悪魔界よりも人間界

CAST中瀬梨里

作者：こと

2025.10.24

私、中瀬梨里!!
とある悪魔のミッションで
悪魔界学園からやってきた!!

りり「はあー、悪魔界に
早く戻りたあい」

りこ「私もだよーー、」

この子は、崎浜梨瑚!!
私と同じ一緒に
悪魔界からやってきて
人間界でも大親友で
１番の心強くて大切な相棒なの!!

・＊。・　休み時間　・。＊・

りり「人間界の授業って
こうゆう難しい単語まで
習ってんや・・・」

わかな「りりちゃーん!!
すごい不安定な顔してるけど
だいじょうぶ!?」

りり「あっ・・・！
わかなちゃん！
だいじょうぶだよ汗
ちょっと難しくて、、！」

この子は、葉山若奈!!
人間界でできた最初の友達。

私が悪魔のことを知らないから
知らせたらどうなっちゃうんだろ・・・

りり「悪魔先生にあんなこと言われたら
帰れないしなー、」

悪魔先生『この勇敢な悪魔達よ!!
今から人間界で恋をしてこい!!
悪魔界で恋することはできない。
だから人間界で恋をして
恋の気もちを体験し
絶対に悪魔界に戻ってこい!!」

りり「ひぇ～～恐ろしい話やわ～
私、そもそも人間の男子なんか
好きじゃないし、恋なんて
うそ恋にしとこー」

りり（でも、大むかしに人間界にきた悪魔は、
恋をした人間と別れたくないっていう
強い絆に結ばれて、人間と一緒に
暮らしているっていううわさもある、、。
ま！　私はすぐパパママに会いたいし
りこ達と元の姿でいたいわ!!!）

りりが階段を降りる。

りこ「あ！　りり!!」

りり「あ！　りこ!!」

（りりが急いで階段を下りる）

りり「ひゃあ!!」

りこ「りり!!　あぶない!!」

りり（やばい、人間界では
羽も使えない・・・
やばい・・・！）

イルマが、りりを押さえる。

イルマ「あっぶな・・・だいじょうぶ??」

りり「うわ、！
あ、だいじょうぶです・・・」

りり（顔が近い・・・照）

りこ「りり・・・！
だいじょうぶ？?!」

りり「だいじょうぶ!!
イルマくん、ありがとう！」

イルマ「いえいえ！　気をつけて！
それよりさっき、りりちゃんに
しっぽついてなかった・・・？」

りり「ぎくっ!!!」

・＊。・　放課後　・。＊・

イルマ「ねえ！　教えてよ！」

しつこすぎたので・・・

りり「私、悪魔なの!!」

りり（てっ！　気やすく
言ってしまった・・・！
何言われる、？
悪口だよねー、）

イルマ「やっぱり!!
りりちゃん、どうりでかわいいから！」

りり（は？　やっぱり、、??　え？）

イルマ「俺、それ絶対、秘密にする!!
そのかわりつきあわない??」

りり「は？」

りこ「りり!!　イルマくん!!!　やめて!!!
そんな簡単につきあえるもんじゃないし！」

りり「りこ・・・」

りこ「りり、行くよ！」

イルマ「あっちょ・・・」

・＊。・　翌日　・。＊・

りこ「まったく何よ、アイツ！」

りり「もういいよ、！　あはは・・・」

りり（昨日のイルマくん、チョロい気もちで
言ってる感覚なんてなかった、、
りりを守りたいっていう熱心だけが見えた、、
なんだか懐かしかった、、、、
ま、まさか!?）

りりが走る。

りこ「りり!?」

イルマ「りり・・・？
あ、！　りりちゃん！」

りり「あんた、悪魔界同級生でしょ、？」

りこ「え!??」

イルマ「・・・」

わかな「あ、悪魔?!」

たまたま教室に
わかながいた。

イルマ「そーだよ。
俺は、悪魔界にいた時から
ずーとりりが好きだった。
この感情が分からなくて
りりに被害が出そうで
悪魔学園を転校した」

イルマ「りりを守りたくて
悪魔界も転生した。
人間界にきてやっと分かった、
これは恋だった、
でも悪魔界では恋は存在しない。
これは、普通じゃなかった」

りり「だから、、
私もイルマとずーと
過ごしたかった・・・照」

りこ「イルマ、、」

イルマ「だから！
俺はもう人間だ。
人間界で一緒に過ごさないか？
俺がまた、りりを守る！」

りり「昔の伝説、、」

りり（イルマは悪者に会った時
誰よりも素早く助けてくれた、
いつどんな時も、、イルマが好きだ）

りこ「でも、人間界で出来た友達に
知らせなきゃだよ、
私は賛成だけど」

りり「わ、わかなちゃん・・・」

わかな「うん。
今の状況把握した！」

りり（わかなちゃんは
悪者目線なんだろうな）

わかな「すっっごいかっこいい!!
悪魔って!!
私も賛成だよ！」

りり「わかなちゃん・・・！」

イルマ「りり!!!
お前との未来しか考えてない!!
つきあってくれ」

りり「照」

悪魔先生「へ～」

りり「あ、悪魔先生!!」

悪魔先生「なるほど。
イルマは前は悪魔だったが
今は人間だ。
人間との恋は成立。
さありり、どうする？
悪魔界に帰る？」

りり（私は・・・
わかなちゃん、イルマ、
人間として青春したい!!
そして、りこもまだ成立してない、
帰るなんて暇だし、ありえない、
りり以外の悪魔は、わかなちゃんを
傷つけちゃう、守りたい!!）

りこ「りり・・・」

りり「いいえ。
私は人間界で人間として
イルマ、りこ、わかなちゃん達と
本当の青春をしたいです」

イルマ「りり・・・！」

りこ「りりたん・・・！」

わかな「りりちゃん!!」

りり「イルマ、私はあんたに
忘れさられた恋、
これから取り戻そうね!!」

イルマ「てことは、、！照」

りり「つきあお!!
また守ってね！」

イルマ「うん！　大好きだよ!!」

りこ「おめでと～」

わかな「すごい、！」

こうして仲よくりりは
人間になり、

りこも恋が見つからなく
まだりりと過ごしたい思いで
人間になり、

クラスにも知らされ、
秘密なく幸せになりました。

りこ「りり・・・!!」

＊ｅｎｄ＊