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過去。今、幸せをつかむ

CAST中瀬 梨里中瀬 梨里

作者:えね

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.03.11

人の恋を見るのは楽しい。





私が好きになる人は、
みんなほかの人が好きで。





だから、自分より
ほかの人を応援するんだ。











********************
****************





私、中瀬リリ、
ニコラ学園3年。





外見は、自分で言うけど、
そこそこいい。





私のことを好きって
言ってくれる男子は、私が
「かわいいから」という理由。





かわいかったら
誰でもいいの?





もし前にモデルさんが現れたら、
あの子のほうがかわいいって言って
私をフルんでしょ。





そんな恋じゃなくて、
心と心で認め合って
心から愛しあえる、
そんな恋愛がしたいんだよ





リョウスケ「おーっす! おっ!!
まぬけ面だなぁ~。
ほんっとお前w」





リリ「会った瞬間まぬけ面とかひっど~。
これでも今年のミス・ニコ学の
女王なんですけど」





リョウスケ「はいはい。
審査員の目が悪かっただけじゃ
ないんですかー。
俺だって今年の
ミスター・ニコ学の王者です」





リリ「そっちこそ目が悪かったんだよ。
審査員をしていた、稲垣クルミちゃん、
グランプリが終わってから、
メガネかけるようになーったんだよ」





リョウスケ「ほかにも審査員がいるし」





リョウスケ・リリ「笑笑笑笑」





リョウスケ「ていうか俺ら
毎朝言い合いしてるし」





リリ「ほんと!!
こんなに気が合わないヤツ、
世界にいるのかってほどね笑」





ゆの「おっふたーりさーん。
おはよー」





リリ「おはよ」





リョウスケ「ま、泉、おはよ!」





ゆの「ふたりとも仲よすぎだね」





リョウスケ「ありえない」





リリ「絶対にない」





ゆの「はいはい」





あっ! ごめん。
リョウスケと言い合いしてたから。





さっきのは、八神リョウスケ
幼なじみ。で、私の好きな人。





けど、リョウスケは、
ゆののことが好き。





もうひとりは、泉ゆの。
私の大親友。





やっさしくて、かわいくて
女子でも惚れるほどw





私は、リョウスケのことが
好きなんだ。





でも、リョウスケは
ゆのがすきだから。





いやいや、絶対結ばれるでしょ、
あんたたちって思った人、
そんなこと絶対にないから・・・















********************
****************





ゆの「ねぇリリ~」





リリ「ん!?」





ゆの「私が好きな人がいるって言ったら、
どうする」





リリ「なに!?
まぁ、応援するにきまってるじゃん」





ゆの「そっかぁ!!
私の好きな人が誰でも!?」





リリ「いや、するけど、
オタクとかはしないよ」





ゆの「ははっ! ちがうよ~。
リリの好きな人であっても」





リリ「・・・誰それ」





ゆの「そっか!
きづいてないかっ!
でもね、私は知ってるから」





リリ「なにそれ」





ゆの「私のこと、うらまない?」





リリ「なんで私がゆのをうらむのっ!
ゆのは大切な大切な存在」





ゆの「私も!」





リリ「てか、話ずれてない?」





ゆの「ちょっと放課後、つきあってー」





リリ「了解」















********************
****************





ゆの「私ね、リョウスケくんが
好きなんだ」





リリ「そっか~。
・・・え!! 今、なんていった」





ゆの「リョウスケ君が好きなんだ」





リリ「いやいやいやだめだよ」





ゆの「なんで? もしかして、
リリも好きなの?」





リリ「ちっがーう!
だってリョウスケはね、
私、幼稚園の時から見てるけど
カエルが手にのったとき泣いて
私がとってあげたし、
今だってカエルすら触れないヤツに
ゆのは守れないー。
ゆのが心配すぎてやだ」





ゆの「リリ・・・
リョウスケ君がカエル触れなくっても、
リョウスケ君、前、リリが配りものしてたら
さりげなく半分やってあげたり、
サッカーしてるときだって、
すごい輝いてるんだ」





リリ「ゆの・・・
そんなにリョウスケのこと、見てたんだ。
ごめんね、私、気づかなくって、
毎朝ずっとリョウスケと言い合いしてて・・・
したくてしてるわけじゃないけど」





ゆの「ううん! リリのおかげで、私、
リョウスケ君としゃべれるようになったんだもん!
リリに感謝してる!
だから、そんなリリに応援してほしいなって」





リリ「ゆの・・・!
わかった! 応援するよぉ。
オススメ物件じゃないけど」





ゆの「物件・・・
うん! ありがと」















********************
****************





リリ「リョウスケー。
いつになったら、ゆのにコクるのさ」





リョウスケ「は! なんで知ってんの・・・
あ。言ってしまった」





リリ「いくら私でも
見てたらわかるっての!
さっさと告白しなよ」





リョウスケ「さては、俺がフラれる姿を
見たいんだな。なんと」





リリ「ちーがうっ!
そこまでイヤなやつじゃない。
いや、リョ、リョウスケに
幸せになってほしいなって」





リョウスケ「えっ!
熱でもあるんじゃね?」





リリ「失礼な」





リョウスケ「わかった。
リリがそんなに言うなら
今日、告白する」





リリ「うん。そうしなよ!!
フラれたら、慰めてあげるから」





リョウスケ「叶ったら、
お祝いしようじゃなくて
フラれたら、かよ」





リリ「うんっ!」





私、これでも、リョウスケに
恋をしてたんです。





ふられたらなぐさめてあげるって、
ふられる訳ないし。





ゆの、ふってよ。





そんなこと言ったって、
あのとき、気づいてなかった
私が悪いし。





ゆのは大切な大切な親友だから
なにより、うれしいのに。





私のほうがなんで
むくわれないの。
って、思う私はひきょうなんだ。















********************
****************





ゆの《つきあうことになった!
リリが背中おしてくれたんだって。
ありがとっ》





リリ(おめでとっ。
私はなにもしてないよw)





おめでとう。
リョウスケ、ゆの。





幸せになってほしいから
大切な大切なふたりだから。















** 高校生 **





『新潮駅、新潮駅』





リリ「あっ!! 降りなきゃ」





ミサキ「おーい! また落としたよ」





リリ「あっ! 手帳!!
ありがとーっ」





ミサキ「今まで4月からずっと見てるけど、
ほんっとマヌケ」





リリ「うーるーさーい!
これでも、ミス・ニコ学なんですー」





ミサキ「審査員の目が
おかしいんじゃねーの?」





リリ「ちがうっ!
この、ばかミサキ・・・」





ミサキ「そんなこと言っていいのかな~。
手帳、どうしよっかな」





リリ「・・・ごめんなさい」





今のは、ミサキ!





新潮高校に通って
1、2、3年一緒のクラス。





いっつも言い合いw





リコ「りーりっ! おっはよーう」





リリ「あっ! リコ」





この子は高校になってからの友達、
崎浜リコ。





リコ「実は、ミサキが好きなんだ!!
応援してくれないかなぁ」





リリ「ごめんっ!
私もミサキが好きなんだ・・・」





リコ「ったく、知ってるつーの!!
こんなことで、私たちの関係は、」





リリ「こわれなーい」





リコ「うん!」





中学生の恋は、
もう過ぎたこと、





けど、前みたいにじゃなくて、
今度は、前に進む。





こんなことが言えるのって、
今が楽しいからかも。















********************
****************





リコ「リリ!!
私、フラれたよ。
いっといでよ」





リリ「うん! ありがと。
リコだいすき」





リコ「私も!」





このままでいいの?





自分に問いかけたとき、
変わりたいって思った。





想ってるのなら、
実行あるのみ。





リリ「あのさっ!
4月のあったときから、
ずーっと言い合いしてた、
ミサキが好き」





ミサキ「俺も!
マヌケであほなリリが好き。
つきあってください」





リリ「はいっ!」





今の恋をつかめたのは、
過去があったから。





今を押してくれる
リコがいるから。





リコも私みたいに
なってほしいな。





私以上に。





私よりすごいリコは
きっとなるな。





今が幸せ。















********************
****************





リリ「マヌケであほって
悪口でしょ」





ミサキ「それ、言うなよ!
けど、そこがリリなんだよ」





リリ「あんまりうれしくなーい」





ミサキ「ほめてるほめてる」







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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