機械音痴の私

CAST池未来実

作者：Niziu

2021.04.15

う・・・う～ん？

私「もう!!」

よしと「どうしたの？
くるみ」

くるみ「いや、
私、機械音痴だから、
iPad無理!!」

よしと「仕方ねぇな！」

よしとがカチカチと
素早く始めてくれた。

くるみ「いくら学校で
使わないと
いけないからって・・・
もう、機械音痴の私の
気持ちぐらい考えてよ！」

よしと「まぁ、お前ほどの
機械音痴は、
見たことねぇな！笑」

くるみ「んー！
なんでそんなことー！」

よしと「はい！
出来た！」

くるみ「お、ありがと！
今のよしと
かっこよく見えたよ～
ニヤニヤ」

よしと「からかうな！」

くるみ「からかったわけじゃー笑」

まのか先生「はい！
よしとさんと
くるみさん！
授業中ですよー！」

くるみ「先生！
すいません！」

まのか先生「はい・・・
くるみさんあとで
職員室に来てください・・・」

くるみ「はい・・・！」

＊。・　職員室にて　・。＊

まのか先生「もう・・・
くるみさんったら！
でも・・・先生は
よしとさんと
応援していますよ・・・」

先生が幼く
ウインクした。

くるみ「分かっちゃいましたー？
テヘ」

まのか先生「先生の目は
ごまかせませんー！」

くるみ「きゃー！」

くるみ「先生??
あの・・・よしとは、
誰を好きそうですか？」

まのか先生「それはー
分かりません・・・
よしとさんは、演技というか、
表情が皆に平等ですからね・・・」

くるみ「はぁそうですか」

まのか先生「それに比べて
くるみさんは、
バレバレです笑」

くるみ「そうですか！笑」

まのか先生「何はともわれ、
今後は気をつけてください！」

くるみ「はい・・・！」

＊。・　次の日　・。＊

はぁーーー
今日もiPad・・・

くるみ「ぴえんよしと！」

よしと「よしと行っきまーす」

くるみ「ありがとぉ！
よーしと！」

よしと「おぅ」

まのか先生「くるみさん！
ちょっと職員室に！」

くるみ「はい!!!」

よしと「元気良いな笑」

くるみ「もっちろん！」

＊。・　職員室にて　・。＊

まのか先生「くるみさん！
ちょっと私
分かっちゃいました
かもです・・・」

くるみ「よしと・・・
ですか？」

まのか先生「うんうん!!
そうです！」

まのか先生「それが・・・
恐らく・・・」

ドキドキ

まのか先生「くるみさんじゃ？」

くるみ「いや、
そんなわけ～！」

まのか先生「いやでも、
iPadの授業でよしとさん、
ニコニコしながら、
くるみさんに教えに
行きましたよ？
しかも教えてから
『ありがとぉ！　よーしと！』
ってくるみさんが
いったらもう！
ニッコニッコ！笑」

ガラガラ!!!

まのか先生「はっ！」

くるみ「ん？　あっーー！」

よしと「あの！
２人で何話してると
思ったら・・・」

くるみ「よしと・・・これは！
あの・・・違うの・・・」

ウインク！

まのか先生
どうした？

まのか先生なんで
私にウインクした？

まのか先生「いやーーじつはぁ！
くるみさんが
よしとさんが
好きだってー
言うからぁ」

くるみ「先生っっ！」

よしと「仕方ないなー！
くるみ！
俺・・・くるみのこと好き！
くるみが『よしと！　よしと！』
って頼ってくれると
嬉しいんだよぉ、俺！
だから・・・
付き合いませんか??」

パチパチ!!

周りにいた先生達が
大きな拍手をした。

まぁ、もちろん
１番大きな拍手をしていて、
泣いていたの・・・
号泣していたのは・・・
まのか先生ですけど笑

まのか先生「くるみさん！
ヒック
答えは？
ヒック」

くるみ「もちろん・・・・・・
ＯＫ!!!!!
です！」

よしとが私に
抱きつこうとした時

まのか先生「くるみさん！
おめでと！」

くるみ「先生ありがとうー！
けど、今抱きつくのよしとー笑」

まのか先生「あ・・・
ごめんなさい！」

おっちょこちょいだけど
優しい先生に
助けをかりながら
見事に私は
愛する彼と結ばれました！

＊HAPPY END＊