浴衣から始まる恋物語

CAST凛美凛美

作者:みりい

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.07.09

ルキ「夏フェス行くよ~。
早くして~」





(リミの家の前)





リミ「は~い」





私リミ。
地味~な、ごく普通の
中学3年生!





今年も私の嫌いな
夏がやってきた。





だって、
日焼けするじゃん!(笑)





でも、薄汚れた
浴衣を見て、
去年のことを
思い出した。





去年の夏は
最高だったなー。って。





あれは、1年前、
中2の夏休みのこと・・・













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





私には
好きな人がいた。





その人は・・・
クラスメイトの
大晴空くんで、
友達も多い。





私の住む町では
「夏フェス」という
お祭りが開かれていて、
その夏フェスに
男女で行くと
結ばれるという
噂があった。





明後日が夏フェス。





大晴空くん・・・と、
付き合いたい・・・な。
なーんて思いながら、





「もし、暇だったら
夏フェス一緒に行かない?」





とラインを打って、
やっぱり、私には
そんな勇気はないや・・・
と、諦めて、
文字を消そうとしたら、
間違えて送信ボタンを
おしてしまったのだ。





バカバカ私・・・!
顔が燃えるように熱い。





人気者の大晴空くんに
こんな庶民の私が、
遊べないに
決まってるじゃん。





てか、もう友達と行くとか、
予定決まってる
かもしれないし・・・!





私が急いで
送信取り消しボタンを
押す前に・・・





なんと、既読が
ついてしまったのだ。





oh・人生終わった。





と、思ったが、
大晴空くんから、





「いいよ~」





と送られてきた。





うそうそ!
夢じゃ・・・ないよね!?





そして、
「楽しみ!」
と送られてきた。





顔が熱くなる。





って、楽しみっていうのは、
私とだから、じゃなくて、
夏フェスがだよね・・・





と思いながら、
「じゃあ、明後日ね」
と打った。













・*。・ 夏フェス当日 ・。*・





やばい、
遅刻しそう。





私は、浴衣をきて、
かんざしをさして、
ダッシュで
広場に向かった。





あ、大晴空くん!





リミ「大晴空くん!」





大晴空「あ、リミか。
一瞬誰かと思ったよ。
浴衣似合ってるじゃん。
かわいいよ」





胸の鼓動が
速くなった気がした。





まあ、胸の鼓動が
うるさいのは、
走ったからだろうけど。





私は大晴空くんと、
色々な屋台を回って、
沢山の話をしながら
笑いあった。





もうすぐ、夏フェスも、
終わる・・・





また、今までみたいな
ただ、クラスメイトっていう
関係に戻っちゃうのかな・・・





って、ぼんやりしてるのが
いけなかった。





前の人と
ぶつかってしまって
かんざしを
落としてしまったのだ。





あれは、
私の大切な大切な、
おばあちゃんの形見!





急いで拾おうとしたら、
はきなれない
下駄のせいか、
足をぐねってしまった。





リミ「イタタ・・・」





(かんざし
無事でよかった・・・)





大晴空「大丈夫?
けがはない?」





リミ「うん。
ちょっと痛いだけ」





大晴空くんは、
少し考えると、
私をひょいとおんぶした。





大晴空「悪化するといけないし、
家まで送っていくよ」





ここから、私の家まで
30分くらいだ。





リミ「悪いよ・・・」





大晴空「全然大丈夫」





大晴空くんの
優しさにほっとして、
いつのまにか、
眠ってしまった。





大晴空「ずっと、リミに
言いたかったんだけど、
俺リミのことが・・・
って、リミ?」





後ろで、
小さないびきが
聞こえる。





大晴空「寝てるのか」





少し顔が赤くなった。





目が覚めると、
後、家まで、
5分くらいの
距離だった。





リミ「大晴空くん、
今日はありがとね」





大晴空「・・・俺、ずっと
言いたかったこと
あるんだけど
言っていい?」





ドキリ。





大晴空「俺、ずっと前から
リミのことが好きでした。
俺と・・・
付き合って・・・
くれませんか・・・?」





リミ「そんな・・・
大晴空くんが私のことを
好きだったなんて・・・」





大晴空「ダメか?」





リミ「ううん。
私でよければ
付き合ってください!」













・*。・ 現在 ・。*・





私は、去年着た
浴衣を着て、
玄関を出た。





ルキ「リミ、
なに、浴衣見て
ニヤニヤしてんの(笑)
良いことあったんでしょー(笑)
親友には
分かるんだからね!?」





リミ「全然違うし(笑)」





今から私とルキは
夏フェスに行く。





そして、私と、
大晴空くん。





ルキと義斗
(ルキの彼氏)で





・・・そう、
ダブルデートをするのだ。







*end*

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