私自身を見てくれる人。
作者:あーちゃん
私は、ハルハ!
顔だけが取り柄なの・・・
学校始まってから
まだ2、3日なのに
もう10回は告られている。
今日もまた
男子に呼び出されている。
男子「好きです。
付き合ってください!」
あーあ、まただ。
また私の顔を見て
一目惚れでしょ。
ハルハ「私のどこを
好きになったの?」
男子「顔です!
すごくかわいいから///」
やっぱりそうだ。
ハルハ「ごめんなさい。
無理です」
・*。・ 次の日 ・。*・
ノートをたくさん持った、
同じクラスのレン君がいる。
レン君は、少しドジなの。
ほら、やっぱり。
持っていたノートを
全部落としてしまった。
1人では大変そうなので
私も手伝うことにした。
ハルハ「私も手伝うよ。
大変でしょ」
レン君「ありがとう」
拾うのが終わった。
レン君「ありがとう!
僕ドジだからさぁ・・・」
ハルハ「失敗なんて
誰にでもあるよ。
じゃあまた」
レン君「あっ。
待って・・・
行っちゃった・・・」
レンはこの時、恋に落ちた。
・*。・ また次の日 ・。*・
登校中にレン君が
転んでいるのを見た。
膝からは少し
血が出ていた。
だから私は
絆創膏をあげることにした。
ハルハ「大丈夫。
絆創膏あげるから貼りな」
レン君「昨日もありがとう。
ごめんね」
ハルハ「困っている人を助けるのは
当たり前だよ」
レン君「カッコいいですね!」
私は初めて
こんなことを言われて
少し嬉しかった。
それとともに少し
顔が赤くなっていくのを感じた。
・*。・ そんなある日 ・。*・
私は、レン君に呼び出された。
多分、顔を見て
好きになったんだよね・・・
レン君「好きです。
付き合ってください!」
でも、一応
聞いてみることにした。
ハルハ「私のどこを
好きになったの?」
レン君「顔はもちろん。
だけど・・・」
やっぱり。
レン君「1番好きになったところは
僕をたくさん助けてくれたところです!
みんなにはきっと当たり前でないことを
当たり前と言えるハルハさんの
かっこよさです!」
ハルハ「えっ」
私は泣き出してしまった。
レン君「僕に告白されるの
嫌だったよね。
ごめんね・・・」
ハルハ「違う・・・違う・・・違うの。
初めて、私自身を見てくれる人が
いたから嬉しくて・・・
いつも私の顔を見て好きになられて
私自身を見てくれる人がいなかったから」
レン君「そうだったんだ。
ハルハさんは
本当にカッコいいよ!
もう1回いうけど、好きです。
付き合ってください」
ハルハ「うん! いいよ!
なら、これからは
ハルハさんじゃなくて、
ハルハって呼んでね!」
レン君「わかった!
ドジだけど
よろしくお願いします」
ハルハ「それぐらい知っているし、
全然いいよ!」
こうして私達は
付き合うことになった!
*End*
星名ハルハ

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