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好きっていいなよ。

CAST星名ハルハ星名ハルハ

作者:のはる

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.07.18

みなさんこんにちは!
私は、星名ハルハ! 中学3年生!





私には、彼氏がいます!
その人とは北島岬!





去年の夏に告白されてから
もう1年もつきあってます!





恥ずかしくて言えないけど・・・
もちろん私は好きだよ?





でも、今年クラスが離れてからは
メールもしなくなったし、
話すこともない・・・





向こうは
どう思ってるんだろ・・・















・*。・ 学校  ・。*・





アンナ「ねーねーしってるー?
シャノンとリョウスケって
つきあい始めたんだって!」





この子はアンナ!
わたしの大好きな友達!





ハルハ「え!? シャノンちゃんって
このあいだ安藤イルマと
つきあい始めたばっかじゃん!」





アンナ「そうなの!
シャノンが自分から告ったくせに
3日でふったらしいよ。
安藤がかわいそうだよね」





ハルハ「うん!
それはかわいそう・・・」





最近、周りも
つきあい始めてる人が多いけど、
シャノンちゃんは好きな人が
コロコロ変わって、
つきあう人も中3になってから
もう5人目なんです!





ちょっとそういうのってやだな・・・















・*。・ 1週間後 学校  ・。*・





アンナ「あー! もー! ムカつく!」





ハルハ「あ・・・アンナどーしたの?」





アンナ「伊藤シャノン、
八神リョウスケともう別れたって。
早すぎ。
もーだったら
最初からつきあうなよ!」





ハルハ「え! またかぁ」





シャノンちゃん・・・
次は誰とつきあうのかなぁ・・・





確かにかわいいし、スタイルいいし
モデルさんみたいだけど・・・
そういうところは直して欲しいなぁ・・・





それから少しして、
私はアンナと帰ろうとした。
すると・・・
屋上へ続く階段のところに人影が・・・





アンナ「ね? ちょっと見てみない?」





ハルハ「い・・・いの?」





アンナ「ばれなきゃいーよいーよ!」





私たちは、のぞいてみた・・・
するとそこには・・・





ハルハ「シャノンちゃん! と・・・岬・・・」





アンナ「え!?」





2人がいた。





2人が話してるところなんて
みたことない。
どういう関係なのかな・・・





シャノン「あの・・・岬くん!
私、岬くんが好きです!
いままでいろんな人とつきあって
別れてを繰り返したけど・・・
岬くんとは続けられる自信ある!
つきあってください!」





告白は失敗しない伊藤シャノン、
岬のことは信じたいけど、
岬が頷くかもっておもったら
見ていられなくなって、走り出してた。





アンナ「ハ・・・ハルハ!?」





辛い・・・みたくない。
こんなところみたくない!!





岬「ハルハ!?」















・*。・ 次の日  ・。*・





私の教室のドアのところに
シャノンちゃんがいた。





シャノンちゃんは
私を呼んでいるらしい。





私はシャノンちゃんのところに行った。





シャノンちゃんは、昨日告白していた、
あの場所にいた。





シャノン「岬くんから聞いたよ。
彼女さんなんだね」





私は何も言わない。





シャノン「ごめんね。
それ、知らなくて昨日あんなこと・・・
昨日の告白現場みてたんだよね。
本当にごめんね」





シャノンちゃんが
あやまってくれてるけど、
私は何も言えない。





声を出したら、絶対泣く。





シャノン「だよね・・・
いろんな人とつきあってすぐ別れてる
私のいうことなんて、信じられないよね」





その言葉を聞いて、
私はついに口を開いた。





ハルハ「そ・・・そんなことない!」





それを言ったら
シャノンちゃんは涙目になった。





シャノン「私ね、好きかもって思ったら
すぐ言うことにしてるんだ。
うじうじしてる間に、
人にとられちゃったっていう
経験があるから・・・」





私は黙ってシャノンちゃんの
話を聞く。





シャノン「言ってくれたの。
卒業しちゃった先輩が。
好きなものは
【好きっていいなよ】
周りなんて関係ない。
自分を信じてって・・・」





それを聞いて、
私は涙を流していた。





私は岬に恥ずかしがって
好きなんて言えなかった。
でも、言わなかったら
逃げて行っちゃうよね。





悪いのは私だ。
ちゃんと気もちを伝えられなかった、
私のせい。





ハルハ「話してくれてありがとう・・・
シャノンちゃん・・・強いね」





シャノン「ううん。
強くなんてないよ。
家では、いつも泣いてるよ」





ハルハ「そうなの!?」





シャノン「私、友達いないから、
いままでこういうことも
相談できなかったの。
聞いてくれてありがとね!
ハルハちゃん!」















・*。・ 次の日  ・。*・





私は、岬のクラスに行った。





岬を呼び出して、
シャノンちゃんと話したところへ
連れて行く・・・





ハルハ「あ・・・あのね?」





話しはじめる前に、
岬が言いはじめた。





岬「あの・・・
この間のは、もちろん
OKとかしてないし、
俺の気もちはこの1年間
変わってないから・・・
えっと・・・その・・・」





私は岬が言いおわる前に
言ったんだ。





ハルハ「私は、岬が好きだよ!
ううん。大好きだよ!
これからも彼氏でいてくれる?」





顔を赤くした岬は
下を向きながら、





岬「当たり前だし・・・」





と小さくつぶやいたのでした。





皆! つきあってる人も、
そうでない人も、
ちゃんと気もちを伝えないと
逃げて行っちゃうよ!





だからその前に
好きっていいなよ!
自分の気もちに正直になって!





それが・・・
自分の未来を明るくする
第一歩になるはずだから!





・・・その後、私は岬と
たくさん話せるようになり・・・
アンナとの絆もさらに深まり・・・





シャノン「ハルハ!
明日のことなんだけど・・・」





ハルハ「あっ! いまいくー!」





シャノンと友達になりました!







― END ―

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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