幼なじみ以上の関係って?

CAST林 美央子林 美央子

作者:モカ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.06.08

おはようございます!
林ミオコ、中3です。





私には、好きな人がいます。





今井ハルト。





元々幼なじみで、
仲が良かったこともあり、
一緒に帰る日も、あるのです!





でも、ハルトは、
超モテる。





特に熱狂的なのは、
川原ミアン。





ミアンは、ハルトと
初めて会ったその日から、
ずっとアピールしてます。





が!
ハルトは鈍感なので、
気づきませんw





そんなハルトファンが多い中、
私の心友、吉岡ユナだけは、
ハルトに心を奪われない。





っていうか、男子に
興味がない。





だから、安心して
相談できる。





ユナは、かわいいのに・・・
もったいないなー。





そうこうしてるうちに、
学校着いた!





ユナは、電車通学だから、
普段は1人!





たまに、ハルトと行くけど。





うわ。
ハルトと同じ時間に
来ちゃったか・・・





これだと・・・





女子たち「きゃー! ハルト君ー!
おはよ!」





でた。朝の戦争。
怖いねー、女って。





私は好きなんだけど、
その中には、行かない感じ。





幼なじみだから、
話しかけてくれるし。
いっか! って感じね。





ハルト「お、おはよう」





ほら。
ハルト、困ってるよー。





ミオコ「ちょっと、通れないから。
通し・・・キャア!」





痛ったぁ・・・
女子たちに押されて、
スライディングしちゃった!





って、目の前にハルト!





ミオコ「お、はよーございまーす」





ハルト!
笑いをこらえるな!





笑うなら笑え!





ハルト「な、ナイススライディング・・・
ククク・・・」





ほら!
女子たちの、冷たい視線が辛い。





絶対、川原ミアンに
呼び出されるパターンだ。





ユナ「めーい! おはよ。
今日の朝、すごかったんだって?
今井が爆笑しながら、話してくれた!」





うっわー。ユナ。
今、傷ついてんだから。





ミオコ「もうこれ、ミアンに
呼び出されるパターンですよね・・・
どーしよ」





ミアンは、
ハルトに近寄る子を
呼び出して脅すんだとか。





ユナ「気にするな!
ミオコと今井は、両想いだと
思うけどなー?」





はぁ・・・って、
川原ミアンが、こっち来る!





ミアン「ミオコちゃん?
昼休み、屋上に来てくれる?」





ほらね。





ミオコ「やだ」





・・・なんて言えたら、
どんなに幸せか。















............





昼休み、屋上に行こうと
私が校内を歩いてると、
また、滑った。





ミオコ「はっ・・・!
いやだ。
スライディングだけは・・・」





ズザァァー!





?「ナイススライディング・・・
ふはは」





え?
朝のと同じリアクションと、
同じ声・・・まさか?





ミオコ「ハルト!? ちょっともー。
バカにしないでよ!」





って、ミアンが
待ってるんだった!





ミオコ「ハルト、じゃーね!
行くところがあるから!」





タッタッタ・・・
ガチャ。





ミオコ「ごめん。ミアン。
待った?」





やっぱり、ミアンは、
怖い顔してた。





ミアン「ううん。それより、
ハルト君に近寄らないでくれる?
幼なじみだからって、
調子乗ってんじゃないわよ。
ハルト君は、私の彼氏なの!」





はぁ?





ミオコ「ごめん。
状況が、飲み込めない。
付き合ってんの?」





ミアン「そうよ」





え? どーしよう。
人の彼氏好きだったの? 私。





ハルト「違う。
俺は、ミオコの彼氏だ」





ん? ハルト?





ミアン「なんで?
証拠はあるの?
私、ハルトに言ったよね?
私以外の子と、話さないでって」





ハルト「それにうなずいた覚えはないし、
俺は、ミオコが好きだから」





私、もう耐えられない!





ミオコ「ハルト! 行くよ!
ミアン、ごめん。私、もう無理。
あなたとはもう、居たくない」















・*。・ 空き教室 ・。*・





ハルト「ミオコ・・・」





ミオコ「何よ?
ミアンと、付き合ってんの?」





これだけは、
聞いておきたい。





ハルト「俺は、ミオコが好き。
川原とは、付き合ってない」





ギュッ





私は、抱きしめられた。





ミオコ「ハルト・・・
みんな、見てる」





空き教室の周りには、
人が集まってた。





やば。ドア、
開けっ放しだった。





ハルト「でも、
嫌じゃないでしょ?」





ミオコ「うん・・・大好き」





2人の見えないところで、
ユナが、「おめでと」って、
言ってくれてたんだって。





2人は、学校公認の
カップルになり、





ユナも彼氏ができ、
5年後のバレンタインに・・・















............





ミオコ「これで、恋人として
チョコ渡すの、最後にしよう」





ハルト「別れたいの? ミオコ」





私は、首を振る。





ミオコ「ううん。
今度は奥さんとして、
渡したい!」





これは、私からの
プロポーズの返事。





昨日、プロポーズ
されたの。





ハルト「それって・・・いいの?」





ミオコ「式は、いつにしようか?」





ユナは絶対、呼びたい!





その後2人は、
死が分かつまで、
幸せに暮らしました。







*happy end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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