夢と現実一緒だったらいいのに

CAST池 未来実池 未来実

作者:両思い中

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.12.10

私くるみっていいます。
今、彼氏に
フラれたばっかり。





おおぞら君って
いいます。





メアリが
好きなんだってさ。





私にとってメアリは
色々な面で敵関係。





あぁ!
くやしっ!













・*。・ 帰宅 ・。*・





くるみ「くっなんでぇ・・・
ぐすっぐすっ」





母「くるみぃご飯よー
あっ」





私は寝てました。





ここはどこ?





砂漠にいた。
砂埃が立つ。
目に入る。
私は目を閉じた。





再び目を
開いたとたん。





ドキッ





くるみ「あ、あんたは・・・!」





メアリが
立っていたのだ。





とても偉そうな
目つきをして。





メアリ「あんた邪魔。
ちょっと
どけて下さる?」





くるみ「お前こそ偉そうに!
何しとんやお前!
おおぞら君を返せや!
横取りするなや!」





なんか知らないけど、
男の人が出てきた。





誰?
おおぞら君じゃない。





レン「何をしているんだ、
このお方は
このニコラ王国を
治めていらっしゃる、
メアリ女王様だぞ」





くるみ「は?」





え、は?





これは・・・
私だけの力じゃ
どうにもなりそうにない。





メアリ「じゃあごきげんよう。
私に会えたことに、
喋れたことに
感謝なさい?」





くるみ「くっ」





また砂埃が立ち、
メアリは消えていた。





私は1日考えて、
メアリの王室に
入り込む作戦を考えた。





夜。
こっそり行くのだ。





なんかおおぞら君が
いそうな気がしたから。











*。・----。・----・。*





作戦開始。





キィ





扉を開けたとたん、
私は息を呑んだ。





なんて綺麗なの。





キンキラキンのお部屋
ばっかりであった。





「メアリ女王寝室」





違う違う。





「レン召使休憩所」





違う。





色々な看板があったけど、
おおぞら君の看板はなかった。





??「すみません・・・
助けてください」





くるみ「誰?」





くるっと振り向くと、
ボロボロの服の男の子がいた。





こいつもおおぞら君では
なかった。





ルワ「俺、ルワって言います。
おおぞら君をお探しですか?」





「俺なら知ってますよ」





くるみ「教えて!」





私は牢屋の鍵を
開けてあげた。





ルワ「処刑場におります。
メアリ女王により
処刑されることが決まったのです。
明日なので、今なら会えますし
話せますよ」





くるみ「ありがとう」





走っていった。





おおぞら君
無事でいますように・・・













*。・----。・----・。*





私はおおぞら君を
見つけた。





口はロープで縛られ、
体も固定されている。





くるみ「おおぞら君?」





おおぞら「え、くるみ?」





どうしてここにきてるのって
顔をしている。





私は口のロープだけを
外した。





体の固定は
外せなかった。





くるみ「どうして
私じゃなくて、
メアリを選んだの?」





おおぞら「ごめん」





「俺、くるみの方が
好きだった」





くるみ「そうなのね。
よかった」





グルングルンと
地面が回り始めた。





くるみ「おおぞらくぅん!!!!!!!!!!!!」





おおぞら「くるみ!!!!!!!!」





うわっ





はぁはぁはぁ





あ、





夢だったんだ。





正夢になれば
いいけど。





現実だったらよかったと
思ったけど、





おおぞら君が
処刑されてたら
困ってたな。





とりあえず、
夢でよかった!











*end*

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