向日葵恋物語

CAST林 美央子林 美央子

作者:Mr.インクレディブル

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.05.16

Hello!
林ミオコです。





私には彼氏がいます。
それは・・・?





「ミオコ! おはよ」





ミオコ「リョウ君・・・おはよう」





リョウ君こと、
黒澤リョウ君。





告白は私から。





小学校のときも
違うクラスで、





中学に入っても
クラスはバラバラで・・・





でも、
それでもいいと思ってた。





そっと見てるだけの
片想いでいいって。





でもね・・・リョウ君、
すごくモテるんだよね・・・





ほら、
皆も恋したことあるから
分かるでしょ?





《片想いは叶わない》って。





だったら、リョウ君に
可愛い彼女さんができる前に
伝えておこうと思って。





太陽が眩しい、
向日葵畑で。

















★★*★★*★★*★★*★★*★★*★★*★★*





ミオコ「あの・・・
私、林ミオコです」





リョウ「ししし、知ってるよ」





リョウ君が噛んで
顔が真っ赤になってて、





私は思わず
笑ってしまったの。





ミオコ「・・・あははっ。
黒澤君っておもしろいね」





リョウ「なっ・・・別に、
よくあることだろ!?」





いつも遠くからみていた
リョウ君の笑顔が
私にむけられていて、





思わず言ってしまったの。





ミオコ「好きです!!」





リョウ「・・・え?」





沈黙が流れた。





あーあ、きっと
フラれるんだろうな。





分かってたのに、





どこかで期待してる
自分がいて、





涙が出てきた。





リョウ「なんで泣いてるの!?
俺、お前のこと・・・好きだよ?」





嘘・・・





ミオコ「ほ・・・んと・・・?」





リョウ「ほーんと!
ずーっと前から、
林が好きだった。
だからさ、もう泣きやんで?」





ミオコ「うん・・・黒澤君」





リョウ「?」





ミオコ「リョウ君って・・・
よんでいい?」





リョウ「!! いいよ・・・///」





ミオコ「あとね・・・
私を好きになってくれて、
ありがと・・・」





リョウ「・・・そういうことは、
2人きりのときに言え。
皆、こっち見てるぞ」





ありゃりゃ。
やっちゃった。





リョウ「逃げるぞ!!」





リョウ君に
手をひっぱられて、





私のドキドキは
最高潮に達した。

















★*★*★*★*★*★*★*★*★*★*★*★*





ねぇ、リョウ君?





女の子の悲鳴には
なれたけどね。





リョウ君には
まだなれないよ。





リョウ君の温もり、
手のひらの温かさ。





これからもたくさん、
私をドキドキさせてね?





ずっと一緒に
いようね?





リョウ君、
大好きだよ。







*END*

─ ニコ学名作リバイバル ─
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

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