最高グループの最難な恋。

CAST池 未来実池 未来実

作者:NN

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.04.20

私達はニコラ学園の
輝かしい存在8人。





私達はニコラ学園の
象徴だろう。







* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





私はクルミ。
この学園一と称される女。





その私がこの学園に
「最高グループ」を
結成するために
オーディションを開いた。





応募者数は500人、
合格者7人。





そして決まった
「最高グループ」を
紹介しよう。





この子はマノカ。
顔が綺麗すぎて
学校では
「美のクイーン」
と呼ばれる。





次にこの子はユラ。
この小動物な顔に
落ちない男子はいないと
言われている。





そしてルキ。
明るいくらすの
ムードメーカー。
男女問わずモテている。





学園のムードメーカー=
美女これは強い。





次はルワ。
廊下を通るたびに
キャーキャー言われて、、、
学園、いや日本一の
モテ男であろう。





次にナオヤ。
こいつは顔面偏差値が
最強。





ルワと2人で
ニコラ学園の
ツートップと
呼ばれるほどだ。





そして次にヨシト。
ラップも歌えて
普段はおちゃめ。





このギャップが
やばい。





休み時間は
サイン求めに
女子の行列。





ファンクラブなんて
ものができてるらしい。





次はレン。
静かすぎる。





オーディションの時も
喋らなかったもの。





でも、何か最高グループに
必要だと感じ、合格に。





顔もイケメンだしね。





以上。
最高だと思わない?





そして初めて
8人で集まることに。





会議室に
呼び出した。





クルミ「まずは合格おめでとう。
今からこの学園の
トップにある
『最高グループ』で
やりたいことはある?





マノカ「そうだね~、
ファンクラブ作り」





クルミ「確かに!
他は?」





ユラ「私はこのみんなで
日にち決めて
こんな感じで集まって
雑談会したい!」





ルキ「それめっちゃいい!
賛成!
私達が話し合ってる
教室の廊下、
絶対出待ちいっぱいじゃん」





ヨシト「それは嬉しい。
出待ち憧れる~」





マノカ「もうヨシトは
出待ちいつも
めっちゃされてるじゃん」





ルワ「それほんとに思う。
ヨシトと会った女子は
『キャー////
ヨシトくーん!!!』
でしょ?」





全員「笑笑」





ナオヤ「じゃあ日を決めて
雑談会を開く。
その方針で話し合いを
進めていくか」





クルミ「そうだね!」





レン「・・・・」





クルミ「レンは
なんかないの?」





レン「・・・誰がモ、
モテるかしょ、うぶ」





全員「えええええ!」





ナオヤ「レンの口から
そんな案が
出るなんて!」





ヨシト「でもさ、
面白そうじゃない?」





ルワ「もうでも俺ら
充分モテてる気がする笑」





ナオヤ「それは言えてる笑」





クルミ「確かにね、
私らもモテてると思う」





マノカ・ユラ「うん」





レン「じゃあさ、
聞くけど
付き合った人いる?」





全員「いないわ」





レン「モテることは
君達簡単かもしれないけど、
付き合うっていうのは、
モテることより難しいんだよ。
とくに君達モテてる人間は」





ナオヤ「確かにモテるしか
考えてなかったな」





ヨシト「なんだよ。
お前よりは
千倍モテるよ」





ルワ「じゃあさ、
もうちょっとでさ、
花火大会じゃん?
だからさ、花火大会
一緒に見る相手、
見つけたら勝ちっていう
俺らには楽勝な
ゲームしないか?」





女子「いいいい!
やろ!」





レン「楽勝じゃないと
思うけど(ボソ)」





ヨシト「お前今さっき
なんていった?」





クルミ「まあまあ笑
じゃあこれで決定。
私達最高グループは、
花火大会までに
一緒に見る相手を
見つけれるか。
それとも見つからないか。
グループだけど戦いよ」





全員「はい!」





クルミ「では今日から
花火大会まで
恋人作るぞー!」





全員「オーーー!!」





マノカ「じゃ、教室帰ろ!」





ユラ「じゃあ途中経過は
次の週の今日の曜日に
ここ集合ね!」





全員「オッケー!」





ガラガラガラ
(ドアを開ける)





ニコ学の生徒達「恋人募集中ですか?
私でよければ!
私も恋人なりたいです!」





「俺、幸せにできます。
よかったら俺と
付き合ってください!」





(ザワザワ)





全員「うわー苦笑」





そして始まった
ニコ学生徒から
私たちへの告白ラッシュ。





ニコ学の生徒「わたしと
付き合ってください」





ルワ「ごめん」





ニコ学の生徒「じゃあ
私と付き合ってください!」





ルワ(ハァー。
いつまで告白されんだよ)





もちろん
他の男子も女子もだ。





ニコ学の生徒達「私ずっと好きでした」





「私も私も!」





(ザワザワ)





ナオヤ・レン「すいません。
ごめんなさい(・・・)」





ニコ学の生徒達「俺と付き合って!
いや俺と!
僕なら守れます!」





(ザワザワ)





マノカ・ルキ「ごめんね、、、
苦笑」





ニコ学の生徒達「好きでした!
花火一緒に見ましょうよ」





(ザワザワ)





ユラ「ありがとう、
でもごめんね
(どうしよう・・・)」





当然





ニコ学の生徒達「クルミちゃんだよ!
え、彼女にしたい!
俺のものだよ」





(ザワザワ)





クルミ「ごめんなさい!
(もうこんなのやだ)」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





そして
約束の雑談会の日。





ルワ「俺こんなのやだわ」





ナオヤ「俺たちに気持ちが
あるってのは嬉しいけど、
恋愛がこんなに難しいとは
思わなかった」





ヨシト「あいつの
言う通りだよ」





クルミ「いつもモテることは
嬉しかったはずが、
いざ、恋したいと思うと
難しいってわかったよね」





マノカ「花火大会まで、、
あと何日?」





ユラ「でもまだ20日
あるんだよ! ね!」





ヨシト「20日しかないんだよ」





ルワ「俺、このゲーム抜けるわ」





レン「楽勝じゃなかったのか?
あの時すごく自信満々に
言ってたじゃないか」





ルワ「それが難しいんだよ」





レン「じゃあ俺たちには
楽勝とか簡単とか
言うなよ」





ヨシト「なんだよレン。
急に怒り始めて」





レン「付き合ってとか
沢山声かけられてたけど、
あのな、あのたくさんの人達
全ての人が、真剣に俺らのこと
おもってくれてんだよ。
鬱陶しいとか思ってるのかも
しれないけど」





全員「・・・」





レン「人の気持ちを楽勝とか、
軽々しく扱うなよ」





ユラ「レンくん、、ごめんね。
私レンくんに言われてはじめて
集まった時、レンくんが
難しいっていってた意味が
分かったよ」





マノカ「私達最低だったね・・・」





クルミ「レンは私達に
大事なことを
教えてくれたよ」





ルキ「明日から私たちも
心がけて頑張るよ!」





ルワ・ヨシト「・・・」





ナオヤ「ルワとヨシト
どうしたんだよ」





ヨシト「こいつ
気にいらねぇよ」





ルワ「こんな奴
最高グループに
どうしていんだよ」





レン「じゃあさよなら」





(レンが出て行く)





ユラ「みんなひどいよ。
私レンくん
追いかけてくる」





(ユラも出て行く)





全員「・・・」





そしてユラは
レンを見つけた。





ユラ「レンくん!」





レン「なんだよ」





ユラ「行かないで!」





(追いかけて手を掴む)





ユラ「私気づいたの。
初めて会った日も、
雑談会で1人で楽勝とか
簡単とか言っちゃダメってことを
ちゃんと伝えようとしてくれていた
姿勢に惹かれてた私。
そして今、手を追いかけて
掴んでた私」





レン「・・・」





ユラ「私レンくんのことが好きっ!!泣」





レン「なんで泣くんだよ笑
泣きたいのは俺の方だよ笑
実はさ俺もさ、
お前に惹かれてたんだよ」





ユラ「え?」





レン「だから、俺と一緒に
花火を見ませんか?」





ユラ「はい!泣
だから1回
最高グループに戻ろ?」





レン「・・・分かった」





ガラガラガラ
(ドアを開ける)





クルミ「誰?」





マノカ・ルキ「あっ!
レンとユラじゃん!」





クルミ「良かったー泣」





ルワ・ヨシト「チッ。
戻ってきたのかよ」





ナオヤ「お帰り、
心配したんだぞ」





レン「報告がある」





全員「何?」





レン「花火見る相手決まった」





全員「えーーーー!!
うそ!」





(隣を向いて
頭に手を置く)





レン「ユラ」





ルキ・クルミ・マノカ「キャー!
おめでと!!」





ナオヤ「お似合いだよ。
おめでと」





ルキ・ヨシト「良かったんじゃないの」





無事めでたく
レン&ユラカップルが
誕生した。





クルミ「ねぇねぇナオヤ?
みんな思わない?
ナオヤは恋してるの?」





(クルミがナオヤを見つめる)





ナオヤ「(ドキっ)
し、してねぇし」





クルミ「笑笑
素直になりなよ~笑」





ナオヤ「素直になるよ?
恋? してるよ」





クルミ「そっそうなんだ~笑
へ、へんなこと
聞いちゃったね~苦笑
(私に恋、、、
なんてことはないよね~、、、)」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





そしてまた次の日も
告白ラッシュが始まる。





もう疲れた。





そして、
次の日も次の日も
また次の日も。





私、実はさ、
ナオヤに恋してる。





だからナオヤに
想い伝えようと思って。
決心してる。





(LINEでナオヤとはなす)





クルミ「ナオヤ~」





ナオヤ「なんだよ笑」





クルミ「今忙しい?」





ナオヤ「べーつに」





クルミ「じゃあ今すぐ
ニコ公園に来て」





ナオヤ「笑笑
わかったよ。
了解」







そしてナオヤが
公園にきた。





クルミ「あっ、
ナ、ナオヤー」





やばい。
緊張する。





これが
恋ってものか。





気持ちを
伝えるってことか。





ナオヤ「どうしたんだよ笑」





クルミ「好き」





ナオヤ「え?」





あっこれナオヤ
私のこと振るやつね。





困る困る困る。





クルミ「あっなんでもない笑」





(下を向く)





ナオヤ「(クルミのほっぺを掴み
目線をあわさせる)
なんだよそれ」





クルミ「え?」





ナオヤ「告白ってもんは
男からするもんじゃないの?」





どういうこと?





ナオヤ「おれと
花火見るよな?
クルミ」





クルミ「はい!」





恋の実現までは
こんなに難しく、





恋とは実ると
こんなに幸せなんて・・・/////













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





そして次の雑談会
約束の日。





ナオヤ「報告します」





ルワ「この始め、
さては花火見る相手
できたな?」





ナオヤ「うん」





レン「おめでとう」





ナオヤ「いやまだ早いって笑
相手を紹介する。
相手はクルミ」





クルミ「よろしくお願いします」





全員「まじ??
おめでとう!」





ルワ「よーし。
マノカ、ルキ、
ヨシト、俺。
花火大会までに
頑張るぞー!
オー!」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





そして、、、
雑談会後





教室戻ろうー!





ヨシト「レンとナオヤ、
ちょっとこい」





レン・ナオヤ「分かった」





全員「じゃあ後の
みんなで帰ろー!」





(みんなが帰っていく)





マノカ(ヨシト、また怒って
レンとナオヤに
何かするんじゃない?
よし。
ヨシト達をこっそり
追いかけよう)





そして。





ヨシト「まずレン。
ハァー。
お前に俺は
こんなことを言うのか」





マノカ(何言うの?
怖いよ)





ヨシト「ごめん。
俺あの時はさ、
カーッと来て
レンのこと
認めたくなくて、
あんなこと
言ってしまった」





レン「分かってくれんだ。
ヨシト、
こちらこそ大事な
雑談会の時に怒って
勝手に出てってごめん」





ヨシト「気にしないで!」





マノカ(えっ?)





ヨシト「そしてナオヤ!」





ナオヤ「はい」





ヨシト「おめでとう。
まさかお前の相手が
クルミになるとはな」





ナオヤ「ありがとう照」





マノカ(ヨシト、
こんな一面もあるんだ。
優しいじゃん。
惚れちゃうよ)





ヨシト「じゃあ、
みんなで帰ろ!」





マノカ(ヤバっ。
見つかっちゃう)





ナオヤ「何してんのマノカ」





レン「どうしたの?」





ヨシト「そこで何してんだよ笑」





マノカ「ヨシト以外、
ちょっと話聞いて」





ナオヤ・レン「分かった」





ヨシト(俺マノカに
嫌われてんのかな)





そしてマノカは
事情を話した。





ナオヤ・レン「えまじ???
じゃあさ、
言っちゃえばいいじゃん
ヨシトに」





レン「そうだよ。
ヨシトに言ったら?」





マノカ「・・・」





(ヨシトがこっちに
駆け寄ってくる)





ヨシト「ごめん、マノカ。
俺には来てほしくないよね・・・
でも我慢できず来ちゃった」





マノカ「ちょっと待っててって
言ったじゃん」





ヨシト「(マノカに
バックハグをする)
だって好きだもん」





マノカ「嘘じゃん」





ヨシト「本当だよ笑」





マノカ「私はヨシトのこと・・・」





ヨシト(ドキドキ)





マノカ「ずっと
好きだったんだよ」





ヨシト「やったー!
花火見にいこうね!」





ナオヤ・レン「ヨシトも
おめでとう!」





こうしてマノカとヨシトも
恋人になった。













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





次の雑談会の
約束の日。





ヨシト「お知らせがあります」





ルワ(ヨシトもできたのか。
花火見る相手)





ヨシト「俺、マノカと花火
見にいくことになりました」





クルミ・ユラ「おめでとう!」





クルミ「ほらナオヤ達も
祝ってあげなよ笑」





ナオヤ・レン「だって俺ら
知ってるもん」





クルミ「え? なんで?」





ナオヤ(コソコソと耳元で
事情を話す)





クルミ「なにそれ?
キュンキュンする~!」





ユラ「本当におめでとう!」





ルキ「・・・」





クルミ(ルキ・・・)





今日も無事雑談会が
終わった。





マノカ「よし!
今日はお疲れ様!
みんな、帰ろー!」





(みんなが帰る)





クルミ「あのさ、ルキ?」





ルキ「何?」





クルミ「最近ルキ暗いよ?」





ルキ「あのさ、」





ルキは私に全て事情を
話してくれた。





クルミ「ルキは今
恋してないの?」





ルキ「ル、ルワくん」





クルミ「ほんとに?
じゃあ今から
ルワを呼ぼう!」





ルキ「えっ、だめだめ」





クルミ「じゃあ隠れてて。
あとからでてきて
もらうから心の準備ね!」





ルキ(コクリ)





クルミがルワに
電話をかける。





クルミ「あっ、
もしもしルワ?」





ルワ「何?」





クルミ「今時間ある?」





ルワ「なんだよ」





クルミ「あのさ、
ルワの今
気になってる人誰?」





ルワ「誰にも言うなよ?
ルキ」





クルミ「笑笑」





ルワ「なんで笑うんだよ」





クルミ「いまから学校きて」





ルワ「おっ、おう」





クルミ「ルキ!
ルワ呼んだよ」





ルキ(怖いよ~)





ルワ「クルミ~」





クルミ「ルワ!
ちょっと話があるの。
ルキ、でてきて?」





ルワ(ルキ? まさか)





クルミ「ほら、
どっちからでも
いいなよ」





ルワ・ルキ「好き!」





クルミ「やったじゃーん!
(パチパチ)」













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





そうしているうちに
花火大会前日の
夜が来た。





クルミ「今夜だから
家にいるはずだけど
みんないるかな?
よし、電話かけよ」





クルミ「(みんな出た!)
あっ、もしもし?
明日の花火大会、
ニコランドで集合ね!
あっ、カップルで来てね!」





全員「はーい」







そして、
集合時刻。





(みんながくる)





マノカ「あれ?
いつもの最高グループの
メンバーじゃん!」





ナオヤ「ルワ、、
もしかしてルキと?」





ルキ「はい!」





ルワ「お前は
明るすぎるんだよ笑」





全員「笑笑」





(花火の時間が来る)





ヒューーーー





クルミ「あっ!
来るよみんな!」





バーーーン!





全員「うわーきれい!」





ルワ「最高の夏になったよ」





ユラ「これからもみんな、
よろしくね!」





私達最高グループの
メンバーは、
このグループメンバーで、
最高の夏を
迎えることができた。





レンにあの時
怒られてから
今日まで





私達にとって
はじめての恋ができた。





恋は難しいけど、
最高の恋ができた。







*end*

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