どうしてアイツが気になるの

CAST凛美凛美

作者:りっぴ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.08.26

わたし、リミ。
自分で言うけど、
自分はかわいい。





いわゆる・・・一軍。
モテグループに
いるんだけど、
わたし中学デビューなんだよね。





小学校のときは
すごく地味だった。





でも、受験して、
私立の中学来て、
おしゃれになった。





とりあえずかわいい
グループにいて、
モテるんだけど、
なんか・・・
違和感をかんじていた・・・





ユズ「キャハハっ!
うけるー。
マジでおもしろいね!」





クルミ「それなー!
マジでなんなのっ!
面白すぎーキャハハ!」





ナツミ「でしょー、
面白いよね」





ユズ、クルミ、ナツミが、
わたし達の・・・
いわゆる、一軍グループ。













・*。・ 放課後 ・。*・





はぁー。疲れた。
あの3人といると、





・声は1オクターブ上げる
・360度可愛くいる
・話を合わせる
・ちょいブリっ子は基本





・・・とまぁ、
大変なわけ。





はぁー。





・・・あっ! 今日、
小学時代の友達、
アリサと会う約束
してるんだった!





アリサは、わたしに
声をかけてくれた
やさしい女の子。
大親友!





近くの公園で、
最近についてお話するんだ。





制服で集まる予定だし、
すぐ行かなくちゃ!





アリサ「リミー。久しぶりだね」





リミ「アリサ! 久しぶりー」





アリサ「ねー、最近どう??」





ベンチに座る。





リミ「んー。ちょっとね、
一軍グループに
入れたんだよねー。
小学校でいえば・・・、」





アリサ「ナナちゃん?」





リミ「んーナナちゃんでは
ないかな。
ユナちゃんかな?」





アリサ「あー、目立つ感じ?
よかったじゃん!!」





リミ「うん。
でも、大変だよ」





大変なことを話し出す。





愚痴になっちゃいそうで、
ピタッと終わった。





リミ「アリサは?」





アリサ「わたし?
わたしは、まあ普通かなー」





まあ普通は
普通だよねー。





リミ「部活とか入った?」





アリサ「野球部マネージャー」





リミ「めっちゃいいじゃん!」





話は盛り上がって。





もう、時間がすごく
経っていた。





リミ「じゃあ、ばいばい!」





アリサ「またねー」





アリサとは
家の方向が違うから、
公園の出入り口も違う。





アリサと別れ、
出入り口へ向かっていると、
南くんが目に入る。





小さな男の子、
女の子たちが
南くんに集まって、
楽しそうにしていた。





南くんって・・・
クラスでは目立たない、
地味な子。





地味な子に話しかけたら、
わたしも誤解されちゃうし、
こんな人にこび売っても
わたしに得はない。





そう考えて、
そのまま公園を去った。













・*。・ 次の日 ・。*・





クルミ「ねえー、聞いて!
前、他校に彼氏いるって
言ったでしょ?」





ユズ「うん、
どうしたの?」





クルミ「ふられちゃった!
てへ!
まあ別にいいんだけどね、
そんなに
カッコよくなかったし」





ナツミ「じゃあなんで
付き合ってたの?」





クルミ「えー?
なんとなく。
その人、モテてるんだよね。
モテてる人と付き合ってたら
いいじゃん?」





(なにそれ、ひどい・・・)





そうは思うけど、
言わない。





へぇー、と。
それだけ言ってれば、
いいの。











・*。・ 放課後 ・。*・





塾へ行くとき、
あの公園を通るから。





南くん、今日もいたりして・・・
って思って、見る。





今日も、いた。





小さな子たちに
慕われている。





えっと・・・まぁ、
評価を上げるため、だよ。





塾まではたっぷり
時間あるし・・・





リミ「南くん。
なんか、意外」





南「えっ、
リミさん・・・!?」





リミ「すごく、仲良しだね」





南「ああ、うん。
この子、いとこで。
この子の仲いい子も
仲良くなったんだ」





リミ「そうなんだー。
めっちゃ慕われてるね」





南くんはすごく
照れてるみたい。





リミ「毎日遊んでるの?」





南「まぁ・・・、試験期間とか、
勉強しようってときとか
以外は・・・ほぼ」





リミ「わたしも・・・
たまに、来ていい?」





思わず、言ってしまった。





南くんはすごく驚いた
顔をしていた。





南「うん、いいよ」





リミ「やった!
あっ、じゃあ、
ごめんね~
わたし、塾があるから。
今日は、帰るね。
ばいばーい」





南「ばいばい」





はぁー・・・
ドキドキした。





でも、なんか、
明日から楽しみだなぁ。













・*。・ 次の日放課後 ・。*・





早速わたしは
公園へ向かった。





南「りみさん、
本当に来たんだ・・・」





リミ「リミで、いいよー。
わたしも、
ルワって呼ばせて。いい?」





南「うん」





わたしは小さい子たちに
向かってあいさつ。





リミ「こんにちは!
わたし、リミっていうの。
よろしくね」





「「「よろしくねー!」」」





みんな、すごく可愛い。





毎日毎日公園へ通うごとに、
わたしの心のなかで、
いやしの時間となっていった。





ルワとの距離も、
縮まっていった。





でも・・・学校では、
ルワと話すことは
一切なかった。





ルワもそのへんは
わかってくれてるみたい。













・*・‐ ‐・*・‐ ‐・*・





ある日―――――





ユズ「ねーねー、知ってる?
昨日さー、たまたま
公園通ったらさー、
南がいて、
ちっちゃい子と
遊んでたんだよねー」





昨日は・・・
たまたま、行かなかった。





めっちゃ疲れてたのだ。





クルミ「なにそれウケるー。
意外なんですけど!」





ナツミ「それな!
南ってそういうタイプ?w」





みんな・・・
ネタにして笑ってる。





わたしも・・・
笑わなきゃ。





ルワをバカにするように、
笑わなきゃ・・・





リミ「あっ、あははっ・・・
なんかキモいねー・・・」





ナツミ「ねー!」





あ・・・、
キモいとか言っちゃった・・・





そんなこと、
1ミリも思ってないのに。





ルワ・・・ごめん。
思ってないんだよ?













・*。・ その日の放課後 ・。*・





ルワ「・・・・・・リミ。来たんだ」





リミ「えっ?
うん。会いに来たよ~」





ルワ「キモいって
言ってたのに?」





・・・っ・・・聞かれてた・・・





リミ「そっ・・・、
それは・・・・・・!」





ルワ「言い訳とかいいから。
そう、思いながら、
からかいながら
来てたんだろ?」





リミ「その・・・
グループのノリで・・・・・・!」





ルワ「帰って」





リミ「・・・ごめんなさい。
明日また来ます・・・・・・」





「リミねぇ
かえるの?」





リミ「うん、
またね・・・」





みんなに背を向けて
歩き出す。





ポロッ・・・





涙があふれる。





ポロポロポロポロ・・・・・・





なんでっ・・・?





ルワに声をかけたのってさ・・・、
評価上げるためだよね・・・?





なんで、なんで、
悲しくなってるの?





ルワなんて、
超地味男子じゃん。





なんで・・・、
あんな奴よりいい
男の子いるのに・・・
なんで? なんで?





ポロッ・・・・・・





走って家へ帰った。













・*。・ 次の日の放課後 ・。*・





トボトボトボ・・・・・・





リミ「ルワ・・・」





公園の前までは来た。





けど・・・
勇気が出ない。





どうしよ・・・
帰ろうかな・・・





「あっ! リミねぇ!」





あっ・・・・・・
バレちゃった。
ルワにもバレたし。





リミ「ルワ!
昨日は・・・
ごめんなさい!」





ルワ「・・・・・・・・・・・・」





そっぽを向いて無言。





リミ「昨日キモいって
言っちゃったのは・・・
あのグループに居たいっていう
思いがあったの・・・
みんながそういうノリだったから、
わたしも言っちゃったの。
でも・・・こんなの言い訳に
過ぎないよね。
ホントにごめん・・・!」





一気にまくし立てる。





伝わって・・・、
この想い!





ルワ「うん。分かってる、
けど・・・、
好きな人に、キモいとか
言われたくなかった」





へっ・・・・・・?





すっ・・・好きな人・・・・・・・・・?





リミ「好きな人って・・・?」





ルワ「俺・・・リミが好きだから。
他の女子に言われても
特に何も思わないけど・・・
リミだったから」





リミ「ルワ・・・!
わたしも、ルワが好き!」





実はうすうす
感じてたのだ。





この感情が、
友達に向けるものではなく
男の子として好きだという
感情だということ。





これが・・・
恋だということに。





ルワ「じゃあ・・・
よろしくお願いします」





リミ「はいっ!」





この幸せ、
続きますように/////







*end*

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