いじめられっこ。

CAST梨里花梨里花

作者:ありり

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.11.18

私は、リリカです。





いきなりですが、
私には輝之介という
イケメン彼氏がおります。





その出会いは
1年前でした・・・





1年前の私は、
いじめられっこだった。





もちろん友達なんていないし、
頭だけは良いから、
イヤミとかもよく言われた。





ある時、まわりでは
ゲームが流行った。





トランプなど、
いろんなゲームして、





負けた人は、
罰ゲーム・・・らしい。





まぁ私は、
その場に居なかったから
よく知らないけど。





その罰ゲームとは
私をいじめるゲーム。





『私の教科書隠す』とか、
『私に触る』とか。





その頃は私に触ったら
呪われるだの色々言われたが、
耐えられたんだ。





こんな私だけど、
好きな人がいた。





そう。
それが、輝之介くん。





輝之介くんは、皆の人気者で
私のことをいじめてた。





表面では。





裏面では、
私が頼まれた放課後の掃除も
毎日の日直も。





私が気づかないうちに
ちょっとやっててくれてるんだ。





気づいちゃったんだ。





それをみて私は、
一瞬で恋をした。





もちろんひそかに
思いをよせるだけだけど。





それからちょっとたったある日、
また罰ゲームをしていたらしい。笑





その罰ゲームをうけてたのが
輝之介くん。



「じゃー輝之介は、
リリカに告ってこい!笑」





周りで爆笑がおきる。





まあ、近くにいるから
聞こえるわけで・・・





輝之介「しゃーねーなー・・・
やってやるよ!」





リリカ(嘘でしょ?!
冗談じゃない。
注目されたくないのに・・・)





スタスタスタ。
↑リリカの前まで来る。





輝之介「今までリリカちゃんのこと
いじめてて、ゴメン」





周りは、
ざわつきはじめてる。





輝之介「今更許してなんて
バカなこと言わないよ」





リリカ(ほんと恥ずかしい。
やめてよ!)





輝之介「信じてもらえないと思うけど、
俺、ずっとリリカちゃんのこと好きでした」





周り「おぉー!」





輝之介「俺、自分がいじめられるの怖くて、
助けられなかったけど、
ちょっとでもリリカちゃんの役に立ったらって
放課後こっそり手伝ったりした」





リリカ「・・・・・」





輝之介「ごめん。
急にこんなこといって。
ビックリしたよね。
でもこれが、俺の本当の気持ちなんだ」





リリカの目に、涙がうかぶ。
(でも、下向いたままです)





輝之介「こんな俺で良ければ
つきあってください!」





「はい、しゅーりょー!
輝之介お疲れ様でしたー!笑笑」





「ちょーマジに言うから
びびったわ。笑笑」





周りで笑いがおこる。





輝之介「ちょっと待って。
俺、これマジの気持ちだから」





リリカ「え・・・」





思わず小さな声がでた。





「リリカちゃん、良ければ
付き合ってくれるかな?」





リリカ「・・・はい」





輝之介「え?!
今なんて言った?!」





リリカ「はい!」





私は学校で初めて
大きな声をだした。





輝之介「よっしゃーーーーーー!!!!!!」





周りは、
ポカーンとしている。





リリカ「私、輝之介くんが
こっそり手伝ってくれてるの、
知ってたよ。
うれしかった!」





こうして私達は、
付き合うことになった。





輝之介くんのおかけで
いじめられることもなくなり、
友達もできた。





今は、充実してる。





ありがとう。輝之介!







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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