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席がえの奇跡

CAST十文字 陽菜十文字 陽菜

作者:はるぴん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.01.25

*。・ 1月30日 ・。*





こんにちは、
十文字ヒナノです・・・





今、私の心の中では
大パーティーをやってます・・・





なんと!





私の片思いの
北島岬くんと、





席がえで
隣になったんです!!!





岬「お! 十文字と一緒か、
よろしくな」





ヒナノ「うん、
よ、よろしくね、
岬くん」













*。・ 2月10日 ・。*





「ねーねー、ヒナノ!
岬くんにチョコあげなよ!
岬くん、絶対よろこぶって!」





この子は、私の親友の
そのま。





とても明るくて
いい子なんだ~!





ヒナノ「え~、どうしよう・・・
あげたいけどさ、
そんな勇気なんて・・・ないよ」





そのま「だいじょうぶ!
私が応援してあげるから!」





ヒナノ「そういうなら・・・
やってみようかな」













*。・ 2月14日 ・。*





そのま「ついに今日だね!
がんばって!」





ヒナノ「う、うん。行ってくる!!」













*・*・*





ヒナノ「岬くん~。
これ、私が作ったチョコなんだ。
た、食べてくれるかな?」





岬「お~、めっちゃうれしい!
ありがとう! ヒナノ!」





ヒナノ(えっ、今、
私の下の名前で・・・)





そして、私は岬くんに
告白しようと決めました!













*。・3月20日・。*





今日はクラスのみんなで
ボウリング場へ行くんだ~。





そして、私が岬くんに
告白する日・・・





リョウスケ「よし! みんな!
ボウリング終わったし、
解散にしようぜ!」





リョウスケくんは、
岬くんの親友なんだ~。





そのま「賛成!」





ヒナノ「私も!」





リョウスケ「じゃあ決まり!
解散!」





そのま「よし! ヒナノ!
昨日書いた手紙、渡してきな」





ヒナノ「うん、
応援してくれてありがとう、
私、行ってくるよ!」





ヒナノ「岬くん、
これ読んでくれる?」





岬「お、おう。じゃあな」





ヒナノ「う、うん。またね!」





そして、
私は夢中で走った。





想いを伝えられたことが
とてもうれしかったし、
なんだかはずかしかった。













*。・ 4月1日 ・。*





今日から
中学3年生!





岬くんから返事・・・
もらえるかな・・・













*。・帰り道・。*





そのま「返事、もらえた?」





ヒナノ「ううん、
でもまだ明日もあるし・・・」





しかし、1週間たっても、
返事はもらえなかった。





そのま「まだあきらめちゃダメだよ、
ヒナノ」





ヒナノ「う、うん。
でも、もうダメかも。
もう、いいや。岬くん、
私が傷つかないように
返事いわないんだと思う・・・」





そのま「そんなあ」





ヒナノ「ありがとね、応援。
もう、いいよ。
また新しい恋を・・・」





岬「待って! ヒナノ!」





ヒナノ「岬くん・・・」





岬「ごめんな、告白の返事をいわず・・・
なんか恥ずかしくなって、
言えなかったんだ・・・
オレ、ヒナノが好きだ。
こんなオレだけど、つきあってくれる?」





ヒナノ「もちろん! 岬くん、
私を見すてたかと思ったよ」





岬「そんなわけないだろ、
オレはこれからずっと
ヒナノを守るから!」





ヒナノ「うん!」





今、席がえのときより幸せ!





これから、もっと
幸せになってやる!!







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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