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ヘタレな両片想い

CAST中瀬 梨里中瀬 梨里

作者:あかねん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.03.07

小学校6年生の1月、席替えで
ある男子、リヒトと隣になった。





それまでは
特に接点もなく、
普通のクラスメートだった。





リヒトは私によく
ちょっかいを出して
きたりしたけど、





趣味とかも結構
同じのものが多くて、
仲良くなれて
その席がとても楽しかった。





しばらくして
また席替えをして、
離れてしまった。





そんな時ある噂が
私の耳に入った。





「リヒトはリリのこと好きらしい」
という噂だ。





もちろん本人から聞いたわけじゃないけど、
やっぱりちょっと意識してしまう。





何故か恥ずかしくなって、
顔も合わせられないようになって、
避けるようになった。





リヒトも私を
避けているようだった。





私はいつの間にか
常にリヒトのことを考えてて、
好きになっていた。





そのまま3月に入り、
席替えの後
1度も話さないまま
卒業を迎えてしまった。





中学校はリヒトと
同じところに行ったが、
1年生ではクラスが違い、
その上何故か色んな人に
「付き合ってる」や、
「両思い」という噂が広がり、





「ひゅーひゅー」
と冷やかされるように
なってしまった。





気まずさは増す一方で、
避け合う日が続いた。





2年生でもクラスは離れ、
接点なし。





ただ、冷やかしは続いた。





私はというと
いまだに好きだったが、





「リヒトからしたら
好きでもない私と噂されて
迷惑なんじゃないか」
とずっと悩んでいた。





冷やかされるたびに
辛くなった。





3年生になると、
3年ぶりに同じクラスになった。
とてもうれしかった。





けど、やはり冷やかしがあり、
ろくに話せないまま
1学期が終わろうとしていた。





私は勇気を出して
夏祭りに誘い、2人で行った。





しかし告白はできずに
その日が終わってしまった。
後悔しかなかった。





そのまま月日は流れ、
特にしゃべることも、
仲良くなることもなく、
1月を迎えた。





ある日突然リヒトに、
「今日一緒に帰ろう」
と誘われた。





久しぶりの会話だった上に
その言葉。





うれしくてうれしくて、
泣いてしまった。





一緒に帰って、
リヒトは家まで送ってくれた。





「ばいばい」というと、





「待って、」と言われ、





「好きです。
俺と付き合ってください」
と言われた。





力が抜けて、その場に
しゃがみ込んでしまった。





涙があふれた。





私は笑顔で
「はい」って返事をした。





あとで聞いた話、
リヒトはずっと
私を好きだったらしい。





お互いにこじらせていた
ヘタレな両片想いが、
やっと終わった。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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