスマス会えるよ!」





ここは「えっ、本当に!?」





蓮は毎年、クリスマスや
バレンタインなどの日は
仕事があった。





去年もクリスマスライブが
あったから
一緒に過ごすことは
できなかった。
(もちろん
ライブは見たけど)





蓮「今年のクリスマスは
2人で過ごそう!
行きたいところとかある?」





ここは「う~ん。
行きたいところが
ありすぎて迷っちゃう(笑)
考えておくね」





ここはは幸せの気持ちで
いっぱいだった。





ここは(蓮くんとクリスマスを
過ごせるなんて、夢みたい)













・*。・ いつの日か ・。*・





ここはは生徒会の
仕事をしていた。





先生「いいですね!
さすがここはさんです。
今日はここで終わりに
しましょう」





ここは「ありがとうございます。
では、さようなら」





生徒会の仕事を終え、
校門をでてスマホを見て
歩いていた。





ここは(やっぱここの
イルミネーションは
王道だよね。
あぁ、でも人いっぱいか。
ばれてしまうといけないか)





と考えていると、
トントンと肩を叩かれた。





後ろを振り返ると
ここはは大きな声を
だしそうになった。





ここは「、、れっ!」





蓮「しーっ!、、
ビックリした?」





そこには蓮がいた。
蓮は伊達メガネをつけて、
ダボっとした
パーカーを着ていた。





普通の人なら蓮とは
わからないだろう。





ここは「どーしてここに?」





蓮「今日、仕事が早く
おわったからきちゃった。
せっかくだし、
いつものところ行こう!」





ここは「もー。嬉しいけど
バレたらどうするの?
ちょっとだけだからねー」





幼い頃から
一緒に遊んでいた
公園がある。





ブランコと滑り台、
ベンチがあるという
小さい公園だ。





周りは木で囲まれて、
人はあまりこない。





2人にとって大切で
定番のデートスポットだ。





ここはは、学校の話。





蓮は、学校の話。





そんな話で
もりあがっていた。





蓮「そういえばクリスマス、
行きたい場所きまった?





ここは「あ、そうそう!
王道のイルミネーションも見たいし、
ケーキも食べたいし、
可愛いスノードームを買いたい!」





蓮「おぉ、、笑
おおいな」





ここは「冗談冗談!
あのね、ここのカフェは
どうかなー?」





そう言って
蓮にスマホ見せる。





蓮「いいけど、、。
本当にここはが
行きたいところ?」





ぎくっ





ここはは少し戸惑った。
確かに本当は、
イルミネーションを
見に行ったりなど
したいことを堂々としたい。





けどそれは、
叶わないことだ。





ここは「いーのいーの!
私はクリスマスに
蓮と一緒にいれるだけで
幸せなの!」





蓮「わかった。
クリスマスは
ぜったい一緒いよう」





そう言って2人は
指切りげんまんをした。





クリスマスの約束をして、
そろそろ帰ろうとしたその時、





カシャッ





という音がした。





ここは「、、、?」





ここはは少し
違和感を覚えたが、
蓮の「ここはー?」と言う声に
かきけされてしまった。













・*。・ 次の日の朝 ・。*・





ここは「おはよう」





といつも通り、
教室のドアを
開けた時だった。





ザワッ





クラスの空気が
一瞬でかわるのが
すぐにわかった。





職員室に行こうと
荷物を置いて、
廊下にでた。





ここは(みんな
どうしたんだろう?)





あむ「あ、ここは!
おはよう」





あむがやってきた。
あむはいつも通りだった。





ここは「あむ、おは――、、」





あむ「これでも
学校にこれるんだ。
せっかくやったのに」





ここはは
耳をうたがった。





意味も
理解できなかった。





ここは「え、、?
どういう―――、、?」





あむ「まさかだけど、
みてないの?」





あむはスッとスマホを
見せつけてきた。





サアッと血の気がひく。





昨日の公園での
2人のツーショットが
ネット上にあがっていて
炎上していた。





コメントには
「しんじられない」
「ずっと好きだったのに」
「ファンやめる」
などと書かれていた。





ここは(嘘でしょ、、?)





ここはが
動揺しているとき、
ハッとした。





ここは「まさか、あむが―――?」





あむ「え、うん笑」





あの時の違和感は
このことだったんだ。





ここはは震え始めた。





ここは「なんでこんなこと―――、、、」





あむ「なんでって、
ムカつくからに
決まってんじゃん。
2人が付き合ってるなんて
とっくに知ってるし。
これで終わりよ」





あむはその場を
去っていった。





ここはは、
放心状態だった。





あれが、あむの演技だと
信じたかった。





学校では無視。
スマホやテレビをかければ、
叩かれるばかり。





ツイッターのトレンドにも
はいっていた。





蓮とは連絡もとれない。





そんなある日、
蓮から電話がきた。





蓮「ここはっ、悪い――。
本当――、、」





ここは「いや、私もだよ」





蓮「ここは、、っ」





ぶちっ
電話は途中で
きれてしまった。





炎上はます一方。





そんな中、
クリスマスを
むかえてしまった。





あれからは、もちろん
蓮と連絡はとれてない。





気持ちは変わらないまま、
ここはは生まれてはじめて
学校をサボった。





そして、あの公園に
向かった。





1人でゆっくり
ブランコをこいでいた。





ここは(私のせいだ。
私のせいで、蓮は―――。
もう取り返しがつかない)





ここはの目から、
涙が溢れてきた。





ここは(やっぱり、
蓮とは別れるべきだ――――。。。)





ここは「う、ううっ」





そこへ―――、





蓮「ここはーっ!」





蓮が走ってやってきた。





ここは「れ、れん!?」





ここはは、
ギュッと決意した。





ここは「だめっ、
私にもう近づかないで、、!
もう迷惑はかけたくないのっ」





ここはには
苦痛の選択だった。





本当は
蓮と一緒にいたい。





けど、蓮のことを考えた
ここはの決断だった。





蓮は黙ってしまった。





2人とも黙ってしまい、
沈黙が続いた。





が、突然。





蓮「ここは、行くぞっ」





蓮はここはの腕を
ぐいっと引っ張って
はしりだした。





ここは「ちょっ、蓮ー!」





2人は、なんと
あのここはが見たがっていた
イルミネーションの会場まで
きてしまった。





ここは「えっ、、」





蓮「見たいって
言ってただろ」





ここは(蓮―――、、)





が、周りが
ザワザワしてきた。





「え、あれって
蓮じゃない?」





「うそ、じゃあ
隣の女って、、」





それはここはの耳にも
聞こえてきた。





蓮は変装も
何もしていない。





ここは「ちょっ、蓮
まずいって
帰ろう―――」





ここはが
走ろうとしたその時、
蓮はここはの腕を
またつかんだ。





ここは(蓮、
何考えてるのっ?)





蓮「手だして」





ここはが戸惑いながら
手をだすと、そこには
大きなイチゴがのった
ショートケーキと
可愛らしい
スノードームがあった。





ここは「えっ、これ、」





蓮「今年のクリスマスは
特別なんだ」





ここは「え?」





蓮「ここはにはいつも
我慢させてきた。
けど、今年はクリスマスを
一緒にすごせるから
本当に嬉しかったんだ。
だから、ここはのしたいことを
全部やるつもりだったんだ」





蓮「メリークリスマス。
ここは!」





ここは「っ、、、!!」





ここはは嬉しい気持ちが
溢れ出てきた。が、





ここは「でも蓮、
これじゃまた―――、、」





蓮「騒がれたっていい!」





蓮は珍しく
大きな声をだした。





蓮「この関係がバレたっていい。
どんなに噂されてもいい。
俺は、ここはといたいんだ!
それが何より大事なんだ」





ここは「蓮」





蓮「改めて言う。
ここはが好きだ。
これからも
付き合ってほしい」





ここはは涙をながし、
笑った。





ここは「うんっ、、!
もちろん!
ありがとう蓮。
ありがとう―――、、」





そして2人は
抱きしめ合った。





2人は
周りの人達のことなんて
気にしていなかった。





後日、蓮は公式に
報告動画をあげた。





そしてそのことは
全世界に認められ、
蓮はグループのメンバーとして
活動をはじめた。





そして、あの映像も
全世界にひろがり
噂となった。





「蓮くんの言葉かっこよすぎ!」
「これは応援するしかないでしょ!」
「この彼女ちゃんも可愛いじゃん!」





そう、2人はカップルとして
全世界に認められたのだ。





ここは「蓮、本当にありがとね。
ほんとに、、」





蓮「何言ってるんだよ。
俺はこうして、
ここはと一緒に
いたかっただけだよ」





2人はまた、
あの公園のブランコに
のっている。





ここは「来年も一緒に
クリスマス過ごせるよね」





ここはは、蓮を
チラッと見て言った。
蓮はニカっと笑って応えた。





蓮「あぁ、当たり前だろ!
来年も再来年も、
ずっと一緒だ!」





ここはは
そんな蓮の姿を見て、
ふふっと笑った。





これからも
ずっとずっと
よろしくね。





私だけの王子様。











*end*

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