恋はbitter chocolate

CAST池 未来実池 未来実

作者:minion

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.12.23

恋。





それが私にとって何なのか
分からなかった。





けど、中3で
恋を知った。







* ――― * ――― *





どうも!
まずは、イツメンを
紹介するね!





黒坂莉那。
面白いキャラ。
でも、ちょっと真面目!





南沙良。
大人っぽい。
頼れるお姉さんってカンジ!





涼凪。
とっても感情が顔に出る子。
可愛い妹みたい。





そして、私が池未来実。





私たちは、
とっても仲良し!





さてさて、
本題に戻ろう。





私の甘くて苦い
初恋の話をするね。





初めて会ったのは、
中2の時。





その日は、私が日直で
イツメンに待ってもらってた。





日直のすることが
やっと終わって
教室に戻ろうと思って、
廊下を歩いてた。





その途中の曲がり角で
誰かとぶつかった。





それが、《佐藤蓮》。





初恋の人。





未「いたっ!」





蓮「ごめん。
大丈夫?」





その時は会話は
これだけだった。





でも、中3のクラス替えで
再び会った。





目が合って思わず、
「あっ」って言ちゃった...。





その声で気づいたらしくて
同じく蓮も、
「あっ」って言ってた。





蓮「あ、同クラなんだ!
俺、佐藤蓮。
1年間よろ!」





未「私、池未来実。
よろしくね!」





最初の出会い方は
悪かったけど、
それからどんどん
仲良くなっていった。





もっともっと
蓮を知りたい。





何が好きで、
何が嫌いなのか。





蓮の全部、知りたい。





いつしか私の心には
そんな欲望が
住み着いていた―――。





そして、他の子と蓮が
仲良さそうにおしゃべりしている
ところを見ると、
(いいなぁ)と思うように
なっていった。





自分でも薄々気づいてたけど、
それって《嫉妬》でしょ?





でも、仕方ないじゃん?
自分で止められないんだから・・・













***~***~******~





そして、私が、
一歩踏み出す出来事が
起こった。





それは寒い日の
放課後だった。





3‐Aで2年生の女の子の
泉口美愛ちゃんが蓮に





「好きです!
も・・・もしよかったら
付き合って下さい!」





って言ってるのを、
聞いてしまった。





(盗み聞きじゃん!
ダメだよ!
立ち去らないと・・・)





って思っても、
返事が気になって
立ち去れなかった。





蓮の返事は、





「ごめん・・・
俺、好きなやつ
いないから」





って断っていた。





その後、すぐに帰った。





でも、ずっと考えてた。





(蓮はモテるから、
もし他の子が告白して
蓮が・・・蓮が付き合ったら?)
って。





それで、私も告白しようと
思ったんだ。













*翌日*





イツメンに言った。





みんなは
「頑張って!」って
応援してくれた。





そして、蓮にも・・・
言わなきゃ。





未「蓮!
16:30に3‐Cに来て。
言いたいことがあるんだ」





蓮「ん! OK!」





その日の授業は全然、
頭に入ってこなっくって・・・





ずっとドキドキしてたし、
頭の中で
『恋を教えてくれたのは蓮だよ!
好きです!』
を連呼してた。





16:20に
最終確認で鏡を見た。





走ると赤くなるけど、
緊張でなっている顔は
初めて見た。





3‐Cに着いた時は
16:25くらいで
心臓の高鳴りは
最高潮になっていた。





(あの女の子も・・・
そうだったのかな?)





ふとそんなことを考えた。





告白から今すぐにでも
逃げ出したい。





手や足は小刻みに
震えている。





震える片方の手を
もう片方の手にぎる。





(逃げちゃダメだよ・・・)





応援してくれた
イツメンがいる。





それだけで勇気が
出る気がした。





(頑張らなきゃ。
いくよ、蓮!)





深く息を吸い
ドアを開けると
蓮が立っていた。





未「蓮・・・
恋を教えてくれたのは
蓮だよ!
好きです!」





精一杯、言った。





声が小さくなっちゃったけど・・・
間違いなく言った。





未「蓮の気持ちを・・・
教えて?」





蓮「・・・ごめん。
未来実といる時めっちゃ楽しい。
でも、それは恋じゃない気がするし、
俺、好きなやつとか、
彼女とか作らない気なんだ。
だから、友達として
これからもお願いします!」





未「うん! ありがと」













*翌日*





イツメンに
結果を言った。





未「『ごめん』だったよ」





みんなは驚いた顔をして、
しばらく黙っていた。





でも、沙良が手を開いて、
言ったんだ。





沙「泣いていいよ?
我慢・・・してるでしょ?
打ち明けて?
未来実の思ってること全部、
みんな聞くよ?」





そう言ってもらえて
すごく嬉しかった。





すると、すぐに目がぼやけて、
頬を伝って落ちたのは涙だった。





しかも、次々と目から
涙が出てきたのだった。





(ああ、そっか。
私、知らず知らずのうちに
我慢・・・してたんだ。
もう、今思ってること
みんなに全部、
聞いてもらおう・・・)





未「本当は、ね。
辛かった。苦しかった。
初恋なのに・・・なんで? って。
もっと上手くいくと思ってた。
最後は付き合えて
Happy Endみたいになるって
期待してた。
でも、せめて・・・
せめてみんなの前では・・・
笑っている自分でいたかったんだ。
大丈夫だって・・・言いたかった。
弱虫な自分を隠してたかった」





沙「うん・・・うん・・・
そうだね。
恋って上手くいかないね。
でもね、私達の前では
弱虫でもいいんだよ?
辛かったこととかみんなで
分かち合おう? ね?」





莉「うん。そうだよ。
辛さとかは
みんなで分け合おう?」





涼「うん。友達って、
そういう時にあるものだよ?
ね?」





未「うん・・・うん・・・
みんな、ありがと」













*****~***~***~*****~





それからも、
蓮とは普通に
しゃっべってる。





まるで告白なんて
なかったみたいに。





でも・・・
胸のいたみは
まだ残ってるから、
告白は本当にあった。





返事はNoだった。





けど・・・
しない方が良かったとは
思ってないよ。





だって、すっごく
吹っ切れたみたい!





でも、失恋から立ち直れたのは
イツメンがいたからだよ!





ありがとう!
みんな。





みんな、
私ね、恋が分かったんだ!





恋は辛くて苦しくて
上手くいかなくて
涙ばっかり出て・・・





でも、期待だってするし
ドキドキも、する。





そんな恋はまるで・・・





甘くて苦い
《Bitter Chocolate》
みたいだね!





あなたはどんな恋かな?







*end*

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