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君の1番に

CAST中瀬 梨里中瀬 梨里

作者:アルパカ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.06.08

こんにちはっ!
中瀬リリです。





突然ですが、ウチのクラスに
転入生が来るそうですっ!!





「リリ~、転入生って・・・
男子かなー!?」





騒いでるのは、親友のリコ!!





ふたりの間に隠し事とか
全っ然ナイっ!! ってくらい
愛し合ってるんだ(笑)





「・・・リコ、カッコいい男子
だったらいいな~とか
思ってるでしょぉ~?」





リコが考えることって言ったら、
カッコいい男子のことと
アイドルのこととか・・・





「・・・なんで分かるの~っ!?」





「そりゃ、親友ですから(笑)」





・・・ってか、ウチも
同じこと考えてる(笑)」





「なんだ~っ(笑)」





やっぱリコといると
楽しいなぁ・・・





とか思っていると・・・





ガラッ・・・――――





先生「はーい、
みんな席ついてねー・・・
みんなも知っていると思うけど、
今日は転入生を紹介するよ~っ!
入って!」





ザワザワ・・・





(どんな人だろ~)





ガラッ・・・





ザワッ・・・―――





えっ・・・





「うっそ・・・超イケメン・・・」
「男子キタぁ~っ」
「美形男子っ・・・」





その男子はすごい美形で、
女子が騒ぎまくってた。





「はーい、騒いじゃうのは
わかるけど(笑)、静かにね。
自己紹介してくれる?」





「俺の名前は大野ハルト!
このクラス、にぎやかやなぁ・・・(笑)
ヨロシク!!」





ドキッ・・・





最後に見せた大野君の笑顔は
スゴくかわいくて
頭から離れなかった・・・―――。





まさか・・・一目惚れ・・・!?





「えぇっ!?」





ガタンッ!!





「・・・リリちゃん?
どうしたの?」





ウチは思わず
立ち上がってしまった・・・





「・・・えっ!?
あっ!! すっ、すみません!!
考え事してて・・・」





恥ずかし~・・・っ・・・





「じゃあ大野君は~・・・
あ、ちょうどリリちゃんの隣
誰もいないから、そこ座って!」





「はーい!」





せっ、先生・・・
マヂですか・・・!?





ドキドキドキドキドキ・・・





(急にスゴく激しい動悸が・・・っ)





まさか隣の席なんて・・・!!





カタン・・・





大野君が席に座った。





すると・・・





「リリって言うん?」





と、聞いてきたのだ!





「えっ・・・!?
えっ、リリ・・・中瀬リリです!」





このクラスの女子の中で
初めてしゃべったのが、ウチ・・・!!





めっちゃうれしいっ!!(笑)





「リリちゃんかぁ・・・」





あれ、コレって・・・
このクラスの中で
初めてウチの名前知ったってこと!?





うそ~っ・・・
めっちゃうれしいっ!!(笑)(←2回目(笑))





「なぁなぁ」





「はっ、はい?」





大野君がウチに聞いてきた。





「リリ・・・って呼んでいい??」





「えっ・・・!?
あっ、はい!」





リ、リリ・・・かぁ・・・
うれしいなぁ・・・





「ありがと!
あっ、それと同い年なんだから
敬語じゃなくていいって~!!
俺のことはハルって呼んでなっ!!
ヨロシクっ」





「えっ!?
あっ、うん・・・ありがとう!!
ヨロシクねっ!」





や、やったぁ~!
友達になれた・・・!





大野君・・・ハルが来てからの
ウチの学校生活は(多分)変わる思う!





スゴく楽しいし・・・













・*。・ 昼休み ・。*・





「あはは~っ、それでリコがさ~っ」





「え~っ!?
そーだったっけ~??(笑)」





ウチとリコは
お昼を食べながら話していた。





すると・・・





「リリっ!!
俺、何部入るか迷ってんけど、
何入ったらいいと思う!?」





ザワッ・・・―。





周りにいた女子がみんな一斉に
振り向いて、ウチとハルを見た。





「えっ、ちょ、リリって大野君から
『リリ』って呼ばれてんの!?」





リコが後ろから言ってきた。





「え? あ、うん・・・
てか、ハル決まってないの!?」





「ほら、俺って
なんでも出来るから?(笑)」





「あははっ(笑)何それ~」





ザワッ・・・





「大野君とリリって
あんなに仲よいの?」





「そういえば授業中とか
結構いっぱいしゃべってたような・・・」





「ってか、リリ、
『ハル』って呼んでる~
うらやまっ」





女子のいろんな声が・・・(汗)





「えっ、大野君とリリって
もう友達なの!?
うらやまし~」





「何部入ったらいいかな?
あ、リリ何部入ってる?」





「ウチ? ウチはバスケ!!
朝練とか上下関係とか
結構厳しいけど・・・」





同じ部活がいいなぁとか
思ってたり(笑)





「バスケかぁ・・・決めた!!
バスケ部入るわ!!」





え・・・





「えっ、あっ、えっ・・・」





まさか・・・
思ってることが本当に
起こるなんて・・・!





そう思うと
何も言えなくなった・・・





「ん? なに?
あ、もしかして俺と同じ部活いや!?」





「えっ!?
別にそんなんじゃ・・・」





ウチがそう言っていると・・・





「俺は・・・いけどな・・・」





ハルがボソッと
何かを言っていた。





「何?」





なんだろ・・・?





「? 何でもないよ?」





「うそ」





何~?





「・・・耳貸して・・・」





えっ・・・





「うん・・・?」





コソコソ・・・





ドキン・・・





「・・・えっ!?
ちょ、ハル?
あのっ、えっと・・・」





「じゃ、先生のところ
行ってくるわ!!」





ハルはそう言って
教室を出て行った。





・・・耳元で
ハルに言われた言葉・・・





「・・・俺は・・・
リリと同じ部活・・・
うれしいんだけど・・・」





・・・うぬぼれちゃっても
いいのかな・・・





そんなことを思っていると・・・―――。





「ちょっとリリ!?
いつの間に大野君と仲よくなったの!?
しかも、ハルって呼びすて!?」





クラスの女子全員の声が重なった。





「うん・・・なんで?」





「はぁ!?」





・・・あれ? なんで、ウチ、
「なんで?」とか言っちゃったんだろ・・・(汗)





「ってかさー・・・」





リコがつぶやいた。





「何?」





「リリって大野君のこと
どう思ってんの!?」





・・・やっぱそれか・・・
と思いながら、ウチは答えた。





「・・・好き・・・」





この言葉以外、何も言えない(笑)





「はぁ・・・やっぱそうなんだ・・・
あのさ・・・」





リコがため息をつきながら言った。





「な・・・何?」





「ここにいる女子
みんな思ってることだと思うけど・・・
絶対リリたち、両想いだと思う!!」





・・・!?





「な・・・なんで!?」





「さっきの会話・・・
リリがバスケ部って聞いてから
バスケ部にしたんだよ!?
どうみたって初々しいバカップルよっ!」





はぁ!?
なに言っちゃってんのリコ・・・
って、思った(汗)





「あのねぇ・・・
あーゆー性格の人だったら
みんなにそーゆー感じなんじゃないの?」





・・・え・・・ウチ
こんなこと思ってるわけじゃ・・・





そんなこと言った時・・・





ガラッ・・・――――





「・・・リリ・・・」





廊下で聞いてたのか、
一瞬悲しそうな顔をしてそう言った。





「えっ・・・ハル・・・」





「・・・俺・・・みんなに
同じ態度じゃないよ・・・?」





そう言って教室を出た。





「待っ・・・ハル・・・っ!」





バタバタ・・・―――――





「えっ!? ちょっ! リリ!?」





・・・リコたちが叫んでるのが
聞こえたけど、聞こえないフリをした。













・*。・ 屋上 ・。*・





ガチャ・・・───





「ハル・・・!?
・・・来たばっかなのに
ココ来るわけない・・・か・・・
ドコ行っちゃったの・・・」





そう思い、戻ろうとすると・・・───





「リリ・・・?」





ハルの声。





「ハル・・・!?」





「何?、探しに来たの? 授業は?
もう始まってるんじゃない?」





「ウチはハルを探しに来たのっ!!」





・・・どうせハルは、分かってるんだ・・・





「「・・・あのさ・・・!」」





ふたりの声が重なった。





「何? ハルからいいよ」





多分・・・ふたりが
言おうとしていることの意味は
同じだろう・・・





「俺・・・ホントに
みんなに同じ態度じゃないよ・・・?」





やっぱり・・・ウチもそのこと・・・





「うん・・・分かってるよ・・・
ウチも、本当はあんなこと思ってないよ・・・?
・・・あのさ・・・」





やっぱ、聞いてみようかな・・・





「ん?」





「あのさ・・・みんなに
同じ態度じゃないってことはさ・・・」





あー、自分で何言っちゃってんのーっ!!





「・・・あのさ・・・ハル・・・」





とウチが言いかけた時。





「・・・好きだ・・・リリのことが・・・」





・・・え・・・っ!?





「・・・えっ・・・こ、告白・・・?」





ビックリした・・・





いま言おうと思ってたこと
言われるなんて・・・





「・・・俺、リリが好きなんだ・・・」





「・・・ウ・・・チも・・・
好き・・・だよ・・・」





ウチの頭の中は
真っ白になっていた・・・





「・・・俺な・・・」





「何?」





「・・・この近くに男子校あるだろ?
先週までそこの生徒だったんだ・・・」





「うん・・・うん!?」





男子校・・・あるけど、
そこの生徒!?





「わざわざ転入してきたのはね・・・」





ハルがウチの目をじぃっと見た。





「な・・・に?」





「リリ・・・お前に会うためなんだ・・・」





「は!? ウチに会うために転入!?
えっ!? どういうこと!?」





ホントにどういうこと・・・?





「クス・・・」





パニクってるウチを見たからか、
ハルが笑った。





「なんで笑ってんの・・・」





「俺・・・リリの笑顔に
一目惚れしたんよ・・・」





「一目惚れ!?
それでウチの学校に来たの!?」





何・・・それ・・・





「まぁ・・・な・・・っ!
リリとこうやって話したかったし、
リリをちゃんと見たかった・・・」





ドキドキ・・・





急に顔が赤くなったのが分かった。





「何・・・それ・・・
もぉ~・・・っ・・・っ・・・」





なぜか・・・涙が出てきた・・・





コレはいわゆる・・・うれし泣き?





「なっ、何泣いてるの!?」





あせった顔で、私の顔を
のぞきこんできた。





「ねぇ・・・」





「な、何?」





「・・・大好きだよ・・・っ!」





ウチはそう言って
ハルに抱きついた。





「わわっ! 何っ! クス・・・
俺も大好きだっ・・・!!」





「えへへ・・・」





ずっと・・・
ウチの1番でいてね・・・っ!!







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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