大丈夫。今度は俺が守る

CAST池 未来実池 未来実

作者:ういちゃん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.09.15

私、ニコ学のクルミ。





この間、ニコラ町に
引っ越して来たんだ。





まぁ、隣の町
なんだけどね。





Aヤンキーグループ「おい、
かわい子ちゃん。
1人で歩いてたら
俺たちみたいなやつに
さらわれちゃうぜ!?」





やばい・・・
ヤンキーに絡まれた・・・
どうしよう・・・





誰か、誰か助けて!!





Bヤンキーグループ「おい、
お前ら何してんだよ!」





Aヤンキーグループ「あん?
お前らこそなんだ??」





殴り合いになった。





Aヤンキーグループ「はぁはぁ・・・
今日のところは
この辺にしといてやる!
帰るぞ」





Bヤンキーグループ「お前、
ニコ学の生徒?」





クルミ「はい・・・」





Bヤングル「1人で歩いてたら
危ないぜ?
わかっただろ?」





この人たちは
優しい・・・





Bヤングル「明日から
友達と帰れよ」





クルミ「友達・・・」





Bヤングル「ん?
声小さくて
聞こえねぇよ」





クルミ「私、友達・・・
いないんです・・・」





Bヤングル「は?」





クルミ「引っ越して来たばかりで」





Bヤングル「んじゃ、
俺が友達になってやるよ」





クルミ「!!!!!!!!!」





Bヤングル「何びっくりしてんだよ!
俺が友達になってやるって
言ってんの! いいな?」





クルミ「は、はい・・・」





えっ? 私、
「はい」
って言っちゃった!
どーしよ・・・





Bヤングル「明日からここで
待ってるから、こいよ」





Bヤングル「はい」





それからと言うもの、
私はBヤンキーグループのリーダー、
レンと仲良くなった。













*。・ ある雨の日 ・。*





クルミ「ごめん、遅れて!」





レン「ごめんじゃないだろ!」





クルミ「ごめん。
って、雨降ってんのに
カッパも着ないで
待っててくれたの?
それにバイクは?」





レン「急に降って来たんだよ!
バイクは修理中だ?」





ハックシュン、
ハックシュン





くしゃみ連発





クルミ「大丈夫?
レンの家どこ?」





レン「俺の家?
家なんてない」





クルミ「えっ?
何意味のわからないこと
言ってんのよ。
もういいわ。
私の家に来て」





2人で歩きながら
クルミの家に行く。





クルミ「ほら、
そこに横になって!」





レン「横にならなくても
大丈夫だって」





クルミ「ダメだよ!
横にならなくちゃ!
顔赤いし」





レン「ハックシュン、
ハックシュン、
ハックシュン」





クルミ「ちょっと
熱測るから」





ピピピッ、ピピピッ、
ピピピッ





クルミ「うわ、
38.5度もある」





レン「こうなったのは
クルミのせいだからな」





クルミ「ごめん」





レン「罰として
俺におかゆ作れ」





クルミ「罰?
しかもおかゆ
作ったことないし」





レン「は?
なんか文句でもあるか?」





クルミ「な、ないです・・・
作ります・・・」





やっぱり怒ると
怖い・・・w





クルミ「はい、できたよ」





レン「あっつ!
もうちょっと
冷ましてから
持ってこいよ!」





クルミ「もしかして
猫舌なの?」





レン「うるさい! 黙れ!」





クルミ「はいはい。
でさ、家ないって
どうゆうこと?」





レン「親が病気で
亡くなって・・・」





クルミ「そうだったんだ・・・
じゃあ、今どこに
住んでるの?」





レン「友達の家
はしごしてる」





クルミ「そうなんだ・・・」





それから3日後、
レンの風邪は治った。





しかし、
次の日の朝。





Aヤンキーグループ「よう!
ニコ学のかわい子ちゃん」





やばい、まただ!
レン助けて・・・





Aヤンキーグループ「最近、学校の帰り、
Bヤンキーグループのレンと
帰ってるらしいな!
どういう関係だよ。
あん? 教えろ!」





クルミ「い、い、いやです」





Aヤンキーグループ
「あん? 何だと?
お前、ボッコボコにして
欲しいのか?」





そしたら。





レン「クルミ!」





Aヤンキーグループ「噂してたら
来やがったぜ」





レン「俺のクルミに
何やってんだよ」





Aヤンキーグループ「やるのか?」





バンッ、
ボッコッ・・・





喧嘩始まった・・・





Aヤンキーグループ「お、お前!
覚えとけよ?
今日のところは
許してやる」





クルミ「レン・・・」





私は安心してか
号泣した。





クルミ「もう、遅いよ!
怖かったじゃん!」





レン「でも
大丈夫だっただろ」





クルミ「これからもあの人達に
絡まれるって考えたら
怖くて、怖くて・・・」





レンが
バックハグして。





レン「大丈夫。
今度は俺が
お前をずっと
守ってやるよ」





クルミ「レン・・・」





レン「だから俺を信じとけ。
何があっても
俺がお前を守るから」





クルミ「ありがと・・・」





レン「ほら、
もう泣くな」





クルミ「う、うん」







*end*

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