転校した先に待っていたのは

CAST国本姫万里

作者：C

2023.01.16

こんにちは。
国本姫万里です。

実はわたし、今日転校して
新しい学校に
通うことになります。

緊張する･･････

東京から三重だから、
学校の雰囲気も
全然違うだろうなぁ。

そんなことを思っていると、
もう学校に着いちゃいました。

自分のクラスまで行くと、
先生が挨拶してくださいました。

ゆなな先生「こんにちは。
１年４組担任の高比良由菜です。
生徒からは、ゆなな先生って
よばれてるから、
ゆなな先生ってよんでくれると
嬉しいな」

そう言って教室を
案内してくださいました。

ゆなな先生「静かに。
今日からクラスメイトになる
国本姫万里さんです。
ヒマリさん入ってください」

ヒマリ「今日からお世話になります。
国本姫万里です。
よろしくお願いします」

ゆなな先生「席は、縦５列目の
横４列目です。
仲良くしてください」

席に座ると、隣の席の子に
声をかけました。

ヒマリ「お名前
なんていうんですか」

（紙に書く）西優行

ヒマリ「ありがとうございます」

いよいよ新しい学校での
授業が始まります。

（あれ？
この学校遅れてるのかな？
前の学校で習ったことが
でてきてる）

思ったより簡単で、
たくさん発言できました。

（新しい学校でも
うまくいきそうな気がする）

：休み時間：

ユアン「ヒマリちゃんっていうの？
さっき話しかけてくれて
ありがとう」

ヒマリ「全然。
仲良くしてくれると嬉しいです」

カホ「なにあの子。
学校きて早々
学年一モテるユアンと
馴れ馴れしく話して」

ナツミ「あの子
発言たくさんして
クラスの陽キャきどり？」

ユズ「マジでムカつく」

クラスの女子「いじめてやらない？
体だと先生にバレるし、
精神のほうで」

ゆなな先生「もうすぐ授業始まるよ」

わたしは、陰で
いじめの計画が
立てられているともしらず
いつも通り発言をたくさんして
男子とも仲良くしました。

：放課後：

カホ「今から屋上来てくれる」

わたしは無理矢理
引っ張られ
屋上に着きました。

カホ「いまから言うこと
きかないと、
酷い目に遭うよ」

ナツミ「１、男子と仲良くしない」

ユズ「２、女子とは
仲良くしているふりをする」

カホ「最後、
ユアンのことを
好きにならない」

クラスの女子「いうこときかないと
酷い目に遭うからね」

クラスの女子「じゃあ」

（胸の奥がズキズキする。
わたしユアンのこと
好きになりかけてたんだ）

：次の日：

次の日からわたしは、
男子とは一切話さず、
女子と話しました。

でも、その会話は、

女子「ヒマリって
性格悪いよね」

女子「わかるわかる」

女子「ヒマリは自分のこと
どう思ってんの？」

ヒマリ「････････････」

女子「ほら。
性格悪ｗｗｗｗ」

みたいな感じです。

それから１ヶ月経って、
もうこの生活に
我慢できなくなりました。

わたしは１番信頼できる
ユアンくんに全て言いました。

ユアン「大変だったね。
僕からも言っとくよ」

ヒマリ「ありがとうございます」

：次の日：

カホ「ヒマリちゃん。
いままでごめんなさい。
今からでも間に合うなら、
わたしとナツミとユズと
友達になってくれない？」

ヒマリ「いいよ。
仲良くしよう」

カホ・ナツミ・ユズ「ありがとう」

ユアン「今から屋上来てくれる」

ユアン「ヒマリちゃんが
転校してきた時から
ずっと好きでした。
僕と付き合ってくれますか」

この人のおかげで、
大切な友達もできたし、
学校生活も楽しくなった。

この人は、わたしが
心から好きな人だ。

ヒマリ「よろしくお願いします」

今では、カホとナツミとユズは
世界一と言ってもいいぐらい
仲がいいし、
ユアンともラブラブで、
毎日が楽しいです。

＊ＥＮＤ＊