For you!! ~あなたのために~

CAST十文字 陽菜十文字 陽菜

作者:あんこ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.07.27

ヒナノ「あーあーあー♪」





よし! 喉の調子OK!!





あ、みなさんどうも!
十文字ヒナノです!





今はバンド部の部活中!!
私はボーカル&ギターを
任されています!





ガラッ





輝之介「お疲れ~!
ってあれ? 十文字1人か?」





ヒナノ「はい!
お疲れ様でぇ~す!!」





こちらはバンド部部長の
輝之介先輩!





かっこいいし!
ドラムで結構有名になってるし!
優しいし!





サイコーのうちの
憧れ先輩デス。





むふふ。
輝之介先輩と2人きりなんて
サイコー!!
ずっとこれがいい~なーんて。





ガラッ





?「ちィーっす!!
転校生の安藤イルマっす!
ティーチャー?
あれ? ここどこ?」





はぁ!? まずお前が誰!?
ってか2人きりの時間、
邪魔された~!(泣





ヒナノ「職員室なら
もう1つ左です!(怒」





イルマ「何その態度~!
信じらんねぇ!」





あなたがここに来たことが
信じられないんですけど~!?





イルマ「おいお前!
えらそーな態度
とってんじゃね~!」





ヒナノ「教えてやったのに
感謝もしないあなたの態度も
ど~かしてると思いますが!!」





さっさと出てけ~~~!!





イルマ「・・・言うじゃねぇか!
いつかお前に苦しい思いさせてやる!
ここ何部? ・・・バンド部か!
安藤イルマ入部希望! じゃっ!」





ガラッ! ぴしゃん!





輝之介「十文字、大丈夫か??」





ヒナノ「大丈夫です・・・」





もうなんなの、
あのクソ野郎~~~!!

















・。・:・ 翌日 ・。・:





ギター「ジャーン、じ・・・じ・・・」





ヒナノ「あれ? 音がおかしい・・・
なんで!?」





そのま「ん? どした? ヒナノ」





こちらは親友のそのま!!
かわいくて大好きッ。





そのまもバンド部で
キーボード担当!





ヒナノ「音が変なの・・・
どーしちゃったんだろ・・・?」





ガラッ!





イルマ「何この変な音~。
お前下手だなヒナノ!(笑」





ヒナノ「ヒナノって呼ばないで!
あと音がおかしいだけ・・・
なんでだろ?」





イルマ「貸してみ?」





ギュッ?
手を握られた!





ヒナノ「ちょっと!
触んないでよ!! 変態!」





イルマ「自分で覚えないと意味ないだろ?
だからわざわざ手握ってんの!」





もぉ~! 助けてそのま~!
って・・・何ニヤニヤしてんの~!(泣





イルマ「こうするの」





イルマが近い。
いや、近すぎる!!





・・・あれ?
よく見たらイケメン・・・かも?





ヒナノ「ありが・・・と・・・」





ギター「ジャーン!! ジャーン!」





ヒナノ「すごーい!!
イルマすごいね!」





・・・ん? イルマの顔・・・
なんかすごく赤い・・・
なんで?

















・*。・ イルマの目線 ・。*・





ヒナノ「すごーい!
イルマすごいね!」





ヒナノは笑顔になった。
なんだ。
可愛いとこあんじゃん・・・





俺、コイツに惚れちまったのか・・・?
顔、赤くなってねぇかな・・・?///















・*。・ 再びヒナノの目線 ・。*・





イルマ「俺、やっぱ入部やめる」





ヒナノ&そのま「え・・・!? なんで!?」





イルマ「ヒナノに俺の曲、
歌ってほしいから~!」





ヒナノ「・・・!!!?
なんであんたの歌なんか・・・!!」





イルマ「じゃっ! よろしくッ!」





行っちゃった・・・





そのま「イルマ、絶対
ヒナノに惚れてるよぅ~?」





ヒナノ「はっ・・・はぁ!?///」





そのま「曲づくりしてみたら?
(にやにや」





・・・曲づくり・・・ねぇ。。。。















============ 屋上 ============





イルマ「おい、輝之介」





輝之介「先輩をつけろよ・・・(呆」





イルマ「ヒナノをとったら
許さねーかんな」





輝之介「・・・どうゆうことだ・・・?」





ヒナノ「げっ!
屋上に歌詞ノート忘れた!
取りに行ってくる~!」





そのま「は~い! いってら~!」





うちは屋上のドアノブを握った。





輝之介「・・・どうゆうことだ・・・?」





え!? 輝之介先輩!?////
よし! 話しかけちゃぉ~?





イルマ「ヒナノを
とるなっつってんだ」





・・・えぇ!? イルマ!?
つか。何言ってんの!?





輝之介「お前にそれを
言われるとはな・・・
1つ教えてやろうか??」





イルマ「・・・なんだ」





輝之介「十文字は俺に夢中なんだ。
イケメンを演じてるこの俺が、な?」





演じてる・・・?





イルマ「ヒナノを
だましてたってことか・・・?
何のために・・・!?」





輝之介「松尾を射止めるため・・・だ。
あいつが松尾にそれを話せば、
松尾も俺への見る目が変わるからな~」





そのまを・・・?
扱われたんだ・・・
輝之介先輩の気持ちのためだけに・・・





イルマ「てめぇ・・・
ふざけんじゃねぇぞ!!」





曇りガラスから
イルマが殴りかかるのが見えた。





やばい・・・!!
ガチャン!!





うちはとっさにドアをあけ、
歌いだした。





ヒナノ「出会ったのは~
ある放課後~♪」





輝之介「十文字!?」





イルマ「何歌ってんだ・・・?」





ヒナノ「最初の出会いは最悪で~♪」





イルマ「ヒナノ・・・それ・・・」





そうだよイルマ。
あんたの歌、
しょうがないから歌ってあげる。





ヒナノ「でも今思えば
あれは最高の出会いなの~♪
あなたしか考えられなく
なってしまったから~♪
好きに・・・
なっちゃったみたい・・・♪」





イルマ「・・・ヒナノ・・・」





輝之介「十文字、それは
俺に向けての歌なのか?」





ヒナノ「んなわけないでしょ、
バーカ!!」





イルマ「・・・バカはお前だ///」





ギュッ・・・?





ヒナノ「イッ・・・イルマ!?」





イルマはうちを優しく抱きしめた。





イルマ「前言撤回。
絶対に苦しい思いはさせねー・・・」





イルマ「ヒナノ、命令だ。
俺と付き合え」





ヒナノ「命令なんてされなくても
そのつもりですけど?」





輝之介「嘘・・・だろ?!
おい十文字!」





ヒナノ「・・・ふっ!
ザマー見やがれ。
そのまに本当のことを話すから!!」





ヒナノ・イルマ「ウチラに
勝てるわけないじゃん!」

















———————————————





次の日、うちはそのまに
全部話した。





そのまは、あいつの本性を
見抜いてたから
びっくりしない(笑
って言ってた~!





そして・・・
うちとイルマは
付き合うことになった。





出会ったばかりで
好きなものとかわかんないけど・・・





2人で歩んでいこうね?







☆END☆

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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