冷たい彼のホントの姿
作者:まろろ
こんにちは!
私は、リリカです!
情報集めが大好きな
中学3年生です!
今日も情報、
集めちゃうよっ!
今日調べる情報は、
隣の席のダイジくん。
イケメンで、
運動神経もいい。
普通だったらモテるはずなのに、
女子が苦手らしい。
もったいないなぁ。
*・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*
放課後、さっそく私は
行動開始っ!
リリカ「ダイジくんっ!」
テンション高めで
ダイジくんを呼び止めると、
ダイジくんは
うざそうに振り返る。
ダイジ「なに」
キッとにらまれ、
少しびっくりする。
リリカ「えっと・・・あのさ」
待ったーー!
声をかけたのはいいとして。
話す内容
考えてなかったぁー!
アタフタしている私を見て
ダイジくんはため息をつく。
ダイジ「アンタさ、馬鹿なの?
オレ、帰るから」
冷たくかえされ、
少し傷つく。
ダイジくんは、そんな私を
気にすることなく
走って行ってしまった。
ダイジくんは
性格が悪いんだな!!
リリカ「さて、私も帰ろっかな」
下駄箱から出たとたん、
ポツンッ。
雨が降ってきた。
・・・傘、忘れちゃったし。
濡れて帰ろ。
リリカ「ついてないな・・・」
走る気にもならなくて
雨の中、歩いた。
どんどん雨は強くなっていって、
寒さが増す。
リリカ「ックシュン」
うー。寒い。
あまりの寒さに
しゃがみこんでしまった。
リリカ「どーしよー」
サッ
突然、冷たい雨が
体に当たらなくなった。
誰か、傘さしてくれてるんだ。
リリカ「ありがとうございます・・・、
って、えっ!?」
振り返ると、
思いもよらぬ人が立っていた。
リリカ「ダイジくんっ、
帰ったんじゃ・・・」
ダイジ「こんな雨の中、
道端でうずくまってたら
誰でも気になるだろ・・・
入れよ、送ってく」
――ダイジくん、やさしいじゃん。
なぜか胸がキュッとなる。
そして、2人で
歩き始めた。
・・・・・・・・・・
特に話すこともなく、
私の家についた。
リリカ「ありがとっ!
ダイジくんってやさしい・・・」
ダイジ「じゃ」
ダイジくんは、
私の話なんか聞こうともせず、
言葉でさえぎった。
さっきのやさしさは、
どこにいったのよ!
ふと、もう1度
ダイジくんを見る。
――あれ?
家、こっちじゃないんだ。
ダイジくんは、
いま来た道を戻っていた。
私のために
こっちに来てくれたんだ。
なんだ。
やっぱやさしいんじゃんか。
そしてまた胸がキュッとなる。
少しだけ、
ダイジくんのことが
しれた気がした。
*・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*
それから、私は
ダイジくんと話せなくなった。
ダイジくんの近くにいると、
苦しくなっちゃうから。
――どうしちゃったんだろ、私。
親友のそのまに
相談してみる。
そのま「リリカ、それは恋だよ!
絶対恋!」
そのまは
目を輝かせながら言う。
そうなのかな・・・
ダイジくんのことが好きなのかな。
そうと分かれば!
リリカ「そのま。
私、告白してみる!」
思いついたら即行動!
それが私だもん!
――でも。
どうしてできないの?
どんな子にも、
いままでずっと
声をかけれたのに。
ダイジくんだと、
なんで出来ないんだろう。
*・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*
あれこれしてるうちに
1ヶ月が経ってしまった。
帰り、下駄箱で
ダイジくんを見つける。
最初はここで
声をかけたんだよね。
ダイジくんは
私に気づくこともなく、
歩き始める。
私も帰ろうとして
下駄箱から出たとたん・・・
あの日のように
雨が降り始めた。
最悪だ。また寒いなか、
行かなきゃなんないのか。
門のとこまで走っていく。
あー、寒い。
すると、
門のとこに立っていた男子に
手を引かれた。
リリカ「っ??」
私はびっくりした。
だってそれは・・・
リリカ「ダイジくん・・・」
大好きな人だったから。
ダイジ「入れよ。送ってく」
そう言って私を
傘に入れてくれる。
ドキドキ、
胸の音、
君に聞こえてないかな。
聞こえて欲しくないけど・・・
聞こえて欲しい気もする。
緊張しながら
私とダイジくんは帰った。
いつもと同じ道なのに
なぜか輝いて見えるよ。
・・・・・・・・・・
気づいたらもう、
そこは私の家の前だった。
ダイジ「じゃ」
前と同じように
冷たくあいさつされる。
――でもね、ダイジくん。
ダイジくんのやさしさ、
知っちゃったんだ。
冷たくされても、
もう意味ないよ?
リリカ「ダイジくんっ!」
私は最初にダイジくんと
話したときのように
声をかける。
ダイジ「なに」
また冷たくかえされる。
リリカ「好き。ダイジくんが好き」
ダイジ「っ!?」
ダイジくんは
すっごいびっくりした様子で
私のほうをみた。
でも、すぐ
ツンッとした顔になった。
――ふられ、ちゃうよね。
悲しくなったけど
言ってしまったものは
しかたないよね。
リリカ「返事は、いい、よ・・・
分かってるからさ」
鼻声になりながら
私はダイジくんに背を向ける。
リリカ「じゃあ、ね」
玄関の扉に手をかけたとたん。
ギュッ
私の思考回路が止まった。
ダイジ「俺、まだ
返事してないんだけど」
リリカ「えっ?」
ダイジくんは
小さく深呼吸をする。
ダイジ「だからさ、
俺もお前と同じ気もちってこと」
リリカ「うそ・・・!」
振り返って
ダイジくんともう1度
向かい合う。
リリカ「ダイジくん、大好きっ!」
こうして私たちは
結ばれました!
ダイジくん・・・・・・
ダイジくんのやさしさは
私が1番知ってるよ。
ツンデレ、最高です!
*end*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
梨里花

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