桜の木の下で始まるLOVE STORY
作者:ピンクのうさぎ
あれからもう1年。
私、リリカは
桜の木の下で
あの人を待っている。
タイヨウ「リリカー!
お待たせ!」
リリカ「かっこいいね」
タイヨウ「リリカもかわいいよ?」
リリカ「はいはいありがと、
早く行こ!」
あの人とは
私の彼氏、犬飼タイヨウである。
タイヨウと出会ったのは
ちょうど1年前の4月5日。
私たちが出会った
1年間のラブストーリーである。
・*。・ 1年前 ・。*・
リリカ「もう中学生か~~
3年間なんて
あっという間だろうな・・・」
イブキ「・・・わあっ!」
リリカ「わっ!
あ、なんだイブキか~。
びっくりさせないでよ!
も~~」
イブキ「ごめんごめん笑
あまりにもボーッとしてるから
おどろかせたくなっちゃって。
早く校内見てみよ!」
リリカ「あ、先行ってて!
後で行く!」
イブキ「はーい」
私は、きれいな桜の木を
撮りたかったのだ。
タイヨウ「きれいだね」
リリカ「え?」
一瞬、幽霊が
話したのかと思った。
タイヨウ「桜の木」
リリカ「そ、そうですね・・・」
タイヨウ「桜、好きなの?」
リリカ「いや、桜っていうか
花が好きなので・・」
タイヨウ「そっか」
リリカ「あの、
あなた誰ですか?」
タイヨウ「俺?
1年B組の犬飼タイヨウ。
よろしくね」
リリカ「1年B組の
リリカです・・・」
タイヨウ「リリカちゃん、
かわいい名前だね。
仲よくしてね」
リリカ「よ、よろしくお願いします・・・・」
なんかこの人
すごいかっこいい・・・
っていうか、
いま名前呼んだ?!
私が思った通り、
タイヨウ君は
クラスでたちまち
人気になった。
イブキ「ねぇ、あの人
すごいかっこよくない?!」
リリカ「えぇ~そうかな~」
いや、めちゃくちゃ
かっこいいんですけど?
イブキ「もしかして
気になってる?
私、狙っちゃおうかな~?」
リリカ「中1で彼氏は
早いんじゃない?」
イブキ「そんなことないよ~!
私の幼なじみなんか
小学校で彼氏できてたよ?」
リリカ「いやそれは早すぎ!!」
イブキ「私はリリカの恋は
応援するよ~?」
リリカ「はいはい、ありがと」
タイヨウ「リリカちゃん!
やっほ!」
リリカ「あ、タイヨウ君」
タイヨウ「一緒に帰らない?」
リリカ「え、でも
他の女の子とかも
一緒に帰りたがってるよ?」
そう、いま私たちの姿を
クラスの女子たちが見ているのだ。
タイヨウ「いいのいいの!
ああいう人たちって
興味ないから」
リリカ「そうなんだ・・・・」
意外と一途なタイプ?
タイヨウ「ねぇ、」
リリカ「ん?
どうしたの?」
タイヨウ「前まで
敬語だったのに
いつのまにか
タメ口になってるじゃん」
リリカ「あ、確かに・・・」
タイヨウ「俺となら話しやすい?」
リリカ「え、いやそんなこと・・・」
タイヨウ「俺、リリカちゃんとなら
たくさん話せそうだよ」
これってどういう
意味なんだろ。
リリカ「ありがとう・・・」
タイヨウ「じゃ、俺こっちだから、
また明日」
リリカ「また明日・・・」
それから私は全力で走って
家に帰った。
一体これはなんだろ・・・
なぜか胸が・・・・
私、タイヨウ君のこと・・・・
いや、私は
高校に入ってから彼氏を作ると
決めたから
この思いは胸にしまっておこう・・・
・*。・ 翌日 ・。*・
リリカ「あれ?」
なぜかみんな
体育着を着ていない。
リリカ「ねぇ、イブキ、
今日1時間目
体育じゃなかったっけ?」
イブキ「・・・・・」
あれ?
どうしたんだろ?
リリカ「ねえ、イブキ」
イブキ「私に話しかけてこないで」
リリカ「一体どうしたの・・・?」
イブキ「私のクラスのみんな見たよ、
昨日タイヨウ君と
一緒に帰ってるところ」
なんでみんな
見てたんだろう・・・?
イブキ「あと、リリカさ、
タイヨウのこと好きでしょ?」
リリカ「え、なんでそう思うの?
私、タイヨウ君のことなんか
好きじゃないよ?」
イブキ「そうやって
うそつかないで。
私たちクラスみんな
タイヨウのこと好きだから、
奪わないで」
リリカ「奪ってなんかいないよ!
たまたま一緒に帰ろうって
誘われただけ!」
イブキ「じゃ、私、タイヨウ君に
告ってきまーす。
リリカ、いままでありがとね」
リリカ「待って、いかないで!」
イブキ「もう遅いよ~?
タイヨウのこと奪えなくて
悪かったね~!
バイバーイ」
タイヨウ「リリカいる?」
イブキ「あ! タイヨウ君~!
ちょっと話したいことあるんだけど」
タイヨウ「ごめん、
いま相沢に話はないんだ」
イブキ「えぇ~!
ひどーい!
私、怒っちゃうよ?」
タイヨウ「うん、怒っていいよ?
俺、相沢のことは好きじゃないし」
イブキ「え、うそ・・・なんで?」
タイヨウ「だってさっき
リリカと話してるところ
一部始終見てたから」
イブキ「いや、あの話は冗談!
ね、リリカ?」
リリカ「え、いや、その・・・」
イブキ「ねぇ、冗談って言ってよ!」
イブキがリリカを
たたこうとする。
タイヨウ「やめろ!」
ガシッ
イブキ「ちょっと!
なにするの!」
リリカ「タイヨウ君・・・」
タイヨウ「来て」
リリカ「あ、うん・・・」
イブキ「リリカ・・・
ごめん、ごめんなさいっ・・・」
リリカ「さっきはありがとう・・・」
タイヨウ「全然、
好きな人のためなら
なんでもできるし」
リリカ「え?」
いま、タイヨウ君・・・
タイヨウ「俺、リリカのこと好きなんだ」
リリカ「え、本当に・・・?」
タイヨウ「うん、入学式の日のこと
覚えてる?
桜の木の下で話したの」
リリカ「・・・もちろん。
忘れてるわけないよ」
タイヨウ「あのとき話したときから
リリカのことが
気になって気になって
しょうがなくてさ、
授業中もずっとリリカのこと見てた」
リリカ「・・・・私、私も好き・・!
タイヨウのことが・・!」
タイヨウ「なにその言い方、
好きなんだけど」
リリカ「私とつきあう?」
タイヨウ「俺がダメって
言うと思う?」
リリカ「もう、余計に
好きになっちゃうじゃん!」
タイヨウ「両思いってことで、
今日も一緒に帰ろ?」
リリカ「もちろん!
あ、私、駅にあるカフェに
行きたいんだけど、いいかな?」
タイヨウ「いや、明日行こう。
デートっていうことで」
リリカ「え、明日?!
まぁ、いいけど・・・」
タイヨウ「じゃ、戻ろうか」
リリカ「あ、手・・・」
タイヨウ「恋人なんだから、
当然でしょ?」
私、もっとタイヨウのこと
好きになっちゃいそう・・・・
~Happy End~・・
※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
梨里花

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