恋花火

CAST林 美央子林 美央子

作者:DIVE!!

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.06.08

みなさんこんばんは!
林ミオコです。





今日は・・・





片想い中の
サッカー部のキャプテン・
西ユアン君と
花火を見るんです。





勇気をだして
誘ってみたんだ。





ユアン「林! 待った?」





ミオコ「ううん///」





ユアン君だ・・・!





やばい、
顔赤くなってないかな?





ユアン「じゃ、花火が
よく見れる所に行こーぜ!」





ミオコ「う、うん!」





手をのばせば、
ユアン君と手をつなげる・・・





・・・ううん、
やっぱ無理!





そんな勇気ないよ!





ユアン「あ、ここ!
超よく見えるんだ!
1週間前から
場所取りしてたんだ!」





1週間も前から?





もしかして・・・





ミオコ「・・・ユアン君は、
私のこと・・・」





ヒューン・・・





ドーン!





ユアン「すげー・・・綺麗だな!」





ミオコ「う、うん・・・!」





ユアン君のほうが
綺麗だよ。





ヒューン・・・





ドン!





ヒューン・・・





ドン!





恋する瞳に
花火は彩って見えて。





つい願ってしまうの。





「もっと、もっと、
近づきたいな」











♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪





次の花火が最後だ・・・





ユアン君、
楽しんでるのかな?





さっきから
だまってるけど・・・





今日、
言ったほうがいいかな?





でもフラれたら・・・
もう話せないし・・・





でも、このままじゃ・・・





ヒューン・・・





ドン!





ヒューン・・・





ドン!





ヒューン・・・





ドン!







ドドン!







最後の花火が終わった。







ユアン「じゃ、また学校で!」





・・・たくさん迷ったけど・・・





やっぱり、伝えたいな。









ヒューン・・・





ドン!!







急に花火があがった。





ユアン「え・・・
もう終わったんじゃ・・・」





ミオコ「ちょっと待って!」





驚いた顔で
ユアン君は振り返った。





ユアン「どうした?」





もう、ユアン君の
笑顔が見れるのも、最後かな?





それでも・・・伝えたいの。





その優しさに、ふれたいの。







夏の終わり、
ひとつの恋が動いた。





たくさんの想いを、
言葉にのせて・・・







ミオコ「ずっと、ずっと・・・
好きでした」







☆END☆
*ニコ学名作リバイバル*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

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