HAPPY? SAD?

CAST星名ハルハ

作者：ふうみぃ

2024.06.07

アンナ「ハルハ、
私ね、リョウスケと、
付き合うことになったの！」

ハルハ「え。・・・」

そう、突然言われたのは、

夏休みが始まったばかりの
時だった・・・・

アンナ『ハルハが、リョウスケのこと
好きなのは知ってたけど、
コクられちゃって・・・
ゴメンねっ!!
今度の花火大会も、
リョウスケと行くから、
一緒に行けなくなっちゃった』

ナニそれ・・・
ひどいよ・・・

（ハルハは、
泣き出してしまう）

＝＝＝　花火大会当日　＝＝＝

シャノン「あっ、ハルハ～!!
久しぶり～っ」

ヒメノ「どうしたの？
どんよりして・・・」

ハルハ「いや、
なんでもないよ・・・」

シャノン「それよりさぁ、
アンナは？」

ハルハ「あぁ、
リョウスケと行くって」

ヒメノ「えっ、あの２人、
くっついたの？」

シャノン「でも、ハルハの
好きな人って・・・」

ヒメノ「リョウスケじゃん・・・」

ハルハ「そうなんだけどっ、
もうあきらめたから、大丈夫!!」

ヒメノ「そっか。じゃぁ今日は、
めいっぱい遊ぶぞ!!」

ハルハ「うんっ」

シャノン「じゃぁ、いこっか」

ホントは、
あきらめていない・・・

ってか、
あきらめきれないっ!!

シャノン「リンゴ飴、食べようっ」

ハルハ「うん、」

＝＝＝　花火が始まった　＝＝＝

ドオォォンッ

シャノン「キレーー!!」

ヒメノ「まさに、夏って感じ!!」

ハルハ「ねっ。来て良かった～」

近くにアンナと
リョウスケがいるのが見えた。

いいな・・・

早くコクっとけば良かった・・・

シャノン「ハルハ、もう帰ろう」

ヒメノ「うん。
またキモチ、
切り替えてさ・・・」

ハルハ「２人とも、
ありがとぉぉぉ～」

＝＝　夏休みが終わり、学校へ　＝＝

ハルハ「みんな、久しぶりっ」

シャノン「ひさしぶり～！」

ミユウ「リョウスケとは
何かあった？ｗｗ」

ハルハ「ううん。
リョウスケ、
付き合ったみたいｗ」

ミユウ「えっ!!
変なこと聞いて、ごめん・・・」

ハルハ「いいよ、大丈夫」

シャノン「ねぇ、提案があるの」

ハルハ「なに？」

シャノン「ハルハさ、まだ
未練があるっぽいじゃん。
最後に告白して、
終わったらどう？」

ヒメノ「いいじゃんっ！
そうすれば、
忘れられるかもよ？」

それもそうかも、
このままやってるより、
そのほうが、ラクかもっ。

ハルハ「うん。
そうしてみるよ!!」

シャノン「頑張って!!」

うーん。。。

どうやって、告白すれば
いいのかな？

校舎裏に、呼び出す？

それとも、クラスに
言いに行く？

どうしよう・・・（汗）

＝＝＝　放課後　＝＝＝

ハルハ「あっ、リョウスケ。
ちょっと話が、あるんだけど・・・」

リョウスケ「うん。分かった」

・・・・・・・・・・・・・・・

ハルハ「す、好きです!!」

リョウスケ「えっ・・・」

ハルハ「あ、返事は分かってるから、
これが言いたかっただけ。
じゃぁねっ!!」

リョウスケ「まってよ。
俺、まだ、返事してない」

ハルハ「どうせ、ふられて
終わりじゃん・・・」

涙がポロポロこぼれてくる・・・

リョウスケ「俺、まだ一言も
いってないじゃん。
・・・俺も、ハルハのことが好き」

ハルハ「へっ？　本当に？」

リョウスケ「ウソを言うわけ
ないじゃん・・・」

ハルハ「え、じゃぁ、アンナは？」

リョウスケ「アンナ？　なんで
星乃が出てくるの？」

アンナが言ったこと、
ウソだったの!?

ハルハ「じゃあ、付き合ってくれる？」

リョウスケ「うん」

ハルハ「ありがとぉぉ～!!」

リョウスケに
抱きついてしまう。

リョウスケ、
ボッと赤くなる//

＝＝＝　その後　＝＝＝

ハルハ「アンナ、だましたの!?」

アンナ「ちがうよー。ハルハが
全然コクらないから、
手伝ってあげたのっ!!ｗｗ」

ハルハ「なっつんもヒメノも、
知ってたの？」

シャノン「うん・・・ｗ」

ヒメノ「えへへ・・・ｗ」

ミユウ「でもまぁ、結果は
良かったし、いいじゃんｗ」

ハルハ「そ、それは、そうだけどっ」

アンナ「よかったね、ハルハ!!」

ハルハ「あ、ありがと・・・っ」

シャノン「素直じゃないな～ｗ」

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

今でも、
私たちはラブラブです。

アンナもみんなも
ありがとねっｗｗ

＊Happy end＊