ダサい私が・・・

CAST林美央子

作者：ニコラlovelove

2024.12.08

どーも。
林ミオコです。

私は、学校にはナイショで
漫画家をやっています。

？「ミーオーコー!!
どうしたの？
ぼーっとして」

この子は、吉岡ユナ。
私の、たった１人の友達。

ミオコ「あのね、あの人は
誰なのかなぁと思って」

ユナ「えっ、ミオコ。
ハルトくんを知らないの？」

ミオコ「えっ、知らない。
そんなに有名なの？」

ユナ「ハルトくんは、
ニコラ高校で１番イケメンで
モテモテなんだよ!!」

ミオコ「へー。ハルトくんに
漫画のモデルをたのもうかなぁ。
でも、こんな地味でメガネが
たのんでも無駄かぁ」

ユナ「いいじゃん！
たのみなよ！」

ミオコ「じゃ、じゃあ」

ユナ「ほら、行ってきな！」

よ、よし！
がんばろう！

ミオコ「あの、ハッ、ハルトくん」

ハルト「どうしたの？」

ミオコ「あの、ハルトくんに
漫画のモデルになってほしいんです!!」

ハルト「えっ、どういうこと？」

ユナ「この続きは、放課後に！」

ハルト「えっ、待って！」

ユナ「ミオコ、漫画家のことは
誰にもナイショのことなんだから！
あんなところで話したら
バレちゃうでしょ！」

ミオコ「あっ、そっか！
ありがとう。ユナ」

・＊。・　放課後　・。＊・

ミオコ「あっ、ハルトくん！」

ハルト「で、話の続きは？」

ミオコ「あの、ハルトくんに
漫画のモデルをやってほしいんです！」

ハルト「えっ、どういうこと？」

ミオコ「私は、漫画家をやっていて、
ちょうど男の子の絵のかきかたに
悩んでたんです。
そしたら、ハルトくんが、
目に入りました」

ハルト「うん、いいよ！
僕もミオコちゃんと
話したかったんだ」

良かった～!!　

ハルト「でも、条件が、あるんだ」

えっ、どういうこと？　

ハルト「ミオコちゃん、
変身してみない？」

ミオコ「えっ、どういうこと？」

ハルト「俺についてきて」

えっ、
ちょっと待って。

私は、手を引っ張られて
どこだかわからないとこに
つれてかれた。

ハルト「ついたよ」

ミオコ「どこここ？」

ハルト「ミオコちゃん、
俺の言うこと聞いてね！」

そしたら、
カワイイお洋服に
着替えさせられた。

ハルト「うん、カワイイね！
ミオコちゃんは、もっと
カワイイ服着た方が良いよ！」

＊・＊・・・＊・・・＊・＊

その日から、
私の人生が変わった。

男子「えっ、アイツ、
チョ～カワイクね！」

女子「あの子すっごく
カワイイ～！」

ユナ「ミオコ、どうしたの？
すっごくカワイイ！」

ミオコ「そうかな？
ハルトくんのおかげだよ！」

あの日から、ハルトくんに
漫画のモデルをしてもらって、
私のスタイリストをしてもらって
いるんです！

そして、だんだん私は、
ハルトくんのことが
好きになっていたんです！　

ミオコ「ユナ、今日
相談したいことがあるの」

ユナ「うん、いいよ！」

・＊。・　昼休み　・。＊・

ユナ「えっ、ハルトくんを
好きになった!!!!」

ミオコ「うん、そうなの！」

ユナ「じゃあ、告白しなよ！」

ミオコ「うん、がんばってみる！」

・・・・・・・・・・

ミオコ「ハルトくん、
話があるから今日会えない？」

ハルト「うん、大丈夫だよ！」

・＊。・　放課後　・。＊・

ハルト「ごめん、待った？」

ミオコ「ううん、大丈夫だよ！」

ミオコ「あっ、あのね！
私、ハルトくんが好きなの」

ハルト「あ～ぁ、
先こされちゃった。
俺もミオコちゃん、
いや、ミオコが大好きだよ！」

ミオコ「ホントに！」

ハルト「ミオコの手伝いを
する前からずっと！」

ミオコ「うれしい！」

こうして、私たちは、
付き合うことになりました。

すっごく幸せです！

＊おわり＊