恋はいつも夢のように

CAST林美央子

作者：まんじつ

2023.03.23

沙音「いいなぁ、王子様」

そういって
廊下へと目を向ける。

最近、付き合い始めた
美央子と太陽。

放課後デートかな。

私、伊藤沙音。
二コラ学園に通ってるんだ！

漫画が大好きで、
漫画を描いたりしてるんだけど、、、

そのせいか
リアルの恋のこと。
忘れちゃった！

気づけば中学生、、

そろそろ彼氏ほしいな～。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

トタトタ、、、と
可愛い足音が聞こえる。

美央子「沙音！」

沙音「美央子～、どした！」

美央子「私ね、今、沙音が
思ってることわかるよ」

と、親友美央子はいう。

それ！　と、美央子は
私に香水（？）らしきものを
吹きかけてきた。

沙音「??　なあにそれ」

美央子「ふふっ。
モテモテの薬だよっ」

え？
するといきなり

？「ねえねえ」

沙音「はい？」

？「ハアトって
いうんですけど
好きです！」

へへ？
いきなりーーーー！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

パチッ。

目を覚ますと教室だった。

沙音「夢、、、」

あたりを見回すと
誰もいな、、、

いた。

しかもハアト君。
ハアト君も寝てる。

ハアト「沙音、、
好き、、、、」

ドキッ。

ふあっ。
２度目の告、白。

ハアト君を見ると
そのまぶたはとじてて。

寝言か。
ドキッとした。

ん？　ドキッと？

ハアト君が起きたら
好きって言おうかな。

＊ｅｎｄ＊