人気イケ女にアンチ1?!

CAST池 未来実池 未来実

作者:sakyon

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.06.01

私はクルミ。
今流行りの
YouTuberとして、
注目を浴びている。





そんな私は学校でも
男女問わず
モテている。





そんな私は、今日も
動画をアップした。





アップから
1時間が経って
視聴回数を
チェックしてみたら、
100万回再生済。





高評価は5万。
低評価は1。





・・・
ん?
低評価1?





いつもは低評価0。





でも、い、1?





私はコメント欄も
チェックした。





そうしたらなんと、
アンチコメントまで
きていたのだ。





多分
低評価した人だな・・・





そこには、
“こいつ
自分可愛いと
思ってるっしょw
ウケるんですけどw”
と書いてあった。





私はこのコメントに
相当腹が立った。





まず、私をこいつ扱い?
ありえない。





自分を可愛いと
思ってるなんて、
当たり前でしょ?





ミスコンだって
優勝するほど
私は可愛いのよ。





私が可愛いことなんて
誰でも知っている。





このアンチコメントのせいで
コメント欄は炎上して、
厄介なことになった。





炎上は1日で収まったが、
次の日の動画も、
また次の日の動画にも
そいつは口を出してきた。





私は怒りを
抑えきれなくなって、
そいつの正体を
暴くことにした。





そいつは、NAOYA0131
というペンネームで、
きっと名前はナオヤで、
0131は誕生日かなんか
なんだろうと考えた。





ん? 私、1月31日
誕生日のナオヤ、
知ってる。





クラスメイトの
紀田ナオヤだ。













*。*。*。*。*。*。*。*。





次の日、私は
紀田ナオヤに
アンチコメントについて
質問してみることにした。





クルミ「ねえ、
ナオヤくん!」





ナオヤ「・・・何?」





まずこの私にタメ口、
これは犯人くさいぞ。





クルミ「失礼だと思うけど、
もしかして私の動画に
アンチコメント
してるのって
ナオヤくん?」





ナオヤ「・・・そうだけど?」





は?
白状したし、
こいつ脳内
どうなってるの?





もしアンチコメントの犯人を
私にバラされたら
どんなひどいことになるのか
わかって言ってるの?





クルミ「え、えぇと・・・
アンチ、やめてくれない?
炎上しっぱなしで
ナオヤくんも迷惑でしょ?」





ナオヤ「俺は全然
気にしてないから
話しかけないでくれない?」





クルミ「ナオヤくんが
気にしてるとかじゃなくて、
私にまで迷惑かかってるの。
今日でやめて」





ナオヤ「だから
その上から目線
やめてくれない?」





急に怒り出した。





ナオヤ「俺はお前の
私可愛いアピールとか、
その上から目線に
見ててイライラすんの。
だから俺の前から消えろ」





クルミ「何それ。
私、言っておくけど
チャンネル登録者
100万人越えの
人気YouTuberですからね?」





ナオヤ「それが何んだよ、
ブス女」





クルミ「今なんて?」





ナオヤ「ブ・ス・女」





クルミ「なんですって?」





私のプライドは
ぐちゃぐちゃに
踏み潰されて
とうとう怒りが爆発した。





私はナオヤを連れ出して
屋上で
話をすることにした。





ナオヤ「ここまで
連れ出しておいて何?」





クルミ「私、池クルミは
美人で女子力あって
超モテる女です」





ナオヤ「・・・」





クルミ「どう?
何も言えないでしょう?」





ナオヤ「美人で女子力あるのは
認めざるおえないかも
しれないよ?
でも超モテる・・・ねぇ」





クルミ「私、一応
モテてますから」





ナオヤ「こんな1人の男を
その気にできないで
モテてる・・・と」





クルミ「あんたは例外ね。
私の動画に
アンチ入れてくる
常識知らずな男ですから」





ナオヤ「そんな男でも
惚れさせるのが
モテ女って
もんじゃないの?」





クルミ「・・・わかったわ。
私は1週間以内に
あんたを惚れさせる。
もしできなかったら
いくらでもアンチ
入れていいわ。
でもそのかわりに
惚れさせられたら
アンチはやめ」





わかったかしら?





ナオヤ「いいでしょう」





こうして私とナオヤの
バトルは幕を開けた。













*。・1日目・。*





今日は女子力アピールを
するため、
お菓子作り動画を
あげることにした。





そして、そのお菓子は
可愛くラッピングして
ナオヤにあげることにした。





ナオヤは、腕はいいね。と
まぁ上から目線なコメント。





でも、美味しいってこと
なのかな。













*。・2日目・。*





2日目は
私のオシャレ度を
アピールすることにした。





原宿のニコスタという
ティーン向け洋服店で、
ガーリー系の洋服を
買い集めた。





試着した写真を
ナオヤに送りつけたら
まぁまぁかな。という
またまた上から目線な
コメント。





私は少々
イラッときたけど
我慢我慢・・・













*。・3日目・。*





今日はメイク動画を
アップした。





普段とは違う印象を
与えることで、
私に興味が
出ることだろう・・・





この作戦は
うまくいくと思ったが、
すっぴんの方がいい。
とのコメント。





それって、メイクが
下手って意味?





それとも、素の私が
好きなのかも・・・?













*。・4日目・。*





今日は暖かかったので
ナオヤを
バナナジュースデートに
誘った。





だがナオヤは、
バナナジュースが
嫌いだったみたいで、
1人で飲むことにした。





1人でジュース飲むのって
ちょっと寂しいな。













*。・5日目・。*





今日は雑誌ニコマを読んで、
男子の心理について
学ぶことにした。





これは私にとって
とても大切なことだと思う。





だけどナオヤは
例外男子だったと
思い出し、
これは意味なかったかも・・・
と後悔した。













*。・6日目・。*





いよいよ明日が
勝負の日。





今日はエステにいって
肌の調子を整え、
お風呂上がりに
パックをした。





夜は少し早く、
着圧ソックスを履いての
就寝。





私は可愛い、
私は可愛い、





そう唱えながら
眠りについた。





明日、絶対
好きだと言わせる・・・













*。・7日目・。*





今日はナオヤとの
約束の日だ。





ガーリーコーデで
ビシッと決めて、
手作りクッキーを持って
家を出た。





メイクはあまりせずに、
口紅だけにした。





頑張ろう・・・





クルミ「ナオヤ君、
おまたせ」





ナオヤ「遅いんだけど?」





クルミ「ごめん、
ちょっと遅れた・・・」





ナオヤ「まぁいい」





クルミ「それで・・・私、
言いたいことがあるの」





ナオヤ「なんだ」





クルミ「私、この1週間
ナオヤ君に振り向いて
もらおうと頑張ってきたけど
いつのまにか頭の中には
ナオヤ君しかいなくて・・・
だから、その・・・」





私、ナオヤ君のこと
好きなってたみたい。





ナオヤ「クスクス」





カナミ「何笑ってるの?」





ナオヤ「お前、随分
変わったなって。
最初はあんなに
上から目線の
ぶりっ子だったけど
今はもうふつうの
女の子だなって思った」





クルミ「それで・・・
勝負は私の負けかな」





ナオヤ「俺の負けだよ」





カナミ「え?」





ナオヤ「俺、もともと
お前のこと気になってて、
好きな子には
意地悪したがる
男の心理っつーか、
って自分で言うの
恥ずかしすぎるから
察して」





クルミ「な、なにそれー!!!」





ナオヤ「ま、結果良ければ
すべてよし笑」





こうして
私とナオヤ君の
勝負は私の勝利。





最初はあんなに
ナオヤ君のこと嫌いで
ムカついてたのに、





今では頭のなかが
ナオヤ君でいっぱい。





クルミ「じゃあもう
アンチ入れないでね!」





ナオヤ「わかってる。
てか、あれも嘘だし」





クルミ「大迷惑」





ナオヤ「ごめんごめん」





それから私のYouTubeに
アンチコメントを
されることはなくなり、
低評価もなくなった。





私のコメント欄には1つ、
大好きってコメントが
増えました。







*end*

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