バレンタインのLove Story ~勇気を出して~

CAST林 美央子林 美央子

作者:まかろん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.01.28

「これ、私が全部作ったから
食べてぇ~」





「私のも!」





「私のほうが可愛いでしょ!」





はぁ・・・
こんなんじゃ
渡せないじゃん・・・





あ、自己紹介してなかった。





みなさんこんにちは。
林ミオコ、中3です。





今は2月11日、
学校に来たばかりなんだけど・・・・





私のクラスの男子を狙って
なぜか女子がたくさん
来るんだよね!





バレンタイン当日でもないのに・・





私も好きな人は・・・・
いるんだけど・・・(レン)
他のクラスの女子が渡していて
渡せないんだよね・・・・





他のクラスの女子達、
自分より可愛い人がいたら
許せないタイプで
嫉妬しちゃうって噂・・・・





レイナ「ミオコ~!
聞いて~!」





ミオコ「どうしたの?」





レイナ「隣のクラスの人から
チョコもらったたんだけど!
嬉しい~」





ミオコ「いいなぁ・・・
私なんか1個ももらってない・・・」





レイナ「だいじょーぶ!
私が手伝ってあげるよ!」





ミオコ「レイナ・・・」













・*。・ 翌日 土曜日 ・。*・





・LINEにて・





レイナ『ミオコ~~!』





ミオコ『どうしたの?』





レイナ『せっかくだから
髪型変えてみたら?
急だけど』





ミオコ『えぇ~~できるかな・・・?』





レイナ『意外と可愛くなるかもよ?』





ミオコ『じゃあやってみようかな・・・』





レイナ『頑張って!』













・*。・ 美容院 ・。*・





店員さん「じゃあ
このくらいでいいですか?」





ミオコ「はい。
お願いします」







~ 切っている ~







店員さん「できました。
どうですか?」





ミオコ「うわぁ・・・・
すごい・・・
ありがとうございます」













・LINEにて・





レイナ『どーだった?』





ミオコ『今から写真送るね』





髪切った後の写真を送る。





レイナ『えぇ~~!
かわいいじゃん!
絶対にモテそう!』





ミオコ『そんなこと言わないでよ~~』





レイナ『ごめん(笑)
じゃあ次はチョコ作りだね!
家来ていいよ~』





ミオコ『色々ありがとう』





レイナ『全然!』













・* 家に到着&お菓子作り *・





2人はチョコマフィンを作った。





レイナ「あとデコレーションして・・・
できた!」





ミオコ「美味しそう・・」





レイナ「これで好きな人を
振り向かせられるぞ!
頑張って!」





ミオコ「うん!
レイナありがとう!
頑張る!」













・*。・ 翌日 バレンタイン ・。*・





ミオコ「よし、
あとはレンを待つだけだ・・・」





??&??「あれ~?
何してんの~そこの子~」





ミオコ「はい?」





ミアン「私はあなたの
隣のクラスのミアンと」





フタバ「フタバ!
あなたもしかしてそれ・・・」





ミオコ「バレンタインの
チョコですが?」





ミアン「あははっ!
今更じゃ遅過ぎない~~?」





フタバ「それな(笑)
もうレンにはとっくに百個ぐらい
私達からチョコ渡してるのに
それでも~?」





ミオコ「えっ・・・」





ミアン「もうレンとそのチョコは
あきらめたら?
どうせいらなくなるでしょ?」





レン「ミオコ」





ミオコ「レン!
なんでここに・・」





ミアン「あ! レン!
ちょうどいいとこ・・・
って・・なにしてるの・・!」





レンが、ミアンとフタバに
もらったチョコを地面に落とす。





フタバ「ちょっと!
せっかく作ったチョコが
台無しじゃん!
なにしてくれてんの?」





レン「このチョコはなんだ!
全然苦いしデコレーションが
派手過ぎるし」





ミアン「え? なんで!
レシピ通り作ったのに!」





フタバ「はぁ~~レン最低~~」





ミオコ「あの・・・レン」





レン「ん? ミオコ・・・
髪きったんだね。
かわいいじゃん。
あとそれって・・」





ミオコ「私が作った
お菓子なんだけど・・・
これ、受け取ってくれる?」





レン「もちろんだよ。
俺は好きな子のチョコしか
食べないし」





ミオコ「え? 好きな子?」





レン「俺はずっと
ミオコが好きだったんだけどな~」





ミアン&フタバ「私達は・・・?」





レン「なにかわいこぶってんの。
そういうの好きじゃないし。
全力アピール俺、嫌いだし」





ミアン&フタバ「っ・・・・・」





レン「じゃ、俺の彼女は
ミオコってことで」





ミオコ「ほんとうに
私が彼女でいいの・・?」





レン「さっき好きな子しか
チョコ食べないって
言ったじゃん」





ミオコ「っ////
よろしく・・・ね」





レン「そんなに照れなくても
いいのに~(笑)」





私の恋がかなったのは
きっと友達のおかげだと思う・・・





それに、ナニゴトでも
勇気を出したほうがいいことに
気づいた・・・







・*。・HappyEnd・。*・

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