今度会った時には・・・

CAST小林 花南小林 花南

作者:once

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.08.23








*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *

先輩、元気にしてますか?
私はとっても元気です!
大学で綺麗な彼女ができたら
教えてくださいよー!!(笑)

*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *





花南「元気にしてるかな・・・?」





直哉「また先輩かよ!
手紙も送ったんだろ?
だったら良いじゃねーか!」





花南「そーだよね!」













*。・ 4カ月前 ・。*





ドンっ!





花南「あっ」





バラバラバラ。





空人「あ、悪い!」





ヒッ!
センパイ・・・!
怒られるっ!!





花南「あっ!
すみません!
すみません!」





空人「そんな謝んなくても
平気だよ(笑)
ちょっと痛かったけどー!」





花南「すみません!」





空人「嘘だよ!(笑)
面白いね、花南」





花南「えっ、名前・・・?」





空人「うん!
花南のことは
みんな知ってると思うけど」





花南「え・・・?
えぇぇぇぇぇぇぇー!!!!」





空人「知らなかった?」





花南「なんで!?
あぁーですか!?
なんで知ってるの!?」





空人「可愛い、
モデルやってる子が
いるって・・・」





花南「目立たないように
生きようと思ったのに(ボソッ)」





空人「はい、筆箱」





花南「どうも・・・」





空人「じゃーね!
花南ちゃん」





ドキッ!





直哉「おい、花南!」





花南「直哉! 何?」





直哉「今、誰見てたんだよ」





花南「は!?
誰も見てませんよーだ!」





直哉「思いきり
見てただろ!?」





花南「じゃあ
誰を見てたって
言うのよ!」





直哉「大倉空人」





花南「え?
さっきの先輩?」





直哉「名前
知らなかったの!?」





花南「え、うん。
初めて喋ったし・・・」





直哉「ふーん」





それから目があったり
すれ違った時には





空人「よっ!」





花南「ど、どうも・・・」





いつも挨拶してくれる。





それから段々、
先輩のことが
気になっていった。





結良「空人くん、
好きです!
私と付き合ってください!」





花南「えっ!
せんぱっ・・・!」





やばい!
どうしよう・・・!!





2人に聞かれて
ないかな・・・?





結良「ダメ・・・かな?」





空人「ゴメン、
俺好きな子がいて」





結良「そ、そっか!
全然大丈夫!
私は直哉くんを応援するよ・・・!」





空人「ありがとう」





結良「ところで、
好きな子って誰なの?」





空人「えっ!?
えっと・・・」





結良「教えてよー!
協力してあげるんだしさ!」





空人「か、花南・・・
かな・・・」





結良「花南ちゃんって
あのモデルの?」





空人「うん」





結良「なんか、
意外かも!(笑)」





空人「なんだよそれ!」





結良「てゆうか!
好きな子の名前言う時
きょどりすぎでしょ?(笑)
いつもと全然違うんだもん!」





空人「うるせーよ!」





結良「まぁ、そういうとこも
好きだったんだけどな・・・」





空人「ゴメン」





結良「ううん、謝らないで!
きっと誰も悪くないから」





空人「・・・」













・*・―――・*・―――・*・





その頃教室では・・・





花南「もー!!
直哉のバカ!」





直哉「は!?
なんで俺なんだよ!
バカはお前だろ?」





花南「そういうところも
バカ!」





直哉「はぁー!?」





花南「後ちょっとで
先輩の好きな人
聞けたのに・・・」





直哉「まぁ、俺的には
聞かれなくて
ラッキーだったけど!(笑)」





花南「は!?
なにそれサイテー!」





直哉「ここに来たのも
わざとだしね(笑)」





花南「もぉー!!
私の恋、
邪魔しないでくれる!?」





直哉「恋・・・?」





花南「私が恋したら
ダメなの?」





直哉「別に!
そういう訳じゃねーよ!」





花南「あっそ!
・・・あれ?
メアリちゃーん!」





メアリ「あれ?
花南ちゃん!」





花南「今日、
お泊まりしても良い??」





メアリ「え?!
今日はなー・・・!」





花南「お願いー!
あっ、私と直哉を
交換して
お泊まりするのはどう?」





メアリ「あっ!
良いねー!
そらなら良いよー」





直哉「ちょっ!
なに勝手に
決めてんだよ」





メアリ「別に良いじゃん!
花南ちゃんの家には
れんがいるんだし」





直哉「れんは受験だから
忙しいんだよ!
てかお前はそれで
大学入れんのかよ!」





メアリ「絶対無理ー!笑」





花南「メアリちゃん・・・
流石にそれは
マズいんじゃ?」





メアリ「アハッ・・・
アハハハハー・・・」





花南「メアリちゃん、
どーするの・・・?」





メアリ「花南ちゃん、
今日は違うルールで
お泊まりしない?」





花南「へ?」





メアリ「私が花南ちゃん家に
行くから
花南ちゃんは
メアリ家に来てよ!」





花南「は!?
それって直哉と2人?」





メアリ「うん、そーだよ」





直哉「なんでそーなんだよ!
このブス!」





メアリ「ちょっ!
お姉ちゃんに向かって
ブスとはなによ!」





直哉「ブース!
ブス、ブース!」





花南「ちょっと!」





メアリ「受験やばいんで
れんに勉強教えて
もらおうかなーって・・・?」





花南「なら良いけど・・・・・・
本当は嫌だけどね!」





直哉「・・・」





メアリ「じゃ帰ろー!」





花南「うん」













*。・ お泊り中 ・。*





花南「ねぇ、なんでいっつも
私に付きまとうの?」





直哉「放っておくとお前は
変なことするからな!」





花南「何それー!
別にもうガキじゃ
ないんだからさ!」





直哉「まぁ、
色々あんだよ」





花南「ふーん」





直哉「なぁ、
あの先輩の好きな人のこと
だけどさ・・・」





花南「よし!
電気消すよー!」





直哉「おい、
俺の話は!?」





花南「んじゃ、おやすみ~!
私おばさんのところで寝るから、
あんたは1人で寝てねー」





直哉「はぁー!!」





先輩の好きな人なんて
知りたくない・・・!













・*・―――・*・―――・*・





花南「朝だぞ!
直哉ー!!!!!」





直哉「朝から活発だなー・・・」





花南「ほら!
起きて起きて!!」





直哉「なんでそんなに
テンション高いの・・・?」





花南「特に何もないよ」





直哉「じゃあ、
今日は休みだから
起こさないでくれる?
俺、眠いんだけど」





花南「じゃ、
おやすみなさーい」













*。・ 3ヶ月後 ・。*





花南「早いですね!
もう卒業なんて・・・」





空人「俺は受験まで
ラストスパート!
応援しててね!」





花南「そっか・・・
応援してますね」





ラストスパートなら
告白出来ないや・・・





空人「あのさ、花南」





花南「はい」





空人「俺、初めて
喋った時から・・・」





花南「え?」





空人「・・・やっぱ良いや。
ゴメン」





花南「じゃあ、
卒業式の練習、
頑張ってくださいね!」





空人「おう」





また言えなかった・・・!
俺の意気地なし!





先生「さっき決まったこと
なんだけど
くじで引いた卒業生に
花束を1人1人
渡すことになりました」





花南「花束かー・・・
なんの花にしようかな?」





先生「女子は男子に、
男子は女子なら卒業生に
好きな花の花束を
渡してくださいね?!」





花南「うーん、悩むなー!
なんの花にしよう・・・」





直哉「げっ!
俺、姉貴!?」





花南「うっそー!
羨ましい!」





直哉「そういうお前は?」





花南「まだ見てない・・・
えぇっとー
『大倉空人』」





直哉「ふーん」





花南「え、先輩!?
嘘!
どーしよー!」





直哉「普通に黄色の
カーネーションでも
渡せば?」





花南「黄色のカーネーションには
『嫌い』って意味があるんだよ?
先輩にそんなの渡せる訳
ないでしょ?」





直哉「そうですかー」





花言葉かー・・・













*。・ 卒業式 ・。*





司会「それでは在校生による
花束をどうぞ!」





花南「空人先輩、これ!」





空人「チューリップ?」





花南「はい、
ちゃんと意味が
あるんですよ!」





空人「ありがとう!
今度会った時に
伝えたいことがあるから!」





花南「え? 何を?」





空人「次会ったときの
お楽しみ!」





花南「私も先輩に
言いたいことありますよー」





そのとき私は片思い、
卒業できてるかな・・・?





そんなこと考えても
しょうがない!





花南「それじゃ!
さようなら!」





先輩、
知ってますか?





私が渡した、
花束の意味。





ピンクのチューリップは
「誠実な愛」





黄色のチューリップは
「望みのない恋」





白色のチューリップは
「失われた愛」





届いてたら嬉しいな。





花南「先輩、
さようなら!」







*end*

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