3種類のお兄ちゃん

CAST凛美凛美

作者:なごぴよ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.04.04

みんな!
この中から
タイプを選んでね!





1、ツンツン俺様キャラ





2、あま~い王子様キャラ





3、完璧真面目キャラ





だれがいい?





私は・・・○○○













*。・ ある日(日曜日) ・。*





ピロロロ・・・





「カチッ」





りみ「え? なんで・・・
あ、アラームかけてた・・・」





あ! みんな!
初めまして!
りみっていいます!





今日は日曜だっていうのに
アラームかけちゃった・・・





1回目が覚めると、
起きちゃうんだよな~!





ガチャン





エイト「うるさっ・・・りみ?」





りみ「ごめん!」





来た・・・
これは、長男のツンツン
俺様キャラのエイト兄。





エイト「日曜日くらい、
寝かせろよ・・・」





ルワ「みんな~!
ご飯できたよー!」





ルワ兄は、次男!
あま~い王子様キャラ!





りみ「わーい!
ほら!
エイト兄も行こっ!」





エイト「あ、ハアトは・・・」





ハアト「みんな、おはよ」





ハアト兄は、三男!
完璧真面目キャラ!





ルワ「せーの・・・」





みんな「いただきますっ!」





りみ「今日の予定は~?」





ハアト「図書館行ってくる」





エイト「真面目だな」





ルワ「来週は、
あけといてね~!
みんなで出かけよ~!」





りみ「わぁ! やった!
てか、ハアト兄
1人で行くの?
彼女?」





ハアト「違うよ。
りみも行く?」





りみ「(げ・・・)」





ハアト「算数のテストの点数・・・」





りみ「うわぁっ!!」





エイト「何だよ。りみ」





ルワ「なんとな~く理解した!
今日は、勉強会にしよっか!」





ハアト「そう?
じゃ、家で勉強するよ」





りみ「え~ん・・・(涙)」





エイト「了解!
じゃ、9時からなー!」





りみ「みんな・・・
やる気じゃん・・・」





ルワ「りみ・・・で、
算数のテスト
何点だったのかな・・・?」





りみ「ひっ・・・(怖)」





ルワ「ん? な~に?」





りみ「4・・・
45点です・・・」





エイト「ヤバいな・・・
てか、なんでハアト
知ってんの?」





ハアト「勉強してた時、
相談されて」





りみ「ハアト兄が1番、
頭いいし!」





エイト「そっか・・・」





ルワ「りみ、
みっちり
勉強しよーね。
(ニコ)」





りみ「は・・・はい」













*。・ 9時 ・。*





ハアト「ルワ兄は、
エイト兄に。
俺は、りみに
教えるね」





ルワ「はい!
エイトは
何が苦手なの?」





エイト「か・・・
家庭科と・・・国語」





ルワ「なるほど~!
家庭科は得意だな~!」





りみ「算数を主に・・・」





ハアト「どれ?」





スッ・・・





りみ「近いなー
ハアト兄、
私のことすきなの?」





ハアト「好きだよ」





りみ「・・・」





シーーン





ルワ「兄弟みーんな、
りみが好きだよ!
末っ子だし、
大切な妹だしね!」





りみ「ありがとー!!
よし!
勉強・・・勉強・・・」





エイト「あーここも
分かんない・・・」





りみ「あ! 国語?
そこ簡単だよ!
ここはね~・・・」





コツン





エイト「いた・・・」





りみ「あわわ・・・
ごめん!!!
勉強に集中しちゃって・・・!!」





ルワ「し・・・
集中することは
良いことだよ!」





みんな「(集中できない・・・)」





カリカリ・・・





りみ「シャーシン
切れちゃった・・・
取りに・・・」





ルワ「あ・・・あるよ?
使う?」





りみ「あ・・・ありがと・・・って」





ルワ「あ、ないっ!」





りみ「アハハハ!!(笑)」





ルワ「そんなに?!」





りみ「ツボったわー!(笑)」





エイト「俺、今日パス!
とりま、自分の部屋に・・・」





ルワ「あ!
それ! 実は・・・」





私達は、
ママ・パパがいない。





私達を、交通事故から守って
他界へ行ってしまった。





それから、
おじさん・おばさん・
お兄ちゃん達がずっと
守ってくれてるの。





ルワ「今は、
おじさん・おばさんが
家賃を払ってくれて、
1人1部屋だけど、
ちょっと部屋を狭くして、
2人1部屋になったんだった!」





りみ「わぉ!
私、ハアト兄とがいい!」





エイト「なんで・・・」





りみ「勉強!
それに、
年が1番近いし!」





ルワ「上2人と、
下2人で分けよっか!」





ハアト「了解」





エイト「・・・」





ルワ「ってことで、
移動しよー!!」





ガタガタ・・・













☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





りみ「もう、
夕方じゃん!!」





エイト「でも、
移動は終わったぞ」





ルワ「お昼ご飯、
忘れてたね。
夜ご飯作っとくよ!」





カチャカチャ





ハアト「りみ、
あのアイドル?
どーにかして」





りみ「え?
グッズ?
飾んないと、
勉強できないから」





ハアト「ゴチャゴチャで邪魔」





りみ「えー??!!」





エイト「確かに邪魔だな」





ハアト「エイト兄も見たの?」





エイト「移動した時にさ」





ハアト「今もヤバいよ。
なかなか」





りみ「分かった、
分かった片付けるよ!」





ルワ「よし!
できたよー!
あと、りみ!
後でちょっといい?」





りみ「うん・・・
(勉強かな~・・・)」





ルワ「せーの・・・」





みんな「いただきますっ!」





エイト「ハンバーグうま」





ハアト「やっぱ、
ルワ兄はすごいな」





りみ「天才!
ルワ兄は家庭科!
ハアト兄は勉強!
だね!」





エイト「俺は?」





りみ「えっと・・・?(笑)」





ルワ「エイトは
カッコイい!
イケメンだよー!!」





ハアト「そうだね。
カッコイい」





エイト「(照)」





りみ「照れてるー!!(笑)」





エイト「うるせー!!」





ルワ「りみ!
ちょっといいかなー?」





ガタン





ルワ「りみ」





りみ「ん?
どーしたの?」





ルワ「俺は・・・
りみのこと・・・」





りみ「え・・・?!」





ルワ「心配」





りみ「・・・は!?」





ルワ「だって、
ハアトとエイト兄に
狙われて・・・あっ!!」





りみ「狙われて・・・?」





ルワ「気づいてない・・・か」





りみ「え!?
どーいうこと?!」





ルワ「あの2人、
りみが好きなんだよ」





りみ「え!!??
そーやって
言ってたの?」





ルワ「いや、完全に
そーでしょ!」





りみ「でも、
兄弟だよ?」





ルワ「それは・・・」





りみ「もしかして・・・
それが本題?」





ルワ「それが・・・
○○○○・・・」





りみ「・・・!?!?」













*。・ 次の日 ・。*





ハアト「りみ?
学校だよ?
起きな?」





りみ「ハアト兄・・・」





ハアト「?」





りみ「う・・・ううん。
なんでもないよ」





ガチャン





ハアト「?」





エイト「おはよう。
りみ・・・」





りみ「おはよ・・・(プイッ)」





エイト「え・・・?」





ルワ「・・・」





りみ「行って来ます」





エイト「みんなで行かねーの?」





りみ「ごめん。
今日無理」





バシッ





ハアト「待って。
いきなり、
どうしたの」





りみ「あの・・・えっと・・・」





ルワ「ほら・・・遅れるよ!」





エイト「チッ・・・言えよ!!
心配するだろ!!」





ハアト「ゆっくりでいいから。
言ってくれると嬉しい」





ルワ「・・・」





りみ「ママと、
パパは再婚で、
私はその間に
生まれて・・・」





エイト「!?!?」





ハアト「ルワ兄、
そのこと話したの・・・?」





エイト「おい・・・早いだろ!
りみには、みんなで
ちゃんと・・・」





ルワ「ごめん」





りみ「エイト兄とルワ兄は
ママの子供。
ハアト兄はパパの子供・・・」





「私は、その間に
産まれた子供」





エイト「っ・・・」





りみ「この機会に
ちゃんと知れて・・・
良かった」





ガチャン・・・!





エイト「おい! りみ!」





ハアト「今日学校休む」





ルワ「本当ごめん」





エイト「うるさい。
さっさと行くぞ」





ダッ・・・





ルワ「りみ、
学校には
いないって・・・」





ハアト「どこ行った・・・」





エイト「あ!
あそこかも・・・!
行ってくる!」





ルワ「ハアトは・・・」





ハアト「2人の邪魔しちゃ
ダメでしょ」





ルワ「ハアトも、
好きでしょ?」





ハアト「え?
恋愛感情じゃないよ?」





ルワ「え・・・?」





ハアト「勘違いしてない?
家族感情なんだけど・・・」





ルワ「げ・・・
(りみに余計なこと
言っちゃった・・・)」













*。・ 一方 ・。*





エイト「りみ!!」





りみ「あ!」





ダッ・・・
バシッ





エイト「もう逃げられない」





りみ「ごめんなさい。
グルグルしちゃって・・・」





エイト「・・・」





りみ「本当の兄弟だと
思ってたのに・・・」





エイト「・・・」





りみ「それに、
狙ってるとか・・・
余計だし」





エイト「え?
狙ってる・・・?」





りみ「エイト兄とハアト兄は、
家族に恋愛感情が・・・」





エイト「まじか・・・
(ルワ兄め・・・)」





りみ「それで、
グルグルで・・・」





ピロン





りみ「ルワ兄だ・・・」





エイト「なんだって?」





りみ「ハアト兄は、
りみのこと、
家族感情で
好きだって!」





エイト「・・・?」





りみ「あー!
よく分かんないよー!!!」





エイト「りみ!
好きだよ!」





りみ「私もエイト好き!
好きだよー!!」





エイト「今までも、
これからも
よろしくなー!」





りみ「うんっ!!」





エイト「とにかく、
ルワ兄とハアトに
連絡しよっか」





りみ「あ、そだね(笑)」





私達の家庭は少し
変わっているかも知れない。





けど、恋愛は自由だ。





「恋愛は自由だーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」







*end*

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