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冷たい私の彼氏

CAST梨里花梨里花

作者:マンナン

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.07.20

リョウスケ「俺とつきあって欲しい」





リリカ「うん! うれしい」





幸せな毎日を過ごせる。





そう思ってた。





私、リリカ。





私には彼氏がいる。
名前は、リョウスケ。





リョウスケに告白されたとき、
すごくうれしかった。





でも、今のリョウスケは・・・





リリカ「ねぇリョウスケ、
一緒に帰ろ」





リョウスケ「俺、部活あるから」





リリカ「ねぇリョウスケ、
明日どっか行かない?」





リョウスケ「明日はゆっくり
休みたいから」





そう、リョウスケは
私に冷たいのです。





きっとリョウスケは、
私のことなんか
好きじゃないの。















・*。・ 7月20日 ・。*・





今は、リョウスケと下校中。





今日は、私の誕生日。





リリカ「ねぇ今日、
何の日か知ってる?」





リョウスケ「さぁ、知らない」





えっ・・・ヒドイ!





私はリョウスケに
スクバを投げた。





リョウスケ「痛ってーな。
何すんだよ!」





リリカ「もう嫌。こんなのもう嫌!
なんで? なんで彼女の誕生日が
わかんないの?
なんでいっつも冷たいの?
私、ずっとさびしかった。
ううん、今もさびしい!
私はリョウスケのこと好きで・・・
でもリョウスケは、
私のこと好きじゃない。
だって、私のこと
好きって言ってくれたことないじゃん!
苦しいの。だからもう終わろ。
さよなら」





私は、大泣きしていた。





ガシッ





リョウスケに腕を
つかまれた。





正直、うれしかった。





リョウスケ「ちょっと待て。
今から俺の家に寄ってけ」





リリカ「えっ?」





リョウスケ「はやく」





リョウスケは
私の腕をつかんだまま、
歩いていた。





ねぇリョウスケ。





私、今、すごくうれしい。





だってあなたと
触れあえてるから。





リョウスケ「着いた。入って」





リリカ「おじゃましまーす」















・*。・ リョウスケの部屋 ・。*・





リョウスケ「で、さっきの話なんだけど・・・
ゴメン! 俺、お前の気もちに
気づいてやれなくて。
俺、うれしかったんだ、リリカとつきあえて。
リリカが話しかけてくれるたび、
俺、照れちゃって。
そんなかっこ悪いの見られたくなくて・・・
だからずっとリリカを避けてた。
ホントゴメン!」





リリカ「そうだったんだ・・・
よかった。リョウスケが私のこと
嫌いになったわけじゃなくて」





リョウスケ「リリカ・・・
誕生日おめでとう。
プレゼント、何がいい?」





リリカ「えっ! いいの?」





リョウスケ「あぁ。彼氏だから
当たり前だろ」





リリカ「えー、何にしようかなぁ、
うーんと・・・あっ!
じゃあ、リョウスケに
好きって言ってほしいなぁ」





はっ!
私は、何を言ってるんだ!





今のは、いくらなんでも
調子に乗りすぎだ。





リリカ「あぁーー!
待って、今のなし。
もう1回考え直す。
どうしようかなぁー。えっとねぇ、
うーーんと、えーと・・・」





kiss///





リョウスケ「好きだよ、リリカ」





リリカ「私も、大好きだよ」





私はリョウスケに
抱きついた。





この時間がずっと続けば
いいのになぁ。





今、私はリョウスケと
幸せな時間を過ごしてます!







happy end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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